Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

小淵沢でごはん

2007-05-30 12:35:57 | 国内旅行
友人たちと一日、小淵沢へご飯を食べに行く。

新宿から高速バスで2時間半、片道2200円。特急あずさだと2時間、5040円かかるからこれはお得。平日なら渋滞もないのでとても快適。

高速脇のバス停から30分ほど歩く。馬術競技場や牧場があってお馬さんのにおいがする。新緑が目に優しく、やっぱり空気がおいしい。

途中の墓地にはこんなお墓が。

牧場の経営者だった方とのこと。ブーツ型の花立が最高。
どうせお墓を造るならこれぐらい主張してもいいと思う。
自分はブータンで散骨と決めているけど。

さて、今日の目的地はここ。

小淵沢レストラン SHIRATO(しらと)-和食中心のおまかせ料理「和楽膳」 〔ホーム〕
会社の元同僚がこちらに移住して始めたお店。

天気の良い日にはテラス席が気持ちいい。すぐ脇を小海線が走っているので、たま~に電車が見える。

本日いただいたのは
 山菜、高野豆腐、山椒入り鶏団子、自家製鶏手羽と鮭の燻製、あなごごはん
 地元の野菜のサラダ
 えびのスパイス焼き

他にほうれん草と春菊の胡麻和え、お漬物、アサリの味噌汁、ゴマプリンにコーヒーと大盤振る舞い。
器や盛り付けにオーナーの趣味がよく出ていて楽しい。

近所には器のお店やガラスの工房などが散在していて、皆さん都会からの移住組。
いろいろな考え方、生活の仕方を実践できるのは素敵だ。

食べまくり、おしゃべりしまくりの一日。
白土さん、おいしい一日をご馳走様でした。

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ふだん着のシェムリアップ

2007-05-28 13:40:10 | 東南アジア
昨年訪れたシェムリアップは安いところから高級なところまで、ホテルのチョイスもふんだんにあり、外国人が食べなれたものも簡単に見つかる、バリ島のような観光地になりつつあった。

今回は3日しか滞在しなかったし、遺跡めぐりに明け暮れたので、カンボジアを見たという感覚はほとんどない。

そんな観光の合間にちらっと覗き見した普段着のシェムリアップ。

 お昼を食べに入った、街裏の普通の食堂。
 ゆで豚のせごはん。
カンボジアで食べた中で実はこれが一番おいしかった。

 昼下がりのオートリキシャ
暑い午後はこれが正しい過ごし方。

 プノンクーレンの果物売り。ライチーが良く採れるところというので買ってみたが、まだちょっと早くてすっぱかった。
 道路わきで売っていたカシューの実。
黄色い部分がフルーツで、種(ナッツ)はその先端に飛び出してできる。1つの実にナッツが一つだけ。カシューナッツが高い理由を納得。フルーツは甘いそうだが買いそびれた。

観光の最後にやっと立ち寄ったオールドマーケット。
 暑い国は野菜が良く育つ。
 淡水魚が中心と思われるが、結構いろいろな種類アリ。
 干物もたくさん。
 そしてやっとありついたアヒルの孵化直前のゆで卵!ベトナムではホビロン、フィリピンではバロットと呼ばれてポピュラーな食べ物、一度食べてみたかったのだ。カンボジアでの名前も聞いたが忘れてしまった。ガイドさんは一度に5個ぐらい食べるというが、とりあえず2個買ってもらう。
半熟卵の要領で殻の上部を割り、ライムを絞って塩を一つまみ、スープをすする。このスープが上品な味でうまい!!
身の方は鶏肉というよりやっぱり卵。黄身がちょっとあっさりになった感じ。くちばしや羽が口に残るんじゃないかと思っていたが、どこにくちばしがあるのかも分からなかった。孵化直前といってもまだ早い時期のものなのだろう。
確かにこれならペロッといける。2個、あっという間に完食。
地元の人に人気のものにはわけがある。食わず嫌いはいけません。

