Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

たけのこ求めて大多喜町

2021-04-13 14:35:07 | 食べ歩き

天気のいい週末、家族が急に竹の子を食べに行こうと言い出した。

実家のある千葉県で竹の子と言えば大多喜町。
そこで早速車で向かい、12時ちょっと過ぎに到着。

まずは一番有名らしい、その名も「たけのこ」という食堂に向かうと、辺鄙な山の中の小さな店だというのに店の前の小さな駐車場は満杯、外には待っているらしい人たちが列を作っている。
この店、竹の子の季節にしか店を開けないそうで、メディアに取り上げられることも多いらしい。

並んだり待ったりが大嫌いな家族なのでこのありさまを見たとたんに却下。
しかし周りに他の店はなし、グーグル先生に相談してやっと数キロ先で竹の子を食べられそうな店を見つけた。

ところが案内に従って行くと、途中の看板が示す先からはとんでもない山道。
 
両側に竹や杉が生い茂り、絶対に対向車とはすれ違えないような道をこわごわ進んでいくと手掘りのトンネルまである。
この道が1キロほどあっただろうか、幸いにして他の車は見ずになんとか目的地にたどり着くと驚いたことに駐車場には何台も停まっていて、ここから少し坂を下ると「童子(わらべ)」というなかなか立派な一軒家が現れた。
中はすべて個室になっているらしく、玄関を入ったとたんに名前を聞かれる。これはまずいと思うと案の定、「今日は予約の方だけです」と無情のお言葉。

 玄関先に出ている竹の子を恨めしく眺め、ひやひやしながら来た道を戻って、普通の道に出たところでやっとほっとするがお腹が空いた。

途中に「平沢たけのこ村」なるものがあったが、そこで何か食べられないだろうかと寄ってみることにする。
 
ここは竹の子掘りの施設だが、テントの下ではたくさんの人が何か食べている。
 
そこで早速窓口で食券を買う。メニューにはいろいろあるが忙しい本日は定食しか受け付けないとのこと。
それでも30分近くも待たされただろうか。
 
C定食は竹の子の煮物に唐揚げ、ラー油あえに竹の子御飯、セルフサービスの味噌汁にも竹の子が入って、期待しなかった割りにお味も悪くない。これで800円なら御の字、竹の子もこれだけ食べれば十分。

 
もう八重桜が満開の大多喜町だった。


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手前味噌づくり@大岡山「miso汁香房」

2021-04-12 12:33:45 | 雑談

偶然見つけて以来とても気に入っていたお味噌汁カフェ「miso汁香房」で初めて味噌づくりを教わってきた。

友人と二人で訪れたのは夕方。
小さな店内なので一度に教わるのは我々だけ。

 初めてなのでまずはパンフレットでお味噌の基礎を簡単にお勉強。熱の入った話しぶりに店主のお味噌愛が感じられてとてもいい。
作り方の説明書もいただいて早速実技開始。

 まずは米麹に塩を混ぜる。この配分は味噌の種類によって当然変わる。
今回自分が作るのは一番オーソドックスな大豆の米味噌。

麹とお塩がまんべんなく混ざったら、次にはつぶした大豆に水を少し入れてこれをこねていく。
 今回は蒸した大豆をすでにつぶしたものをいただいたが、これはコロナ対策で時間短縮のためにこうしているとのこと。普段の教室では豆をつぶすところから始め、これに1時間ほどもかかるとか。豆をつぶす作業、楽しそうでやってみたかったな。
麹と大豆を混ぜるのは陶芸の粘土を混ぜるのと同じ要領。大豆が冷たいので指が冷えるが、コネコネするのは楽しい。

 
しっかりこねて麹の粒が目だなかくなったら、中の空気を抜きながら適当な大きさの団子を作る。
 これは容器に隙間なくみっしり詰め込むため。今回は扱いやすいビニール袋を使用、団子を一つづつ入れてしっかりこぶしでつぶしながら入れる。

 
全部入れたら袋と味噌の縁を焼酎できれいに拭いて、空気を抜いてチャックを閉めれば本日の作業は終了。
この袋の上下を1,2週間ごとに引っくり返しながら冷暗所に保存し、半年ほど経てば食べられるようになるそうなので10月か11月頃に完成予定。

材料はすべて計量、準備されているので混ぜるだけの作業だったが、これで自分の手の雑菌も付いた手前味噌ができると思えば出来上がりが楽しみ。

味噌づくりの終了後はお味噌を味わうプレートということで
 野菜や味噌漬けのお豆腐などのまわりにフキ味噌、山椒味噌、ヨモギ味噌など7種類が乗ったお皿にきのこのすり流し味噌汁。ご飯は黒豆ご飯なのだが店主自ら丹波篠山で栽培しているという黒豆が自然の甘みですごくおいしい。

篠山に通って農作業を続けているという店主とのお話もとても楽しいのだが、何とも残念なことに大岡山のこのお店は4月いっぱいで閉じて田園都市線の藤が丘に移転してしまうのだとか。
 
