Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

明るいポーランド 5 Zamek Korzkiew

2019-10-29 17:47:59 | ヨーロッパ

9月29日 続き

クラクフの駅から郊外の田園風景を見ながら車で30分弱、やってきたのはこちらのお城。
 Zamek Korzkiew
車を降りて塔の下をくぐると
 
目の前には石造りの城の本体がそびえ、振り返ると入ってきた門に続く部分に入り口がある。
 これを入ると階段を何段か降りたところにテーブルがあって、今夜はこのお城に泊めていただくのでコーヒーを飲みながらチェックイン。

  
テーブルの横の階段を一つ上がるとソファがゆったりと置かれた居間があり、ちょっとしたスペースにも椅子が置かれていたりして雰囲気たっぷり。気分も盛り上がるが
  
我々が予約をした部屋は塔の最上階。スーツケースを持って狭い螺旋階段をいくつも上がらなければならないことを考えていなかったのは大失敗。

しかし部屋に入れば
 
赤い壁の部屋の片隅には暖炉があり
 
その脇のきれいな螺旋階段の途中にはバスタブ付きのバスルーム。
 
さらに上がるともう一つ部屋があって、今夜は二人でこの部屋をぜいたくに使う。

 窓の一つからは小さな中庭の向こうの城本体が見えるので、早速そちらの探検へ。
この周辺はハイキングコースになっているらしく、門をくぐってやってくる人たちが結構いるが、城の方は出入り自由なようでなんとも大らか。

  
 
こちらの内部はセミナーやパーティーができる広間になっていて
 
中庭ではウェディング・アルバムの写真を撮っている人たちもいる。

15世紀に建てられたと言うこの城、さまざまな人の手に渡りながら20世紀初頭には廃墟となっていた所を現オーナーが1997年からホテルに改装し始めたのだそうだ。
しかし部屋の数は全部で4つ、なのでこの城の中にレストランはない。

そこでフロントの女性に地図をもらって、一番近いレストランまで早めの夕食を取りに出かける。
 
門を出て坂を下っていくとキャンプ場などあり、さらに行くとそれなりに交通量のある車道に出る。
まわりにぽつぽつと建つ家はどれも大きくて立派。

1.5キロほどブラブラと歩いて、紹介されたレストランに到着。
 
午後4時と中途半端な時間だけれど、遅い昼食なのか早い夕食なのか、地元の人が結構来ている。

素朴なメニューから我々が選んだのは
 
クルトンがいっぱい乗ったマッシュルーム・スープと、初日にも食べたジュレック。
いかにもホームメードでキノコの風味がいっぱいのマッシュルーム・スープも、サラッとしてポテトにソーセージ、ゆで卵の入ったジュレックもとてもおいしい。
 チキンサラダは大きなお皿にてんこ盛り、野菜の種類も豊富で、これにパンをいただけばもう十分。
他のテーブルに運ばれるパフェの巨大さに恐れをなしてデザートを頼まなかったが、生クリームが山になったのをネタとして頼まなかったのはブロガーとしては不覚だったか。

城まで戻ってもまだ明るかったのでまたちょっと先まで散歩すると
 
林の先にはブドウ畑があって、こんな涼しそうなところでもできるのかと思うが
 周りの木々はもう紅葉しかけていて、やっぱり秋が早い。

暗くなるとテレビもない城の中は静かで、早々とベッドに入ってぐっすり寝てしまった。

そして翌朝、8時からの朝食のために階下に降りると
 我々二人のためにテーブルがきれいにセットされていて
 
チーズもハムもすごい品数。
 
パンの種類も豊富で、「卵料理はどうしますか?」と聞かれたけど、どこに入ると言うのだろう。

これで一泊600ズロチ(約18000円)、一人あたま9000円で得難い経験。
ポーランドにはこのようなお城ホテルがたくさんあるようだ。


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明るいポーランド 4 ワルシャワ~クラクフ

2019-10-25 18:42:07 | ヨーロッパ

9月29日

時差ぼけぎみで早く目を覚ました友人と自分、テレビを付けてチャンネルを変えているとなんともタイミング良くクイーンのウェンブリーでのライブ・ドキュメンタリーが始まった。
ご存じ映画「ボヘミアン・ラプソディー」のクライマックス・シーンの本物。ステージには余計な仕掛けはなく、MCもほとんどなくてノンストップで演奏しまくり、歌いまくる。すげえ。

 偶然にもいいものを見た、とご機嫌で用意しておいた朝食を食べ、チェックアウトして駅へ。

 これからクラクフへ移動するのだが、チケットはあらかじめオンラインで購入してあるので直接ホームに降りればいい。
 
9時50分の定刻に乗り込んだのはポーランドの新幹線であるEIP、ペンドリーノ。
今回は1等を1か月前に購入したが、時間帯のせいか割引はまったくなくて229ズロチ(約6900円)。