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シェムリアップのちょっといいホテル

2007-05-27 14:47:11 | 東南アジア
今回のシェムリアップでは Hotel Shinta Mani に泊まってみた。
Shinta Mani

部屋数が18しかない小さなホテルで、ホテル学校を併設しているというところに興味を持った。

  
部屋は広くて、女性好みの明るくおしゃれなインテリア。空室札までしゃれている。
 研修中の若いスタッフもみんなかわいくてとても丁寧。
初日の晩はここのレストランで食べてみた。
 
青マンゴーのサラダと魚のすっぱいスープ。

デザートは緑豆あんの入ったおもち、ココナッツがけ。
どの料理も上品な味でおいしい。

朝食のおかゆもおいしいし、静かだし、このホテルは大正解。

ところでこのホテルには姉妹ホテルがある。メインストリートに面した Hotel de la Paix。
H醇stel de la Paix : Siem Reap, Cambodia (next to Angkor Wat temple complexes)
 
 
2005年の秋にできたアール・デコ調のホテルで、洗面台までおしゃれ!

ここのレストランのフランス人シェフが地元の食材を使ってカンボジア料理を今風にアレンジしていると聞いたので、ちょっと奮発してディナー・コースを食べてみた。
 魚のマリネサラダ
 豚とヤムサラダ
 ロングビーンサラダ
 バナナの花のスープ
 うなぎの炒め物
 魚の煮付け
 デザート

ご覧の通り、プレゼンテーションはとても凝っている。マネージャーもとてもにこやかにご機嫌伺いに来てくれた。
だが、お味の方は・・・。どの料理もとにかく甘いのだ。カンボジア料理はパームシュガーを使って甘めの味付けのようだが、それにしてもここのは甘すぎる。うなぎや魚の煮つけなど甘すぎてご飯のおかずにならない。米が主食の国で米に合わないおかずを食べるはずはないので、これは何かが間違っている。
コンセプトは良かったんだけどねー、残念な食事でした。

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アンコール 遺跡めぐり 3

2007-05-26 02:48:40 | 東南アジア
2日目 つづき

アンコール・トムに続いて、同じジャヤバルマン7世が母親のために建てたというタ・プロム。
 
 
溶樹が絡まったままの姿で遺跡が残されていて、エイリアンのような木の根が実に不気味。
 
だが小さな寺院の装飾はとても繊細で、デヴァーターの表情も柔らかい。

タ・プロムの隣には同じジャヤバルマン7世建立のバンテアイ・クデイ。

上智大学の発掘で仏像がたくさん出てきたところ。
ここも規模は大きくないが美しい彫刻がたくさんある。
 
 
この女神たちの可愛らしいこと。アンコールワットの彼女たちよりこちらの方が好き。
 若いお坊さんの朱の衣が遺跡に映える。
 

お寺を出ると沐浴池のスラ・スラン。
長い一日もようやく夕暮れになった。

3日目

シェムリアップの町を離れてプノンクーレンへ。アンコール王朝発祥の地とされる山で、最近作られた大きな涅槃仏がある。
 
 現代のカンボジア人も信仰深い。
 
川の岩床のたくさんのシヴァリンガは9世紀初めのもの。
 だが一番の人気は滝の水遊び。
土曜日のため地元の家族連れがたくさんピクニックに来ていた。

昼食の後、まだ時間があるのでコースには入っていない小さな寺院に寄ってもらった。

12世紀初頭に建てられたチャウ・サイ・デヴォダ。
 
 
ここのデヴァーターも優美だ。

道を挟んだトマノンも12世紀初頭の建立。現在は中国チームが修復中。
 

以上で遺跡見学終了。3日間で訪れた寺院の数12。
年代順に回るコースは寺院の変遷がよくわかってとてもおもしろかった。
アンコールワットはもちろんはずすわけには行かないが、国家権力を象徴する大寺院よりやっぱり小さなお寺の方が魅力的。