お昼を食べに行くには藤が丘はさすがに遠い。
せめて自家製味噌でお味噌汁を楽しもう。


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北関東エスニックツアー 3

2021-04-09 14:04:35 | 国内旅行

北関東エスニックツアーはまだ続く。

リサイクルショップに続いてはHiroさんが情報収集した新たなエスニック食材店を目指して行くが、まわりは明らかに普通の農家。
そんな中に真っ青に塗られた建物の壁にAsian Halal Food Storeの看板が見えた。
 
しかし門には日本人の表札がかかり、民家の敷地内なので恐る恐る入っていくと、ジャージ姿にスカーフをかぶった中学生ぐらいの女の子が農機具置き場っぽい建物の入り口を開けてくれた。

すると中央には冷凍ケースがいくつも並び、周りの棚にはほとんどインドネシアからの食材がずらり。
 
後から登場したインドネシア人女性はこの家のお嫁さんだろうか、3ヶ月ほど前にこの店を始めたとのこと。
棚に並ぶソースやスパイス類も充実しているし
 
冷凍食品もいろいろあって、テンペは奥さんの手作りだとか。

こちらで粉物に合う甘いケチャップ・マニスと麦芽飲料のEnergenをお買い上げ。
 
もう一つ海老調味料というTerasi Udangを買ってみたが、これはどうやらタイのガピと同じようなものらしい。奥さんはサンバルに使うと言っていたがナシゴレンにも使えそう。キャラメルほどの大きさの個包装になっているので使いやすそうだ。

この店を出て車を走らせていると道路脇にまた怪しい店を発見。
 低い長屋が3棟、コの字型に並んでいるのだが、どうもスナックや居酒屋街になっていた所がすべて閉店しているらしい。
 中で1軒だけが真っ赤に塗られて、右側はハラルの食材店、左はタイ料理屋として営業中。
 
入ってみると中にいたお姉さんたちはタイ人、しかし扱っている食材は「あっちはスリランカ、こっちはタイ」と多国籍。しかも店のオーナーはバングラデシュ人だそうで、気が付くと向かい側の店を本人自ら改装工事中。あるいはこの一連の建物をすべて買い取っているのかもしれない。1,2年してまた行ったらどう変わっていることか。

もう1軒、どうやら新しいモスクができたらしいとのことでまた畑の中を走っていく。
  
こんな所に本当にあるのかと思っていると、3階建てのなかなか立派な建物に確かにウルドゥー語らしい手書き看板がある。
 
しかし1階はまだ工事中で、ここが礼拝所になるのだろう。

日も暮れてきたので本日のモスク回りもこれで終了となった。
この後はこの近所で夕食の予定だったが、お昼を二食も食べてしまったのでさすがにお腹が空かない。
そこでHiroさんお勧めのタイ料理屋でテイクアウトをしましょう、ということで
 
100mごとにタイ・マッサージ屋の並ぶ坂東市内の「Thai Happy」へ。

6時過ぎに入るが結構広い店内に他のお客はなく、カラオケの設備も寂しそう。
 ということで注文したものができるまでの間、kimcafe先生得意のタイ語の歌を2曲聞かせていただくことに。

そして出来上がってきた料理はタイソーセージ風味のスペアリブ唐揚げにガッパオ。
  
 もう一つムーピンを頼んで3人で分けたのだが、1品づつの量がものすごく多くて、特にガッパオなど5,6人で食べられそう。

そんなわけでこの持ち帰った料理、1食はもち米と普通にいただき
 
さらにムーピンとナンのサンドイッチ、ビーツの葉とガッパオ炒め、ガッパオとパクチーの卵焼きと3日にわたる食事になった。

帰りはひどく重くなった買い物を抱えて無事に池袋で解散。
予想以上に多彩な北関東のエスニックコミュニティーを覗かせていただき、面白い話もいろいろ聞かせていただいて大充実のツアーだった。
ご案内いただいたHiroさん、誘ってくださったkimcafeさんに感謝。


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北関東エスニックツアー 2

2021-04-07 13:10:54 | 国内旅行

スリランカ野菜市場の次にHiroさんが停車したのは大きなドラッグストアの前に建つ小さなプレハブ小屋。
 野菜とは書いてあるがなんでここに?と「まほら邑」と小さく扉にある中に入ってみると
 
一見普通の野菜直売所のようながら、ずらりと並ぶのはパクチー!他にもビーツやらタイで見るような白いナスやら、普通のスーパーでは見かけない野菜がいっぱいで、「おお」と喜んでいると野菜の補充に来た農家のおじさんやおばさんが「ここはなんでもあるよ」と自慢そう。
 
野菜の上にはアジア各国のインスタントラーメンやらお料理ヘルパーが並び、冷凍ケースには大量のチリやらテンペ、冷凍ドリアンやハラルのお肉が入っていてすごいの一言。
いかにこの近辺に外国人が多いかを証明しているが、売っている農家さんは「これ、どうやって食べるんだい?」と知らないらしいのが面白い。
 思わずパクチーに珍しい葉付きのビーツ、スリランカ産のマンゴージャムをお買い上げ。

直売所の充実ぶりに興奮しつつ、次にやって来たのは緑の玉ねぎドームのモスク。
 こちらは珍しいパキスタン人シーア派のモスクだそうで、本国でも少数派がなぜかここに集まっていて、茨城の田舎で体を傷つけながら行進するアーシュラーまで行っているのだとか。

