Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

武蔵小山でスペイン料理 「エル・パストール」

2009-02-28 18:49:08 | 食べ歩き
家の近所にある小さなスペイン料理屋、前々から気になっていたのだがやっと行く機会を得た。

エル・パストール El pastor - スペイン料理、スパニッシュ(武蔵小山) [食べログ]

かわいい入り口を入ると右手はすぐ厨房、バスク帽をかぶった若いシェフの顔を見ながら奥に入ると4人掛けテーブルが5つある。


写真入のメニューを見ながら早速注文。
 まずはイベリコ豚の盛り合わせ。やっぱり生ハムがいちばんおいしいなあ。
 最近ほんとよく食べるようになったモツ煮込み。ハチノスは癖がなくて食べやすい。
 サンシモン・チーズってどんなものだろうと頼んでみた。ベークトポテトにほくほくのにんにく、チーズをのせて食べるとおいし~。
 メインはイカスミのパエリア。これで2人前、具がてんこ盛りで下のご飯にだしがよくしみている。あまりおいしかったので、食べ切れなかった分は無理に持ち帰りをお願いしてしまった。
 満腹でもやはりチェックしなければ、とデザートも注文。カスタードプリンの中にリンゴがたくさん入り、サングリア・ゼリーがのっている。これもおいしゅうございました。

味はいいし、お店のご夫婦もとても感じがいい。値段は武蔵小山価格で非常にリーズナブル。
こんなにいい店と知っていたらもっと早く来るんだった。
またご飯食べに来ようっと。


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麻布十番であんみつ

2009-02-25 23:40:59 | 食べ歩き
野暮用で麻布十番へ。
用事が済んだ後、小腹が空いたのでうろうろしていたら裏道にこじゃれたお茶屋さんを見つけた。
福茶 東京 麻布十番【抹茶カフェ】おいしいお茶とスイーツが楽しめるお店

 
すっきりと明るい店内はいかにも女性好み。
各席にひざ掛けが用意されていて「どうぞ長居してください」という姿勢も好もしい。

たくさんあるパフェの中から「薬膳あんみつ」をチョイス。
 抹茶寒天とあんこの上にクコの実やら松の実、ひまわりの種とかナツメがのってボリューム満点。
おいしいお煎茶と一緒にいただいてほっと一息。

別の日には商店街にある Koots Green Tea で黒豆ミルクパフェ
 ミルク寒天の上にソフトクリームとあんこ、黒豆と芋ようかんがのっているのだが、大きな黒豆がきれいに煮えていて期待以上のお味。
ここはタリーズ系列のチェーン店だがメニューもよく考えられているし、なかなかやるな、と言う感じ。

ただしどちらも高い!と思うのは値段の感覚が中華圏になっているからだろうか。
香港や台湾ならごはんが2,3回食べられる・・・。


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ベトナムのポスト

2009-02-24 14:53:31 | コレクション
ベトナムのポストは黄色。 
予想通り、旧宗主国フランスと同じ色。

ラオスも元フランス植民地なので黄色ではないかと思うのだが、今回旅した山の中でポストに遭遇することはかなわず。この国にも「山の郵便やさん」はいるんだろうか。

ところでベトナムで感激したのは絵葉書の趣味の良さ。
添乗員には「これがいいというセンスって・・・」とあきれられたが、自分的にはかなりいけてる、と思うのだ。

 
 


どう?

過去のポスト・コレクションはこちら↓

ふみの日記念 ポスト・コレクション
ポスト・コレクション 2
香港のポスト
ポスト・コレクション 4

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ラオス料理 スペシャル編

2009-02-22 18:55:27 | 東南アジア
(注)本日グロい写真が多くあります。お嫌いな方はスキップしてください。

ラオスは貧しい国である。GDPは日本の100分の1程度だし、その国の中でも北部山岳地帯は貧しい地域である。

しかしこの国で食うに困ることはない、と言う。米さえとれればおかずは山の中にいくらでもあるのだから。前にも書いた通り竹の子は1年中食べられるし、山菜もいろいろある。動物性たんぱく質だって豊富にある、というわけでその一端をご紹介。

 まずはねずみ
 市場では開きも売っている。
 ジャガイモと炒めたものをいただいたが、想像通り食べる所はあまりなくて味はよく分からず。

 この檻の中にいるのはお腹の赤いリス
 これも肉は少ないが、生姜と葱をきかせた炒め物はなかなかおいしい。
 姿焼きとなると匂いがきつくてちょっといただけないが。

 同じく生姜と葱で炒めた、これはモグラの肉。分厚い脂肪がついているが、これがしつこくなくて実においしい。
 
ラオス人はこのモグラが大好きだそうで、我々も夕食のおかずにしようと捕まえてぶら下げている地元民から買い取った。市場でもかごに入れて売られていたこのモグラ、竹の子を常食にしているのだそうだ。