そんなお寺の数々を案内してくれたガイドのマッカラーさんとドライバー君。

お世話になりました。

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アンコール 遺跡めぐり 2

2007-05-24 17:04:15 | 東南アジア
2日目

夜明け前に起きてアンコールワットに日の出を見に行く。
このシルエット↓を見に行くわけだが、
 
 参道は人の波。
皆さん、朝もはよからご苦労様です。

朝食のため一度ホテルに戻り、改めてアンコールワットへ。12世紀前半、スリヤヴァルマン2世が建てたヒンドゥー寺院だ。

水濠を渡って外回廊へ。ここからでも中心まではまだまだ遠い。
 
外回廊の内側には何の装飾もないが、庭に面した外壁にはデヴァーターがいっぱい。
  
 
他の寺院にくらべてここの女神たちは髪型や服装の多彩さ、ポーズの自由さが際立っている。
中には製作途中の像もあって、製作過程が分かって面白い。この寺院の装飾には終わりはなかったのではないかと思う。

炎天下の中庭をしばらく歩いてようやく寺院が大きく見えてくる。

延々と続く第一回廊には様々な浮き彫り。戦の場面が多く
  
 哀れな捕虜の姿も。

第二回廊を過ぎると目の前に急な階段があり、これを上がれば第三回廊と中心祠堂に達する。
 
この階段、昇りはいいが下りが怖い。
 これが中央に聳え立つ祠堂。 
 第三回廊からの眺め。遠くに観光用の気球が見える。

朝、早めに出てきたのでそれほど混んでいるとは思わなかったが、引き上げる頃には観光客がいっぱい。韓国や中国からのツーリストが激増しているそうだ。午前より午後の方が多いというし、暑いこの時期でこの人出だから、冬のシーズンなどいかほどか。

昼休みを挟んで午後はアンコールトムへ。
 12世紀後半、ジャヤバルマン7世が建てた印象的な門の内側は3キロ四方もある。 
 だが中心寺院、バイヨンは思ったより小さく、アンコールワットのような威圧感はない。

この寺院にも浮き彫りで覆われた回廊がある。 
 
 
ワニに噛まれる男↑(痛そう!)など戦の場面だけでなく
 移動する家族とか 
 料理の様子とか
ここの浮き彫りは楽しい。
 デヴァーターの数は少なく、アンコールワットに比べて姿も表情もずっとおとなしい。

寺院の上に上ると有名な仏顔がいたるところに。
 
一つ一つ微妙に表情が異なり、全部で165面もあるそうだ。こんなにたくさんあるとは思わなかった。

 
中では現代の仏様と尼さんがクメールの微笑で迎えてくれた。

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アンコール 遺跡めぐり 1

2007-05-23 16:29:12 | 東南アジア
このところ毎朝NHKで上智の石澤教授がアンコール遺跡の話をしている。
この機会に忘れないうちに去年のアンコールの旅を記録しておこう。

