Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

でかけてきます

2011-04-28 02:50:41 | 雑談
今年のゴールデンウィーク、当初はレバノンに行こうと思っていた。

ところがチュニジアで始まった独裁者追い出し革命がエジプトに飛び火して大炎上、周辺の国もきな臭くなってきたところでこれはやばいと思い始めた。

なにしろレバノンの隣国シリアはアサド・ジュニアが2代目を踏襲してしまった独裁国家。秘密警察が目を光らせているとは言えなにごともないはずはない。レバノンは独裁国家ではないけれど、ただでさえ不安定な政情に隣国で革命が起こったらこれまた一騒動起こるに違いない。

と思って計画を変更したらリビアが大変なことになり、最近は案の定シリアが火を噴き始めた。
2年前に訪れて大好きな国になったシリア。心優しいシリアの人々が無駄な血を流さずに済むことを祈るばかりだが、アサド・ジュニアもそう簡単には権力の座を手放さないのだろうか。決してなりたくてなった独裁者ではないはずなのだけれど。

そして計画を変更した目的地はスリランカ。
2004年の津波の際にお世話になったホテルにお礼を言いに行こうと思っていたら、なんと自分の国が大津波に襲われてしまった。
なんというめぐり合わせ。

津波の後の復興具合を見るためにも、明日からスリランカへ行ってきます。
戻りはもちろんGW明け。


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羽田から飛行機に乗って「ブラックスワン」を見る

2011-04-26 00:30:29 | 機内食・映画・美術展
完成してからなぜか縁がなかった羽田の新しい国際線ターミナル。
今頃になってやっと使う用事ができた。

京急線の駅からエレベーターで上がってみれば
 おお、これは立派になった。
昔のバスの待合所のような国際線ターミナルとは大違い。

出国の前にちょっと探検、と4階に上がってみると
 目の前に季節らしく鎧兜
  
両側には江戸小路と称するお土産屋さんが並んでいる。
売られているのは日本らしい柄のTシャツやら風呂敷、袋物など。お菓子類もシャレたパッケージのものが充実していて、これは中国や台湾からのお客さんに受けそう。
成田のお店もこれぐらいの工夫があればいいのに。あちらはごちゃごちゃと統一感がない。

さらにエスカレーターを上がれば広々とした展望デッキ。
 こんなところ久しぶりに上がった。

朝食がまだだったのでどこかで、と思ったが、どこも空港値段で高すぎる。
ケチなので結局JALのラウンジへ。
 こちらも広々と、しかも空いているので快適。
 しっかり朝食をいただいて
 飛行機に乗ったらすぐお弁当。
このこちょこちょといろいろ入ったお弁当は好きだけれど、一緒に配る中途半端なシャーベットは普通のアイスクリームにしてもらえないものだろうか。

さて、この飛行機で向かっているのは台北。
だから食事でゆっくりしているわけにはいかない、ぼやぼやしていると映画が途中で終わってしまう。

今月見たかったのは 「ブラックスワン」
「白鳥の湖」のプリマに抜擢されたバレリーナがその重圧に苦しめられて、ってあらすじを聞いたとたんに山岸涼子のマンガみたいだと思った。
実際に見てみるとセクシャルな要素を除けばやっぱり山岸涼子のマンガみたい。
主役のナタリー・ポートマンが臆病でいつもびくびくしているのも山岸涼子の主人公っぽい。この人、「アラベスク」のノンナにぴったりじゃないか。

ナタリー・ポートマンはこの映画のために減量をして1年もバレエの練習をつんだそうで、もともと華奢な人なので少なくとも素人目にはバレリーナらしく見える。上半身だけ見える時はもちろん本人、脚まで全身が見える時は本物のバレリーナのダブルだと思うが、編集がとてもうまい。
この編集と特撮もすばらしくて、本番の「白鳥の湖」の場面、特に黒鳥の踊りは非常に迫力がある。

主人公の心情のお話なので、この映画にナタリーが出てこない場面はほとんどない。アップが多く、バレエ場面にも苦労しただろう。けれどこれでアカデミー主演女優賞はちょっと甘くないか。演技はわりと一本調子で、この人はもっといろいろ演じられるんじゃないかと思うが。