 さすがにこれはいただかなかった犬の肉。
ベトナムのダオサンの市場では生きたわんこがあきらめ顔で重さを測られていたっけ。

 
ある日の昼食は雉。ドライバー氏が羽根をむしってさばいてくれる。ジビエはむろんうまい。
 これは雀だろうか、頭がついているところがグロいが、これも骨ごとバリバリいただいて美味。
 もう一つの鳥料理は鴨(アヒル?)の内臓を生の血であえた料理。スパイスと香草を効かせたソースは酒飲みのおじさんが絶賛するおいしさ。

海のないラオスでは川のものを食べる。
 どの市場でも開いてさらに2つ折りにした魚を売っているが、
 中にピリッとしたペーストを塗って焼いたこの魚は臭みもなくて日本人好み。

もう一つ川のもの
 
小さな蛙は生も干物も束で売られている。
 これを調味料であえて
 炭火で焼く。
思い切って頭からいただくとこれがパリパリしておいし~。ツアーメンバーも絶賛。

と珍しいものをいろいろいただいた今回のラオス・ツアーだが、主催のS社の名誉(?)のために書いておくと、このコースの食事がいつもこうなわけでは決してない。

事の発端はラオス入国直後のお家訪問。台所に食材のねずみがいて、ラオス人ガイドたちが「これはおいしい」と言うものでツアーの中のおじさんがどうしても食べてみたいと言い出した。これに賛同者が多数(全員ではない)いたもので、それ以降ガイドさんのサービス精神に火が着き、次々に珍しい食材が食卓に上ることになったわけ。

ベテラン添乗員が「1人ぐらいきゃー、とかいやー、とか言いなさいよ!」と言うぐらい食欲・好奇心旺盛だった今回のメンバーだが、「いつもこんなもの出しちゃ駄目よ」と添乗員がガイドに言っていたので、特別にリクエストしない限り次はこうはいかないだろう。

 何でも食べちゃ駄目、と看板も出ていることだし。


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銀座でシンガポール料理 Seafood Republic

2009-02-20 21:23:54 | 食べ歩き
仙台からお友達が上京したので久しぶりに銀座でランチ。
なにか珍しいものを、と思ってマロニエゲートにあるシンガポール料理のランチ・ビュッフェを選んでみた。
ぐるなび - シンガポール・シーフード リパブリック ~銀座 マロニエゲート~

 入り口の雰囲気はちょっとチープだが、中に入ると窓が大きく、白いインテリアで明るい。

夜は入り口の水槽にうようよいたマッドクラブが売りのようだが、昼はシンガポール料理のビュッフェ。
  
カニが一匹泳いでいるスープが目を引くが、これはパンにつけて食べる。酸辛湯のような味だが、カニの味はあまりしなかったかも。

 他には大根餅の炒め物とか、フィッシュヘッドカレーとか、見た目は地味だが結構本場っぽい味がする。ライスはついていなかったけれど海南チキンがおいしい。
 バクテーもちゃんとあって、漢方薬くささは足りないけれどお肉が柔らかくてこれもおいしい。
 カウンターで頼むと作ってくれるラクサはビュッフェなのでほんの一口。魚のだしが効いて意外に辛い。

辛いものの後には甘いもの。
 こちらもはでさはないが、ケーキなどしっかりした味でなかなかいける。

ジャスミンティーはどんどんついでくれるし、時間の制限がないのでゆっくりできる。このロケーションで1750円なら女性客でいっぱいなのも納得。

ところで仙台のお友達からはお土産にクッキーをいただいた。
 これは仙台でパレスチナを支援する「パレスチナ・オリーブ」がガザ支援のために販売しているもの。500円の価格のうち、200円がガザの「アトファルナろう学校」に送られると言う。
クッキーを作っているのは障害者作業所で、パレスチナ・オリーブも手が足りず注文に応じるのが大変とのことだが、趣旨に賛同される方はぜひご注文を。

パレスチナ・オリーブ Tel. 022-343-8754
Palestine Olive

↑こちらのホームページを見るだけでもパレスチナのことがよくわかって勉強になります。


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ベトナムの戦利品

2009-02-19 18:05:16 | 東南アジア
今回の旅のお土産もろもろ。

 ハノイ旧市街、フックロイの木製はんこ。左の大きい方には住所、右の小さい方には名前を入れてもらった。漢字もOK,いい出来で満足。

 
料理本は旅先で必ず買うもの。眺めるだけのことが多いけれど、ベトナム料理は香辛料をあまり使わないので作りやすい。
右の小さな器はダオサンの市場で1ヶ10円。

 サパのこじゃれた店でつい買ってしまったクッションカバーとバッグ。

なにしろラオスの山の中では店もなかったので「なにか買いたい欲」が充満していたのだ。
ラオスで買ったのはほとんどこれだけ。
 サムタイの手織り布。絹製で25ドル。模様は織り手の家族に伝わる独特のもので、確かにここでしか見かけなかった。