2006年3月15日から3月18日 ブータンのお祭りを見た後、バンコクで2日過ごしてシェムリアップへ。


こんなかわいいプロペラ機でもわずか1時間の旅。空港でのヴィザの取得も結構手際がいい。

空港で現地のガイドさんと合流。今回はアンコールの遺跡を古い順に見るコースをお願いした。というわけで、

1日目

まずはロリュオス遺跡群のロレイから。
 9世紀末、ヤショーヴァルマン1世によって建てられたレンガ造りの寺院。
 既にデヴァーターの姿が見える。ポーズがまだ硬い。

プレア・コーはもう少し古い。ヒンドゥー寺院らしくお寺の正面に聖なる牛、ナンディがいる。
  
 今はレンガの壁がむき出しだが、昔はすべて漆喰彫刻で飾られていたことがわかる。 

同じインドラヴァルマン1世のバコーン。

この形が発展してアンコールワットになったというのが良く分かる。須弥山をあらわしているそうだ。

かろうじて残っている浮き彫りはジャワっぽく見える。

お昼は一度ホテルに戻って3時過ぎまで休憩。昼下がりは暑くてとても遺跡見学などできない。

午後、シェムリアップから40キロ離れたバンテアイ・スレイへ。
967年につくられた赤砂岩の寺院はこじんまりしている。
  
そして有名な美女たち。
 
今はお堂の周りにロープが張られてしまって、間近で見ることができない。
が、ここの彫刻は彫りが深くて、本当に見事だ。
 

シェムリアップに戻って、バンテアイ・スレイと同時期のプレループ。
 
ピラミッド型のこちらはおそらく国家行事に使われたものなので、バンテアイ・スレイとはだいぶ趣が違う。男性的。

そしてこの日最後はさらに男性的なタケオ。

11世紀初めのこの寺は王の死のために途中で放棄されたのだそうだ。そのため装飾が何もなく、てっぺんのお堂は石を積み上げただけ。
 それがまるでガンダムの頭のようでおもしろい。
急な階段を登って  
 仏様の向こうに沈む夕日を眺めた。

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歩行者信号くらべ

2007-05-22 01:55:13 | コレクション
ベルリンの名物、というかキャラクターの一つに「アンペルマン」というのがある。

 
東ベルリンの歩行者信号に使われていたシンボルが今やキャラクター・グッズまで作られるアイドルになったのだ。

自分のコレクションの一つも実は歩行者信号なので、これが人気というのはなんだかすごくうれしい。

そもそも歩行者信号に興味を持ったきっかけはパリ。
 
信号のくせにこの生意気な態度。
これがおもしろくていろいろな国で写真を撮るようになった。


同じフランスでもバスク地方バイヨンヌの信号君はずっとおとなしい。

 スペイン側のバスク、サンセバスチャンはガタイがいい感じ。

 オーストラリア、シドニー。上と同じでごく普通。これが一番よく見る姿。

 ウズベキスタンのタシケント。なんかやけに急いでます。

 中国、広州。小さな写真では分かりづらいが、顔に目鼻がある。

 
中国、成都。この「止まれ」はアメリカ型。

ベルリンにはこんな絵葉書があった。

これで見ても日本の白抜きキャラは少数派だ。最近、日本も黒地の信号に変わりつつあるようだが。

それにしてもいろいろな信号がある。
自分のコレクションももっとふやしたいと思うが、最近行くところは歩行者信号はおろか自動車用信号もないような所ばかりなのでなかなか。道は遠い。

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武蔵小山でチュニジア料理

2007-05-21 01:50:13 | 食べ歩き
先日見つけたチュニジア料理屋に行ってみた。

チュニジアレストラン 「イリッサ」
 
 武蔵小山駅前の小さな飲み屋街にある本当に小さなお店。
カウンター4席に4人がけのテーブルが一つ。7ヶ月前に開店したそうだが、前は蕎麦屋かラーメン屋だったか、と言う感じの店のつくり。

シェフのメリティーさんが1人で仕切る。

今日いただいたのは
 チュニジア・サラダ。料理には自家製パンとハリッサが付いてくる。辛いハリッサとオリーブオイルがパンに合う。
 羊の脚のサフランソース。羊の脚にはひづめが見える!肉は付いていなくて、豚足のように皮と筋がトロトロ。ソースというかスープの方はヒヨコ豆の砕いたものが入っていて、まるでゆで卵の黄身を溶かしたみたい。癖がなくて、すごくおいしい。
 チキンのクスクス。うっかり写真を撮る前に食べてしまった。カブやかぼちゃが入った、ちょっとピリ辛のトマトソース。チキンがうまい!