もっとも一本調子になってしまったのは脚本に深みがないからじゃないかと思う。バレリーナの苦悩、母親との確執なんて山岸涼子とか萩尾望都だったらもっとずっと深いものが描けるだろう。ハリウッドは日本の漫画家を脚本家に雇うべきだ。

ところでこの映画で一番びっくりしたのはエンドタイトルの出演者の中にウィノナ・ライダーの名前を見たとき。年をとって追い落とされるバレリーナの役だったのだが、見ていてちっともわからなかった。10年前だったらウィノナがナタリーの役をやっていただろう。なんとも残酷なキャスティングだ。


と無事に最後まで映画を見終わって、台湾の松山空港に到着。
この空港へのアプローチは昔の香港空港みたい。まわりのビルに脚を引っ掛けそうで、スリル満点。

そして飛行機を降りてみれば、なんと日本からの到着客は放射能測定器を通らなければならない。
なんだかなあ。


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武蔵小山でインドネシア料理 「Cabe」

2011-04-24 20:33:49 | 食べ歩き
武蔵小山で食べ歩きシリーズ(?)、今度はインドネシア料理。

いつも行くパン屋さんの手前に小さな立て看板が出ているものの、どこが入り口かもよくわからない謎の店。
同じ町内の友人を誘って探検に出かけてみた。

アジアンダイニングバー cabe(チャべ)

  
行ってみると昼間では入り口がわからないのも道理、看板の先にいきなり急な階段がある。営業していない昼はここが真っ暗なのでわからなかったのだ。
インドネシアというよりはメキシカンのようなカラフルな階段を上がり、狭い踊り場で扉を左に引くと目の前にいきなり壁に面したカウンター。6席ほどのカウンターの横をすり抜けて奥に入ると窓際に小さな4人掛けテーブルが2つある。
本当に小さな店だが、落とした照明のせいかこじんまりと落ち着いた感じで居心地がいい。

唯一の店員さんらしいお兄さんにメニューをもらってみると品数は結構多い。
初めてのお店で、さて、何をいただきましょうか。

 まずは無難なところからガドガド。
おなじみピーナッツソースの温野菜サラダだが、ありがちなもやしばかりではなく、いろいろな野菜が入っているところ、幸先がいい。
 これもインデネシア料理の定番、ビーフ・レンダン。
このお店のは汁気がほとんどなく、辛さもなくて、別に辛いソースが添えられてくる。このソースがちょっと酸味があって美味。お肉も柔らかく、なにより盛りがいい。
 サテの盛り合わせは上からエビ、つくね、ビーフ、マトン、辛いチキンと甘いチキン。どれもおいしいけどマトンが特にうまい。辛いチキンは本当に辛くて、これでこそインドネシア。
 テンペと揚げナスのココナッツ煮
かなり甘口のシチューになっているが、頼めば辛くもしてもらえるらしい。
このお汁を白いご飯にかけるとおいし~。
 ミーアヤムは鶏そば
太い小麦麺にはタレがからめられていて、一緒に出てくるスープをかけて食べてもいい。中国やタイでもこういう汁なしあえそばがあって、最近これがおいしいと思うようになった。

どの料理も太っ腹な盛りのよさで、2人でこれだけ頼んだのは注文しすぎ。
おかげでおもしろそうなデザートにまで行き着けなかったが、どれもおいしくて大満足。
これからはシンガポールや香港まで行かなくても、インドネシア料理が食べたい時に食べられる。

次はコンデンスミルク入りコーラというのに挑戦してみようかな。


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ありがとう、台湾

2011-04-22 16:47:30 | 雑談
今回の大震災では世界中の人が日本に手を差し伸べてくれた。
物やお金、人はもちろん、お祈りを捧げてくれたところもたくさん。

中でも親日家の多い台湾からはすでに140億円以上の義捐金が寄せられたと言うから半端じゃない。自分の国のことだってなかなかそんなには集まらないだろうに。

これらの支援に対して日本政府は首相の署名つきで6カ国、7紙に感謝の新聞広告を掲載した。
 6カ国とは米英仏韓露中。
その中には残念ながら台湾は入っていない。いつものごとく、どこぞの国への「政治的配慮」ってことらしいが。

