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鹿児島で年越し 2 中原別荘

2017-01-23 16:39:46 | 国内旅行
今回の鹿児島での宿泊は鹿児島市内のこちら。
 「温泉ホテル 中原別荘」

場所は照国神社の鳥居の前、天文館のすぐ先、と鹿児島市のどまんなか。
名前は別荘だが他に本館があるわけではなく、鹿児島の人間ならだれでも知っている老舗旅館だそう。
昔の高級旅館も今は病院のような無機質な外観になり、主なお客さんは修学旅行生になってしまったそうだが、フロントスタッフの対応などはさすがに老舗らしい丁寧さ。
 今回はちょっと贅沢に二間続きの部屋にしたら、テレビが50インチもあってびっくり。

繁華街の真ん中とは言え、このホテルは名前の通りお風呂が温泉。
なのでチェックイン早々、浴室へ行くと
 フロントの先、浴場の手前に塩化物泉の表示の湯源が見える。

さすがに年末で満室、お風呂も混み合っていたので夕方の女風呂はHPから写真を拝借。
 浴槽は20人ぐらいは入れそうなほど大きいが窓はなく、洗い場も狭いので全体にせせこましい感じの浴室。
加温も加水もしていない源泉かけ流しのお湯は薄い紅茶色でわずかに塩味、においも癖もなくちょっと物足りないが、40℃ほどのぬるめなので長湯ができる。

朝には男女が入れ替わって、翌朝の女湯。
 
こちらは浴槽も一回り大きく、大きな窓に洗い場も使いやすくて、壁に囲まれてはいるが露天も付いている。
前夜からお湯には文旦が20個ほども浮かべられていて、鼻に近づけるととてもい香りで贅沢。
しかしこのお風呂が23時には終了、朝も6時からなのは学生が多いためなのだろうか。

大みそかの夕食は食事処の個室で。
 床の間の掛け軸が東郷平八郎とは、さすが鹿児島。
 
鍋がとんこつの味噌煮なのがうれしいが、あとはあまり鹿児島色が感じられず
 
それでも後から茶わん蒸しや天ぷら、具だくさんのさつま汁に年越しそばも来てお腹いっぱい。
 
デザートのポンカンには旅館の名前が入っているが、これが甘くてとてもおいしかった。

食後は部屋でゴロゴロとテレビを見ながら年が改まると、外からは花火の音と港の霧笛が聞こえてきた。
そこでちょっとホテルの玄関から外に出てみると
 
照国神社に参拝する人たちが鳥居の前から大行列を作り、参道には夜店が並んで、交差点にはDJポリスまで出ている。
ここは鹿児島で一番の初詣でスポットなのだそうだ。

そして明けた元旦。
 期待したよりもだいぶ地味な正月料理だが、えびの入ったお雑煮とつけ揚げ(さつま揚げ)が鹿児島風。

ついでにこの日の夕食は
 
大晦日よりも豪華で一段とボリューム・アップ。
 翌日の朝食にもお雑煮が付いた。

毎食に付いてきたポンカンはお土産にさせていただいて、お世話になりました。


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