もう一つ、チュニジア名物ブリックも食べたが、これもつい撮影前に食べてしまった。ここのはマッシュポテトと卵入り。割ると中から半熟卵が流れ出る。

なんとなくおいしそうな気配がして期待していたが、期待以上のお味。すごく得をした気分。

チュニジアには1995年に一度行った。もう12年も前になる。
初めてのイスラム圏だったが、メディナやモスク以外はかなり西洋化していて、ちょっと肩透かしされた気分だった。入門編としてはちょうど良かったかもしれないが。
 
白壁にチュニジアン・ブルーの扉は本当におしゃれ。
 甘いミントティーのおいしさはここで覚えた。

食事もどこで食べてもおいしくて、その意味でも入門場所としてよかったかも。クスクスの量の多さにはたまげたけど。

そう言えばチュニジアのリゾート、ジェルバ島でころがっていた時、ビーチボーイが「日本人か」と聞くので「そうだ」と答えると、「それじゃリビアから来たのか」と言われて「???」。後で聞いた話では、リビアの油田に大勢韓国から出稼ぎに来ていて、その中に看護婦さんたちもいたらしい。彼女らが休暇の時、チュニジアに息抜きに来ていたのだ。

韓国人もジャッキー・チェンもみんな「日本人」だったチュニジア。懐かしい。

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東欧の旅 おまけ

2007-05-20 13:56:41 | ヨーロッパ
街で見かけたおもしろいもの。

ウィーン

 ちょっとピンボケですけど
オーストラリアじゃありませんったら!」 
 眼鏡屋さんの看板親父。後の女性マネキンもなぜスキンヘッド? 
 何の広告かは結局なぞ

プラハ

 「飛び出し注意」なんだろうけど、お絵かきにしか見えない。
この手の看板と言えば、TV Bros.に紹介されていたこのHP
日本ピクトさん学会ホームページ
むちゃくちゃおもしろいです。

ベルリン

 たぶんゴミ箱 
 ワールドカップ・イベントの一環として市内数箇所に置かれたスポンサー様のオブジェ。これは当然アディダス。靴のてっぺんにへばりついているのは子供です。 
 自転車タクシー
2,3度見かけたが乗りそびれた。次回はぜひ!


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東欧 博物館めぐり 10

2007-05-18 16:20:57 | ヨーロッパ
5月21日 東欧、最終日。

朝、NYに帰る友人と別れて、夕方の出発まで時間があるので1人で工芸美術館へ。文化センターの一角、ゲマルデ・ギャラリーの隣にある。

広い館内だが日曜日でも人は少なく、ゆっくり見られる。
ドイツで工芸と言えばマイセン。
 
 柿右衛門の写しよりこういうものの方がドイツらしくてよろしい。

また陶磁器にへばりついていたら、監視員のおばさんに「こっちも見なさい」と手招きされて中国の髪飾りのコレクションを見せてもらった。監視員って退屈しちゃうよね。展示品に興味を示すと喜んでくれて、こちらもうれしい。

 
ドイツのユーゲントシュティールはフランスのアールヌーボーよりかっちりしていて結構好き。

まだ時間があるのでハッケーシェ・ヘーフェへ。
ヘーフェとは「中庭」のことで、中庭を囲んだアパートがいくつも繋がったものが最近リノベートされてお店になっている。ベルリンにはいくつもあるそうだが、ここが一番規模が大きく有名らしい。
 これは第一の中庭
劇場や映画館、レストランがあって一番にぎやか。

建物はユーゲントシュティール様式で、上階は今もアパートになっている。

中庭は奥へ奥へと6つぐらいあって、奥へ行くほど静かになる。お店は小さなブティックが多く、ちょっと前衛的な服が多いのがベルリンらしいだろうか。日曜のため閉まっている店が多かったのが残念だが、ドイツには珍しく、開いている店も何軒かあった。お茶をしたカフェもいい雰囲気で、東京で言えば裏原宿とか裏青山(?)と言った感じ。

観光を終えて動物園駅からバスでテーゲル空港へ。ドイツの首都とは思えない小さくて使いづらい空港なので驚いたが、新空港がやっと着工したとのこと。2011年にはきっとすごい空港ができるのだろう。

ベルリンはとにかく大きくて、予想以上に見所の多い街。2日ではとても足りない、一週間ここだけでもよかった。日々変わっているこの街はぜひまた訪れなければならない。

ベルリンからはロンドンに飛んで、仕事のためデボン州に2日滞在。とても寒いイギリスから5月25日に帰国した。

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