その後政府からは交流協会を通じて菅首相の台湾宛メッセージが公表されたそうだが、多くの人の目に触れる一般紙への広告掲載とはまったくわけがちがう。

それでは台湾の方々に申し訳ない、政治的配慮が邪魔をするなら一般日本人有志で感謝広告を出そうと言うプロジェクトを立ち上げた方がいる。
そのサイトがこちら↓

謝謝台湾計画

既に予定の広告掲載料金を大幅に上回る金額が集まっているようだが、なにより一般の方がこのようなことを発案し、実行してしまうところがすばらしい。
もちろん広告を出すお金があるならそれを義捐金に回すべきだ、と言う考えもあるだろうが、わずかのお金で日本と台湾の人の心を結べるならそれはまた将来の財産になるだろう。

というわけで、運動への賛意を表する意味で今から参加するのもありかと思う。
一口千円からの振込みは4月26日まで受け付けるとのこと。
余剰金は当然のことながら日本赤十字に寄付するとのことです。


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インドのおまけ

2011-04-20 19:16:19 | インド
水がめ

インドの街中ではよく水がめを見かける。
 
素焼きの甕の気化熱を利用して道行く人に少しでも冷たい水を提供しようというこの水がめが好き。  
 
ジョドプールの砦にいた水売りおばさんも素焼きの壷に囲まれている。
これでどのぐらい水が冷えるのか興味があるが、飲んでみる勇気はまだない。


交通事情

 デリーでみかけたいかす信号
 その信号に従ってこんな乗り物が走っている。
中はもちろんギュウギュウ、一体何人乗っていたやら。


偉い人

これまたインドの各地でみかける眼鏡をかけた胸像
 どうやらアンベートカルという差別民問題と闘った仏教徒の政治家らしいのだが、これがどうにも大橋巨泉に見えて困る。
 これもアンベートカルさんだろうか。
ちょっと怪しい・・・。


怪しいインド人

怪しいインド人といえば
 これって外国人が連想する怪しいインド人のステレオタイプじゃなかろうか。
車に魔法かけてどうするの?


人形こわい

なぜかインドのお人形はみんな顔が怖い。
  
カラフルなパペットもよく見ると顔が不気味だし
 骨董屋の店先に座り込む楽隊も目が据わっている。
 でも一番怖いのはこのお子様達だったりして。


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みんなありがとう

2011-04-17 19:14:19 | 雑談
子供の頃、ほんの一時期イギリスに住んでいた。
地元の学校に通い、近所の女の子と友達になった。

以来ン十年、ずっとその子と文通を続けてきた。
年に一度、クリスマスカードの交換だけを延々と。

そんな彼女から季節はずれに手紙が届いた。
今頃の時期に何事ならん、と手紙を開いてみると「ずっと日本のことが気になって家族中で心配しています。無事なら連絡して」との文面。

どうやら地震に続く原発事故が一向に収まる気配がなく、イギリスでも大きく報道されて心配してくれているらしい。

地震の後にはブータンの友達からも「お願いだからこのメールに返信して!」と泣きながら書いているようなメールがはいったし、マレーシアの友達からは「うちは部屋がいくつも空いてるからいつでも避難してきて」とうれしい便り。

台湾や香港、シンガポールの知り合いもみんな心配してメールをくれた。

みんな、ありがとう。
こちらはいつも通りに暮らしているよ。


よその国のことも我がことのように思えるようになる。
世界が狭くなるのは絶対にいいこと。


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花見@多摩森林科学園

2011-04-15 14:23:37 | 国内旅行
たまには団子より花、この季節に花を愛でなければ日本人じゃない。

というわけで、ちょっと脚を伸ばして高尾へ行ってきた。

 もうン十年も前、小学生の頃に高尾山に遠足に来たけれど、高尾駅に降り立つのは多分はじめて。

でも今日の目的地は高尾山ではない。
駅から徒歩10分のこちら
 多摩森林科学園

入園料400円を支払い、地図をもらってお散歩開始。
 森林科学園の名前の通り、いろいろな種類の木の間を遊歩道が続いている。
入り口付近こそ脇の道路を通る車の音が聞こえていたが、奥へ行くに従って静かになり、久しぶりに緑の匂いがする。