乗り込むと入り口近くに荷物置き場があって、座席は片側は1列、もう片側は2列。
 1等でも豪華というよりは機能的。
なぜかこの日は車両の半分は中国人グループに占められ満席。

やがて静かにワルシャワ駅を出発すると、女性客室係がまずはメニューを配り、次に飲み物を持ってきた。
 
1等には食事のサービスが付き、飲み物は冷たいものと暖かいものがもらえる。
午前中は朝食サービスとのことでワッフルかポーク・クロワッサンの二択。
 ヨーグルトとフルーツの乗ったワッフルをもらったが、これは冷たいし甘すぎて失敗。この食事サービスはいささか期待外れ。

しかし車内はきれいだし、静か。
 トイレもこの通り問題なし。

 
ワルシャワ駅を出るとすぐにまわりは牧草や畑の景色になるが、地面はほとんどまっ平でほんの少しの起伏があるだけ。
あまり変わることもない景色の中を最高時速230キロで走って
 12時10分にクラクフ駅に到着。
正直2等でもイヤホンサービスなどのあるスペインのAVEの方が上だと思うが、乗り心地は揺れも少なくかなり良かった。

 地下にホームのあるワルシャワ駅とは逆に、クラクフはホームから降りた地下にコンコースがある。
 一方はそのままバスターミナルにつながり
 反対側は大きなショッピングモールにつながっている。

こちらから出たところで初めてUberを使い、行き先指示を間違えたりしながら今夜の宿泊先へ向かった。


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「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」@渋谷シネクイント

2019-10-24 19:04:06 | 機内食・映画・美術展

渋谷に行く用があったのでついでに映画を見ようと思い立ち、ラッキーにもまだ上映していたこちらを。
 「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」

クエンティン・タランティーノのオタク心炸裂、60年代の音楽やら映画やらTV番組のネタだらけで、タラは1963年生まれだそうだが自分はそれよりちょっとだけ年上なので、子供の頃とは言えネタの多くはリアルタイムで知っていて、それだけに大いに楽しめた。
逆に元ネタを知らない人には面白さの半分もわからないのでは。映画の後で若いお姉ちゃんたちが「なんのことだかわからなかった」と言っていたがそりゃそうだろう、お気の毒。

ローハイドやら逃亡者、FBIネタにニヤつきつつ思うのは、いかに昔はアメリカのTV番組をゴールデンタイムに放送していたかと言うこと。
おかげでアメリカと言う国のことがよくわかったし、今なら字幕放送でもすれば子供は簡単に英語を覚えてしまうだろうに。

車やファッション、化粧も懐かしかったが、食品パッケージなどまで凝りまくっていて、特にドッグフードの「ネズミ風味」には笑った。

タラがやりたかったのは60年代の再現だったのか、ストーリーは結構ゆるく、その代わり主演のデカプリオとブラピにはたっぷり見どころが用意されていて、監督はこの二人が好きなんだろうなあ、と思う。
デカプリオはさすがの演技のうまさ、ブラピはもう55歳というのにこんなにいい男だったっけというほどかっこいい。

シャロン・テート役のマーゴット・ロビーはそれほど本人に似せている感じではないが、天真爛漫な感じが良く出ていて、この女優は最近のお気に入り。
それよりちょっと出てくるスティーブ・マックィーンが本人に驚くほどそっくり、「大脱走」の場面は爆笑ものだし、ブルース・リーのくだりも遺族からクレームが付いたそうだがおかしい。

ゆるいストーリーの締めは来るぞ、来るぞ、と思わせておいてタラらしい、けたたましい大残虐シーン。
そのくせラストは「ええ~?」という肩すかしに、そう来るか。

久しぶりにハリウッド映画を楽しんだ。
ひねくれてるけど、そこが好き。


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佐倉で中華@「Kuji Kuji」

2019-10-22 18:13:18 | 食べ歩き

実家の近くにおいしい中華の店ができたとの情報を目にしたのは3か月ほども前。
その後2回土曜夜の予約を試みるも、1度目は当日でダメ、2度目は4日前でも「予約でいっぱいです」と空振り。
3度目の正直で5日前に電話を入れてやっと席を取ることができた。

場所は京成臼井駅から徒歩5分という、地元民でなければ絶対に来ないような所。

 
店の外観はフレンチのビストロ風、内装もごくあっさりとしてテーブルはわずかに4卓。
なかなか予約が取れなかったわけを納得するが、この日はなぜか我が家以外にお客は全く来ず、マダム曰く「貸切にしときました」、と客商売の波はいかんともしがたいらしい。