この建物の左側がモスク、右側はレストランになっているのでここで本日2度目のランチ。
 
礼拝時間が近いので賑わっているかと思ったら「コロナでイマームもいないし、集団礼拝はなし」とのことで他にお客さんはなし。
静かな中で待っていると
 
まずはかわいいサラダとおいしいロティが来て
 
ほうれん草のカレーと羊の脳みそのマガズが土鍋で登場。どちらも穏やかな味、マガズはトマト味で脳は知らなければ炒り卵かと思うだろう。
 そしてもう一品はラム・プラオ。これも優しい味でラムが柔らかくてうまーい。

大量のプラオの半分はお持ち帰りにして、食後はモスクの見学をさせていただく。
 
玄関を入るとお祈り用のカーペットが敷かれているが、ちゃんと一つ置きに✖印。
この先にもう一つ部屋があって
 
壁にずらりと並ぶのはシーア派ならではの12イマームを表すものだそう。
 片隅に女性用礼拝所まであるモスク内を快く見学させていただき、感謝。

いっぱいになったお腹を抱えて、野菜畑の中を今度はHiroさんのお友達の所へ向かう。
 
入り口にたくさんの国旗が描かれたここはパキスタン人経営のリサイクルショップ。

  
電気製品から家具、小物までごちゃごちゃとまるでごみ置き場のようだが品物には一応値札が付いていて
 
テラピアなんて書かれた冷凍庫があったり、シャネルの冷蔵庫があったり。
よく見ると「廃棄物」の札が付いていたりして仕入れ先が想像できるが、主に外国人が買いに来るのだとか。
お茶をごちそうしてくれたおじさんがペラペラと面白くて、そのたくましさが素晴らしい。


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北関東エスニックツアー 1

2021-04-05 16:04:38 | 国内旅行

Kimcafeさんにお誘いいただいて、超マニアックな北関東エスニックツアーに行ってきた。

集合は池袋。ここで初めてお目にかかる本日の道案内人、Hiro Kayさんの車に拾われ、目指すは茨城県の坂東市。ってどこ?と思ったら千葉県の野田からすぐのところ、東京では半分以上も散ってしまった桜の花が次第に多くなるのを見つつ、1時間ちょっとで目的地に到着。

 しかしやってきたのは看板も何もないこんな所。
プレハブやコンテナが並び、どう見てもどこかの会社のヤードだが
 
入ってすぐ右手の建物は実はモスクで、開いている扉から中を覗いてみると奥に手洗い場があり、その手前にはお祈り用のカーペットが敷かれている。

そしてその先には食堂があって、ここはモスクの開く金曜日の昼のみ営業ということでやってきた次第。
この店についてはつい最近「日本の中のインド亜大陸食紀行」という本で読んだばかりだったので期待でわくわくする。

果たして食堂の前には大きな鍋が出され、薪で熱された油の中でハンバーグのようなものが泳いでいる。
  
 
シンプルこの上ない店内のテーブルに着くと出される、これがチャプリカバブ。
大きなナンとミントソースもやってきて、さらにテーブルには青唐辛子のソースとレモンも用意されている。
熱々のカバブを手でちぎって食べるとスパイスの効いたピリ辛、揚げてあるのでちょっと脂っぽいがお肉の旨味が広がっておいし~。

礼拝時間より早めに来たのでお客さんもまだ来ず、シェフがお肉の用意をしているので覗かせていただく。
 
肉は牛肉、他に玉ねぎ、トマト、ニンニク、コリアンダー、ミントにスパイスが入っているそうで、今は200個ほどだがコロナ前は300個以上も作っていたとか。
9年前から作っているというパシュトゥーン人のシェフは「普段は車の仕事、これはアルバイト」なんだそうだ。

パシュトゥーン風にカルダモンの入った緑茶もいただき、お代は500円。
 5枚400円のナンもお持ち帰り。

ついでに隣の建物も覗かせていただくと、こちらはHasan Halal Foodという食材店。
  
 
パキスタンのメーカーのスパイス類などがずらりと並び、冷凍ケースの中にはチャプリカバブも見える。
全国から注文があるらしいが、東京にもお店を出してくれないかしら。

しょっぱなからディープな食堂に満足していると「次はスリランカの野菜を売っている所に行きましょう」とHiroさん。
 
「ママの店」というこの倉庫がそこなのだが
 残念ながら生鮮野菜は見当たらない。
居合わせた若いスリランカ人のお兄さんによると「今は季節ではないので」となるほどのお答え。
 
その代わりスリランカの瓶詰や缶詰、ホッパーの粉などが並んでいて、ベジタリアン用の大豆ミートもいろいろなフレーバーが揃っている。

 スリランカ人のお兄さんは近所で大きな農園を始めたそうで、「5月にはいろいろ収穫できる予定です」ってどんな野菜ができるのか、興味津々。
この倉庫の隣には食堂も作る予定だそうで、こちらも気になる。

が北関東ツアーはまだ始まったばかり。次へ行こう。


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