要所要所に配置されたボランティアとおぼしきおじさんの指示に従って歩いていくとサクラ保存林に入る。

  
この園内には江戸時代から伝わる栽培品種や国の天然記念物に指定されたサクラのクローンなど、約250種、1,500本程度が植えられているのだそうだ。
様々な種類の桜は開花時期もそれぞれなので全山花盛り、というわけにはいかないが、おかげで微妙なピンクのグラデーションが楽しめる。

それぞれの木につけられた名札を見ながら眺めていくと
  
大輪の白い花は「白妙」、濃いピンクは「カンヒザクラ」
  
かわいいピンクの「陽光」、花びらがちょっととがった「大島桜」
  
「八重紅枝垂れ」
  「雨情枝垂れ」
  
「仙台枝垂れ」
  「湯村」に「八重紅彼岸」
  
満開の「枝垂れ染井吉野」
  
こちらの濃いピンクは英国産の「クルサル」
  
「冬桜」は秋と春の2回花を付ける品種、丸いのは「雛菊桜」
  
「白滝枝垂れ」
  
「横浜緋桜」などなど。

  
ぐるっと歩いて2.5kmほどの道のりだが、頭上の桜なども楽しみつつ
  
途中の休憩所で駅前で買った白いたい焼きなど食べていたらあっという間に2時間以上過ぎてしまった。

4時閉園を告げるアナウンスを聞きながら、最後は「森の科学館」をちょっと見学。
  
 中には樹脂に封じ込められた桜がたくさん展示されていて、ちょっとかわいそうだけれど花の違いがよくわかって面白い。
桜は雑種がわりと簡単に作れるので、いまでは400種類以上もあるそうだ。

高尾のお花見、楽しかった。
 

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武蔵小山で和食 「衛藤」

2011-04-11 00:20:46 | 食べ歩き
武蔵小山で今回は和食。

やはりアーケード街からちょっと脇道に入ったところにあるこちらのお店「衛藤」
 表が真っ暗なので予約をしているのに休みなのかしら、と思ったら節電中とのこと。ああ、びっくりした。

そもそもこのお店には3月12日に来るはずだった。それを地震のための予定変更でキャンセル、その後は当日に電話をするといつも満席で、4度目の正直でやっと入れたのだ。

連日満席の人気に期待をしつつ、月替わりのおまかせコースをお願いする。

 まずはホタルイカのてんぷらと、うるいや分葱の酢味噌和え。
ホタルイカのてんぷらははじめてだけれど、揚げたてでおいし~。
 お椀は白魚真丈。
しっかりした味付けで、関東人にはぴったり。
 お造りは静岡から来た石鯛。
「お魚の仕入れは大変なんでしょうねえ」と聞いたらやはり北からの魚は皆無とのこと。「元に戻るのには何年もかかるんじゃないですか」って、これから大変。
 焼き筍は濃厚な春の香り。
 炊き合わせは身欠きにしん。
 そしてお食事は珍しいよもぎ雑炊。
見た目は抹茶雑炊のようだけれど、食べた後から「あ、草餅の香り」
 最後のデザートはイチゴアイスの最中。
下の餡とイチゴアイスが良くあって、これは和食にぴったり。

全体にしっかり目のお味で満足度は高いが、量は男性にはちょっと軽いかもしれない。
でもこれで3800円だから、物足りなかったら一品料理を追加すればいい。
さすが武蔵小山、ここもコストパフォーマンスがいいなあ。

