いつもなら国外逃亡する8月、今年は諸事情により日本にいる。
そろそろ温泉成分も切れてきたので、山梨へ小旅行。
まずはおなじみ小淵沢のShiratoで元同僚たちと会食。
小淵沢レストラン SHIRATO(しらと)-和食中心のおまかせ料理「和楽膳」 〔ホーム〕
はじめのシーフードのゼリー寄せはレモンをたっぷり絞っていただくと爽やか。アボカドを添えたお豆腐のたれもゼリーでさっぱり。
サトイモにかかった大和芋はねっとり濃厚。スモークした鮭と鶏手羽は香ばしい。
アジの南蛮漬けをバリバリ頭からいただいてカルシウム補給したら、お食事は贅沢な鮎飯!
最後はおなじみのゴマプリンでしめて、おいしい食事と時間、堪能いたしました。
いつもならこのまま東京に帰るところ、本日は甲府へ移動。
駅前から宿の送迎バスに乗って、甲府の町を見下ろす積翠寺温泉の 坐忘庵 へ。
坐忘という名の隠れ宿 積翠寺温泉古湯坊 坐忘庵 Official WebSite
甲府の駅から武田神社の脇を北に向かい、20分も走ると市街を眼下に見下ろす山の中に入る。
宿は3階建てでロビーは広々。
二人で泊まる部屋はツインベッドに6畳間、お風呂に小さな流しもついてこれまた広い。
この宿の自慢は露天のようだが、食後は貸切になってしまうので一息入れたところで早速「竹林の湯」というのに行ってみる。
宿のHPより
収斂性緑礬泉というお湯はくせがなくやわらかい。温度もちょうど良いが、本日満室とのことでお客さんが多く、4人も入ればいっぱいのお風呂なので落ち着かない。
早めに出て涼んでいるとじきに夕食。本日はお部屋出し。
仲居さんが忙しそうに食事を並べ、後で説明に来ますと言って消えたまま帰ってこなかった。
それでは、と食べ始めたが
突き出し、お造り、焼き物はごく普通。
仲居さんが「サラダ」と言ったこの鉢は卵豆腐や薄~い煮貝、野菜や果物の入った不思議な一皿。何の味もなく、つけだれらしきものもない。
メインはせいろ蒸し。
豚肉と地の野菜が2段になって、何の手もかけられてないけど野菜はおいしい。
食事の鶏雑炊は胡椒がきいて洋風の味だが、他に汁気がないのでスープがうれしい。
デザートの巨峰のシャーベットもおいしかったけど、この時期なら生のフルーツも添えてほしいところ。
おなかが落ち着いたら今度は大浴場へ。
このお湯も悪くはないのだが、若い子が多いせいかなんとなく落ち着かない。
さらに23時半、チェックインの時に予約をしたので2つ目の露天へ。
30分限定で忙しい。
翌朝の朝食はこれも満室のためだろう、宴会場のお膳で。
ご飯は黒米、蕎麦の実やら黒酢ゼリーやら、工夫されている。
ネットのホームページがよくできているので選んだこの宿だが、HPやら食事のメニュー、露天の仕組みなどおそらく温泉コンサルタントでも入っているのだろう。バブリーな時代に建てられたちょっと古臭くなってしまった宿を今風にしようと努力している様子が見える。
しかし残念ながら全体に統一感がなく、マニュアルにのっとっているだけで工夫が身についていない感じがする。
たとえばバスタオル使い放題のお風呂、使用済みのタオルが山積みだったり、洗面台に髪がたくさん落ちていたり。お客の多い時だからこそこまめなチェックが必要じゃないか。
フロントの接客も送迎の運転手さんも感じが良かっただけに残念。
温泉宿ってむずかしいのね、と実感した宿だった。
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そろそろ温泉成分も切れてきたので、山梨へ小旅行。
まずはおなじみ小淵沢のShiratoで元同僚たちと会食。
小淵沢レストラン SHIRATO(しらと)-和食中心のおまかせ料理「和楽膳」 〔ホーム〕
はじめのシーフードのゼリー寄せはレモンをたっぷり絞っていただくと爽やか。アボカドを添えたお豆腐のたれもゼリーでさっぱり。
サトイモにかかった大和芋はねっとり濃厚。スモークした鮭と鶏手羽は香ばしい。
アジの南蛮漬けをバリバリ頭からいただいてカルシウム補給したら、お食事は贅沢な鮎飯!
最後はおなじみのゴマプリンでしめて、おいしい食事と時間、堪能いたしました。
いつもならこのまま東京に帰るところ、本日は甲府へ移動。
駅前から宿の送迎バスに乗って、甲府の町を見下ろす積翠寺温泉の 坐忘庵 へ。
坐忘という名の隠れ宿 積翠寺温泉古湯坊 坐忘庵 Official WebSite
甲府の駅から武田神社の脇を北に向かい、20分も走ると市街を眼下に見下ろす山の中に入る。
宿は3階建てでロビーは広々。
二人で泊まる部屋はツインベッドに6畳間、お風呂に小さな流しもついてこれまた広い。
この宿の自慢は露天のようだが、食後は貸切になってしまうので一息入れたところで早速「竹林の湯」というのに行ってみる。
宿のHPより
収斂性緑礬泉というお湯はくせがなくやわらかい。温度もちょうど良いが、本日満室とのことでお客さんが多く、4人も入ればいっぱいのお風呂なので落ち着かない。
早めに出て涼んでいるとじきに夕食。本日はお部屋出し。
仲居さんが忙しそうに食事を並べ、後で説明に来ますと言って消えたまま帰ってこなかった。
それでは、と食べ始めたが
突き出し、お造り、焼き物はごく普通。
仲居さんが「サラダ」と言ったこの鉢は卵豆腐や薄~い煮貝、野菜や果物の入った不思議な一皿。何の味もなく、つけだれらしきものもない。
メインはせいろ蒸し。
豚肉と地の野菜が2段になって、何の手もかけられてないけど野菜はおいしい。
食事の鶏雑炊は胡椒がきいて洋風の味だが、他に汁気がないのでスープがうれしい。
デザートの巨峰のシャーベットもおいしかったけど、この時期なら生のフルーツも添えてほしいところ。
おなかが落ち着いたら今度は大浴場へ。
このお湯も悪くはないのだが、若い子が多いせいかなんとなく落ち着かない。
さらに23時半、チェックインの時に予約をしたので2つ目の露天へ。
30分限定で忙しい。
翌朝の朝食はこれも満室のためだろう、宴会場のお膳で。
ご飯は黒米、蕎麦の実やら黒酢ゼリーやら、工夫されている。
ネットのホームページがよくできているので選んだこの宿だが、HPやら食事のメニュー、露天の仕組みなどおそらく温泉コンサルタントでも入っているのだろう。バブリーな時代に建てられたちょっと古臭くなってしまった宿を今風にしようと努力している様子が見える。
しかし残念ながら全体に統一感がなく、マニュアルにのっとっているだけで工夫が身についていない感じがする。
たとえばバスタオル使い放題のお風呂、使用済みのタオルが山積みだったり、洗面台に髪がたくさん落ちていたり。お客の多い時だからこそこまめなチェックが必要じゃないか。
フロントの接客も送迎の運転手さんも感じが良かっただけに残念。
温泉宿ってむずかしいのね、と実感した宿だった。
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混雑していたとはいえ、
入浴に時間制限があるなんて、
温泉の醍醐味、半減。
危機に陥ったとき人の真価がわかる
と言いますが、
客商売もまた同じですね~。
国も同じですかね~。
日本は来週選挙です。