初めてで様子がわからないので、おすすめだという3500円のコースをあらかじめお願いしてあった。

 するとまずはこんな前菜が一人一皿づつ出されて、大皿盛りを予想していたので意表を突かれる。蒸し鶏やチャーシュー、エビマヨがおいしい。

 スープも一人づつ、やさしい味に青のりが香る。

 点心は小籠包にシュウマイ、ラグビーボール型(笑)の鹹水角は中華ハムの入ったお餅を揚げたもの。香港の飲茶ではおなじみのこれ、甘くておいしい。

 佐倉産という蕪に干し貝柱を入れた蒸し物。これもスープがうまし。

 写真では小さく見えるが、半羽の鶏を茶葉で燻製にしたもの。これが皮はパリパリ、お肉はジューシー、塩加減も絶妙で本日のNo.1。

 福の字と登場した肉団子の甘酢あんかけ、団子の中には以外にもカボチャが入っている。

 
そしてお食事は鶏とピータン入りの中華粥。シェフは香港で修業した方のようで、現地の味そのもの。優しい味なのでスルスル入る。

 デザートのシフォンケーキとマンゴーシャーベットまで、88歳の父親もきれいに完食したのはお気に召したのであろう。

決して高い食材は使っていないが、地元の野菜など積極的に使っているようで、この3500円はコスパ良し。
次回はふらりと入ってアラカルトで食べたいもの。

中国料理 Kuji Kuji


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明るいポーランド 3 Rozanaでランチ

2019-10-21 13:08:56 | ヨーロッパ

9月28日続き

 トラムに乗ってやってきたのはワジェンキ公園に近く、大使館なども多い高級住宅街らしい一角。

 
予約を入れておいたのは友人のグルメなお知り合い推薦の Rozana というレストラン。
ディナーの予約が取れなかったのでお昼にやってきた。

 
店内は外からも想像できる通りクラシックな邸宅風。
昼でもランプが灯って落ち着いた雰囲気、2階ではドレスアップした人たちが会食をしているよう。

メニューにはお昼の定食もあるが、どうもボリュームがありそうなので前菜を中心にお願いしてすべて二人でシェア。

 まずは塩漬けニシン。片方はほぼそのまま、もう片方は甘酢漬けのピクルスやクリーム添え。塩気がかなり強いのでこれはクリーム添えの方がおいしい。ニシンはやっぱりオランダが一番かも。

 
次はポーランドで絶対に食べたかった牛肉のタタール。
要するに生肉のタルタルステーキだが、13世紀モンゴル人に侵略されたポーランドではこれを「タタール」と呼ぶらしい。
生玉ねぎやピクルス、マスタードに生卵をよく混ぜて食べれば、脂肪のない赤身はマグロのよう。
フランスで食べたものよりおいしくて、生ものの苦手な友人も「これなら食べられる」とパクパク。

 これはベジタリアン・メニューからズッキーニのグリル。ラタトゥイユが乗り、下に敷かれているのはソバの実。

 最後は暖かい前菜にあったザリガニのクレープ包み。クリーミーなソースで和えられたザリガニがうまみたっぷりで、これもおいし~!

と、軽いものばかりを選んだつもりだったが、これだけでもお腹がパンパン。
ポーランドのレストランはボリュームがすごいとの噂を実感。

なので入り口の横にはものすごく魅力的なデザートが並んでいたが、残念ながらお腹の余裕がなく
 
コーヒーとクッキーだけいただいてランチ終了。

 裏のお庭ではもうかなり涼しいのにこちらのテーブルについている人たちもいて、さすが人気店だが期待に背かぬお味に大満足。

食後は腹ごなしにおしゃれな店が多いというモコトフスカ通りを散歩。
確かにしゃれたブティックなどあって東京の青山っぽいところもあるが、いいと思うとイタリアやフランスのブランドでお値段も東京並み。ちなみにポーランドの消費税は23%とか。
ポーランド・デザインは残念ながら服も靴もあまり洗練されていない。

一度ホテルに戻って休憩、夕方になったところでまたお出かけ。

やってきたのはハラ・ミロフスカという市場。
 
1900年ごろに作られたというマーケットホールの建物の前には花屋さんがいっぱい。
外には生鮮食品の屋台も出るようだが、夕方なのでそちらはもう誰もいない。
そこで建物の中に入ってみると
 こちらは現在はスーパーになっていてちょっと残念。

さらにこの奥にはもう一棟同じような建物があって
 
こちらの中は食事ができるようになっている。
 この時は中にボクシングのリングが作られていて、試合が予定されていた様子。
 
周りではおつまみになりそうなものが売られていて、ハムやソーセージ類がさすがの種類の多さ。
他にはメキシカンやらイタリアンやら各国料理の店が並んでフードコートになっているが、あまり食指をそそられるものはなく、それ以前にお腹が空かない。

 
と言うわけで見学だけして外に出たが、暗くなってからの建物もかっこいい。

中央駅に戻って、ショッピングモール内の大きなカルフールを覗いてみると
  
 
アルコール売り場、特にビールの品揃えがものすごくて、ラベルも面白いものがいっぱい。
ポーランドのスーパーはどこもアルコールがふんだん、町中にも24時間営業の酒屋がいっぱいあって、ポーランド人、どれだけ飲むのやら。

 結局この日の夕食はアイスクリーム一つになってしまった。


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