また通うべき店が増えてしまった。


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成田で日本そば 「芭蕉庵」

2011-04-09 11:54:16 | 食べ歩き
弟がおいしいおそばを食べに行こう、と言うので久しぶりに家族揃っておでかけ。

車で向かったのは三里塚。
大昔、「三里塚闘争」で有名になったとおり、成田空港まで目と鼻の先の所。

幹線道路からははずれ、さらに大きな通りから一本中に入ったわかりづらい所にその店はあった。

「芭蕉庵」

  
白い家はオーナーのご自宅であろう、その脇の駐車場だったかと思われるスペースにのれんのかかった店の入り口がある。

中はすっきりと清潔感があり、入り口から想像するよりは広い。
カウンター8席、テーブル席1つ、さらに座敷に2卓あって、カウンターの前はガラスで仕切られたそば打ちスペースになっている。
 と言ってもご夫婦2人で切り盛りされるこの店、お昼の調理中ではそば打ちを見ることはできないけれど。

元気の良い奥様に注文をし、そば茶で揚げそばをいただきながら待つことしばし。

まず運ばれてきたのはそばがき。写真を撮る前に家族で半分食べちゃったけど
 真っ白でまるでお餅のように見えるこのそばがき、きめが実に細かくてなめらかな口ざわり。こんなに軽やかなそばがきは今まで食べたことがない。土佐醤油をつけていただくとするする入ってしまう。

 父の大好物、アナゴのてんぷら。
これもふわふわと軽く、野菜は有機だそうだ。

 ぶっかけ海老天そば
この海老天も素材が良くておいしかったらしい。

 自分の注文はせいろとあらびきの2色そば。
せいろはうっすらと緑色、あらびきは皮までひいてあるのでそばらしい香り。
どちらも上品な細さながらこしがあり、かつおだしのよく利いたつゆにあっておいし~。

お腹はだいぶ満たされたけれど、めったに来られそうにない所なのでと欲張ってデザートまで注文。
 そばがきぜんざいは餡子よりそばがきの方が多くてちょっとびっくり。
でもこのふわふわそばがきは塩気の利いたおいしい餡によく合って、お腹いっぱいでも残せない。

成田のこんな辺鄙な所に(失礼!)、と思うほど洗練されたおそばに大満足。

週半ば、このあたりではまだ桜が2分咲き程度で花見のあてははずれたけれど、家族揃っておいしいおそばを食べられる幸せに感謝。


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インドのおやつ

2011-04-05 00:11:33 | インド
インドの町を朝散歩すると、必ず見かけるのがサモサを包む男達。
  
あっちでもこっちでも床にペッタリ座り込んで、大体はカレー味のじゃがいものフィリングを皮で三角形につつんでいる。
 あとは一日中これを揚げて売るわけだが、揚げたてのサモサは大体どこで食べてもあまりはずれがない。

 ジャイプールのLMBレストランでも正面に並んでいたのはサモサ。
その奥にあるのもじゃがいものコロッケのようなおやつだが、これを頼むとわざわざ崩して辛いソースがかかって出てくる。

  
左の兄ちゃん達が丸めているドーナッツのようなものも、右のおじさんが揚げているオレンジ色のかりんとうのようなものも甘~いシロップ漬けになる。

 このおじさんが大なべで作っているのはニンジンを甘く煮たデザート。
レストランではポピュラーなデザートだが、外で作っているのははじめて見た。

 おなじみパニプリの屋台。
こんなに大量のパニプリ、一日で売り切れるのだろうか。

 そして屋台でよくみかけたのはピーナッツ売り。
なぜか必ずピーナッツの山の上には煙を上げる壷が載っているのだが、何か意味があるのだろうか。

町歩きをしてのどが渇いたときにお世話になるのはチャイ屋さん。
  
屋台で営業していたり、お店とお店の隙間で商売していたり。
 今回一番おいしかったのはマンダワのこのおじさんのチャイ。
ミルクを煮詰めて淹れたチャイはこくがあって実においしかった。

大体チャイは道端の専門店のものが一番おいしい。
食堂、レストラン、ホテル、と金額が高くなるほど紅茶がおいしくなくなるのはインドの不思議。
高級ホテルで食後に紅茶を頼むとほぼ間違いなくティーバッグが出てきて、これがタージマハル印だったりすると目も当てられない。インドの巨大財閥、タタ・グループのこのブランドはおそろしくまずいのだ。

インドに行ったら街角のサモサとチャイをお試しあれ。


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