そしていつもの通り、消え物関係はスーパーで。
 菊花茶や緑豆のお菓子、スープの元。
 インスタント・フォーには見たことのあるようなねずみの顔が。

こちらは買わなかったけれどやはりハノイのスーパーで見かけたインスタントラーメン。
 
ラオスの市場にはこんなものも。
 

いまや海外で日本風のデザインと言えば「スモー」なんだろうか。
横綱はモンゴル人なんだけど。


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ベトナム・ラオス北部の旅 15 再びハノイ

2009-02-18 03:07:41 | 東南アジア
1月5日

早朝4時45分、ラオカイからの列車は15分遅れでハノイ駅に到着。
 
 335キロを8時間半かかったわけだから時速40キロ。のんびりした列車で何時間かはうとうとできた。

ツアーはホテルに直行、昼までお休みください、というわけだが最終日を寝てはいられない。シャワーを浴びてちょっとまどろんだら行動開始。

まずは初日に行ったアイスクリーム屋を再訪、本屋をのぞいてからホテル近くの食堂でベトナム最後のフォーを食べる。
 
 フエ料理のこの店、昼のお惣菜もおいしそうで、ここはまた来なきゃ。

ここからちょっと歩いておいしいと評判のコーヒー屋へ。
 
やり手らしいマダムの仕切る店で豆を選び、挽いてもらう。
待っている間にお向かいのカフェからコーヒーを持ってきてくれた。
 冷めないようにカップがお湯に入っているところがさすが評判の老舗。コーヒーはベトナム・コーヒー特有のバニラの香りが高くておいしい。今も毎朝楽しめて幸せ。

こんなことをしていたら午前中はあっという間に過ぎて集合時間。ギリギリにツアーに合流して午後は市内観光。

 まずは中国の人民広場みたいなホーチミン廟の前を通って
 
一柱寺。池の中に立つ一本柱の上の小さなお堂には観音様が祀られている。
 その前に建つこちらが本堂になるのだろうか、大きなお堂の中は道教の混ざった中国っぽい仏教だ。

次に向かったのは文廟
 
11世紀にベトナム最初の大学となったところで、ここもいかにも中国文化圏。
 
 
貝殻の形をした瓦がきれいな本堂の中には孔子が祀られ、中庭の回廊には科挙合格者の名前を刻んだ石碑が並ぶ。石碑の台座の亀たちは秀才達にあやかろうと長年大勢の人になでられて頭がつるつる。もちろんしっかりなでてきた。

この後は旧市街で自由時間。
 
最後の買い物をして、足裏マッサージをして、夕食を摂ってから空港へ。

夜中にハノイを出た飛行機はたったの4時間で成田着。
寝る暇もなく家に着いてしまった。


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ベトナム・ラオス北部の旅 14 ダオサン~ラオカイ

2009-02-14 01:33:00 | 東南アジア
1月4日 続き

ダオサンから山を降り、サパ、ラオカイに通じる幹線道路に戻る。

しばらく行くと道端にバスを待つランテン・ザオ族の姿が。
  
この人たちも前日のランテン・ザオ同様、黒い服に赤い房飾りをつけているが、大人の被り物がまったく違う。
  
三つ編みのような太いひもをぐるぐる巻き、てっぺんに独特の飾りをのせている。これは帽子のようになっているのだが、実にユニークな形だ。

さらに行った町の市場で見かけた黒モン族の衣装はかっこいい。
   
短いスカートの下には脚絆を巻き、藍でオイルスキンのようにてからせた上着の袖と襟の裏に鮮やかな緑の刺繍が入っている。男性の上着も襟の裏にだけ刺繍が入り、着るならこれが着てみたい。

 やがて道は標高を上げ
 まわりには面白い形の山が多くなる。

心配された道路工事もなく、これなら早くサパの町について買い物ができる、と喜んでいたところで工事に引っかかった。かなりの数の車が列を作り、運転手もみんな降りて様子を見守っている。
そしてそんな車の列の脇には屋台がずらり。
  
本来は近くにある滝見物の客目当てらしいのだが、工事待ちの客でいい商売になっている様子。
お姉さんに栗を焼いてもらってお茶をいただき、小一時間も待ってやっとここを通過する。

そしてたどり着いたサパはフランス植民地時代の避暑地。インドのシムラにちょっと雰囲気が似ている。
 久しぶりに見る観光地で、こじゃれた店もちらほら。

買い物に走る我々に擦り寄るのは赤ザオ族の土産物売り。
  
未婚の子はスカーフ、既婚の女性はターバンで得意の刺繍を売る。

  
この町でも黒モン族を多く見かけたが、3人ずつなのはなぜだろう。

夕暮れにサパの町を出て山を降り、中国との国境の町ラオカイへ。
外国人旅行者でいっぱいのレストランで食事をしてから駅へ向かう。
 ベトナム語の駅が「ガ」なのはフランス語のGareから来ているのだろう。

ここからハノイまでは寝台車の旅。
  
すべて予約制の一等車のようだが、18両の車両がすべて異なり、微妙に内装などがちがうのが面白い。
 
1つのコンパートメントに上下2段の4人づつ。ベッドには枕と布団がセットしてある。

列車は20時15分、定刻どおりにラオカイの駅を出発した。


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ベトナム・ラオス北部の旅 13 ダオサンの日曜市

2009-02-12 20:31:39 | 東南アジア
1月4日

本日もまた暗いうちにホテルを出て幹線道路から外れた山の上、ダオサンの日曜市を見学に行く。

車で山道をどんどん登っていくと市場へ向かう少数民族がちらほら見え出す。なにも大変な山のてっぺんではなく平地に市をひらけば、と思うが、四方八方から人が集まるので山の上が一番公平なのだろう。
 
山の向こうは中国の雲南省、みんな山道をバイクや徒歩でえっちらおっちら登ってくる。

 市場に着いた頃はまだそれほどの人出でもなかったが、時間が経つにつれてどんどん人が増える大盛況の市場。

売っている物は
  
肉や野菜。手前の黒っぽいものは納豆を干したようなものだろうか。
 
鮮度ばつぐん、生きたお肉も量り売り。
 
マントウや、右のはさみで切っているのは懐かしい味の麦飴。
  
衣料品を物色する女性達はどこでも熱心。
 おばあちゃんが売っているのはお線香
 裏手にはもちろん軽食屋もあり
 涼粉のおやつなど売っている所はいかにも中国が近い。

そしてここに集まる少数民族
   
ダオコド族の既婚女性は髪を剃り上げ、赤い三角帽と銀の輪を頭に載せている。よく落ちないものだと感心するが、寒いからか帽子の上にタオルを巻いている人が多いのが面白い。赤ん坊の帽子や服も手が込んでいる。
  
大きな三つ編みのかもじをつけたハニ族。パタンのハニ族とはまったく衣装も顔つきも違うが、やはりハニ族というらしい。
  
このモン族の上着は細かいパッチワークが見事。額の真ん中のお団子も見事だ。

日が高くなるにつれて芋の子を洗うように混んできた市場を出て山を下ると棚田が美しい。
 
 ずっと曇りがちだった今回の旅行、最終日になってやっとピーカンになった。


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ベトナム・ラオス北部の旅 12 パソ

2009-02-10 00:06:17 | 東南アジア
11月3日 続き

昼、ホテルのあるパソの町に着いた。
 
ロビーにはずらりと蛇やら虫やらが浸かった焼酎が並び、かぼちゃのランプが下がって面白い。

 ホテルの前の広々とした道路は工事中。
 河の向こうには立派なお役所の建物が並ぶが、閑散とした町はなんだか映画のセットみたい。
この町は前日泊まったライチョウの町がダム工事のために沈む予定なので作られたそうなのだが、工事の遅れか、ライチョウに変化はないとか。

午後はまたこの周辺の村訪問。
白モン族の村では道端でおばちゃんたちが野菜を売っている。
 
商品はタロイモ、パパイヤ、バナナの花にしょうがなど。
 家の前では豚さん一家がお昼寝中。

次に寄ったのはランテン・ザオ族の村。
 
独特の被り物にピンクのヒラヒラのついた黒い服、白い前掛けと青い背中の布もお約束らしい。

この村の若い子にはかわいい顔をした子が多い。
 
他では影の薄い男の子もここでは結構美形。

次の村でも
  
やっぱりかわいい。

 このお姉さんはシャイでなかなか顔を上げてくれなかったが
 あ、やっと顔を上げてくれた。

 村の男達は焼酎を蒸留したり
 水牛で田んぼを耕したり。
一応まじめに働いている。

次の同じランテン・ザオ族の村ではおもしろいものが見られた。
 

機織のための整経作業をしていたのだが、1人が立ったまま背負子に寄りかかりながら縦糸を張り、他の人がそれを整える、こんな格好を見たのは初めて。
この手のツアーに散々行っているベテラン添乗員も初めて見たというから、かなり珍しいやり方だと思う。
 
若いお嬢ちゃんもベテランのおばあちゃんと一緒に作業して、こうして伝統が伝えられていくのだろう。

いいものが見られてラッキーだった。


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