[12月25日21時30分 天候:雨 神奈川県相模原市緑区某所 国家公務員特別研修センターA棟]
絵恋「25日になっても、クリスマス特番ばっかりねぇ……」
絵恋は畳の上に寝転がり、室内のテレビのチャンネルを回していた。
結局、絵恋も体操服とブルマ姿にさせられた。
リサと早苗の2人掛かりで。
絵恋が着ているのは、東京中央学園の緑ブルマ。
もっとも、廃止前に本当に着用されていたものではなく、それに準拠したデザインの別メーカー製作のものである。
今のリサもそのようなブルマを着用しているのだから、特にリサが何か言うわけではない。
リサはリサで同じものではなく、プライベート用の紺色のブルマを穿いている。
早苗は早苗で、沖縄中央学園で廃止前まで着用されていた青いブルマを穿いていた。
沖縄の『魔王軍』はブルマの色が統一されておらず、東京みたいに緑色のブルマを穿く者もいれば、廃止前の青のブルマを着用する者もいた。
特に『魔王』のリサがどっちかにしろと言っているわけではないし、そもそも今のリサが別の色のブルマを穿いているので。
愛原「おーい。風呂から出たぞー」
リサ「はーい」
愛原は部屋に用意されていた浴衣を着ていた。
リサ「先生は浴衣だけで寒くない?」
愛原「風呂に入ったばかりだからな。今の所は……。ただ、部屋の外に出たらもう寒く感じるだろう」
一応、クロゼットにはどてらも入っている。
絵恋「それじゃ、失礼して……」
絵恋は部屋から出る前に、体操服の上からジャージを着用した。
ジャージもまた、東京中央学園のジャージである。
沖縄中央学園のジャージは、ブルマが廃止になっただけで、スクールカラーのブルーのデザインであることには変わりない。
ブレザーの色も青だが、デザイン自体は姉妹校の東京中央の色違いといった感じである。
愛原は、『常磐線の青』だと表現した。
東京中央学園は、『埼京線の緑』である(モスグリーンと表記していた箇所があったと思うが、これは間違い)。
リサ「結局、ジャージは着るのか……」
絵恋「う、上だけよ」
リサがジト目で絵恋を見据える。
一応、ジャージのズボンも持って来たようだが、リサの目線を気にして、それは穿かなかった。
リサ「それじゃ、お風呂行って来る」
愛原「よし、行ってこい」
リサ「帰りにジュースとか買って行こう」
早苗「それはいいね」
あいにくとホテルとかではないので、室内に冷蔵庫は無い。
因みに愛原も自販機コーナーで飲み物を買っており、水だけでなく、ビールも買っていた。
階段を下りる。
さすがにもう受付は閉まっていて、ロビーも薄暗くなっていた。
ロビーにある大時計がカッチカッチと振り子の音を鳴らしており、ボーンと鐘を鳴らした。
早苗「9時半か……」
早苗がそう呟いた。
大浴場と小浴場、自販機コーナーは更に下にある。
ロビーやエントランスはもうほぼ消灯されていたが、階段の方は煌々と明かりが灯っている。
防火シャッターがあることから、非常階段としての役割があるからだろう。
消防法上、屋内非常階段の照明は消灯することができない。
また、大浴場や小浴場の方はまだ営業しているからか、照明が点いていた。
尚、これらの風呂は23時までだという。
リサ「む!僅かながら、先生の残り香が」
早苗「ホントだねぇ」
絵恋「そ、そう?」
脱衣場にも換気扇が回っていて、換気はされているはずなのだが……。
少女3人は脱衣場で一糸纏わぬ姿になると、小浴場に入った。
早苗「言うてそんなに狭いわけじゃないみたい」
リサ「大浴場はもっと広いよ。あそこは10人くらい湯船に浸かれる。で、これは……」
早苗「まあ、私達3人なら、余裕で足が伸ばせるかな」
リサ「そうだね」
リサはその湯船のお湯を手で掬ってみた。
そして、そのお湯の臭いを嗅いでみる。
リサ「あん……先生の臭い、残ってないなぁ……」
早苗「そりゃあ、ろ過装置が動いてるからね」
リサ「先生のチ○毛が浮かんでいるかもしれない!探せ!」
絵恋「やだっ!」
早苗「そんなのいいから、早いとこ体洗いましょ」
絵恋「そ、そうね」
リサ「先生はどこの洗い場を使ったんだろう?」
洗い場は5つある。
リサ「おお!ここのシャワーが濡れている!ここを使ったんだ!」
リサはもちろん、喜んでそこを使った。
そこは真ん中のシャワーだった。
奥から2番目に早苗が使い、手前から2番目を絵恋が使った。
リサ「奥から2番目……」
早苗「何ですか?」
リサ「まるで、“トイレの花子さん”だね」
早苗「何がですか?」
絵恋「東京中央学園の旧校舎。その2階の女子トイレの個室は5つあって、奥から2番目の個室に“花子さん”が住んでるんだって」
リサ「わたしもアンブレラの研究所にいた時、それの物真似させられたなぁ……」
絵恋「獲物の前に現れて、クイズ攻撃するヤツ?」
リサ「そう、それ!先生にもやったけど、全問正解してくれたもんで、わたし自身は攻撃できなかったなぁ……。結局、タイラント君にお願いしたけど」
早苗「そんなことがあったんですか?」
リサ「元“トイレの花子さん”のサナエは、記憶に無い?」
早苗「全くありません。それと……さっきから気になってるんですけど……」
リサ「なに?」
早苗はリサと絵恋の股間を指さした。
早苗「どうしてアソコの毛、ツルツルに剃ってるんです?」
絵恋「は、はわわわ……!そ、それはリサさんが……!」
リサ「先生の秘蔵エロ動画。『パイパンロリ少女と温泉イチャラブ旅行』が何度も再生されてた。つまり、愛原先生はパイパンが好きみたい。だから、わたしも再現してあげてるの」
絵恋「わ、私はリサさんにお付き合いしてるだけですぅ~……」
早苗「そういうことでしたか。魔王様は一途ですね」
絵恋「うむ!」
早苗「私はてっきり、お2人がイスラム教か何かだと思ってましたよ」
絵恋「何で!?」
早苗「コーランでは、陰毛を剃る事が義務付けられているからです」
リサ「そうなのか」
絵恋「スポーツ選手とかは、激しい運動の時、アソコの毛が引っかかったりして集中力を乱されるので、剃る選手も多いと聞くわ。特に欧米の選手とかね」
リサ「2人とも、よく知ってる」
絵恋「でへへへ……ま、まあね。……あ、そうだ。確か、上野凛も剃っているはずよ」
リサ「リンも?」
絵恋「陸上部だからでしょうね」
リサ「なるほど。リンも『魔王軍四天王』としての自覚はあるようだ」
早苗「愛原先生がブルマが好きなら、女子陸上選手のユニフォームも好きかもね」
リサ「うん。だからリンだけは、学校のブルマじゃなくてもいいってことにしてる」
絵恋「リサさん家に行く度に、陸上部のユニフォームに着替えなきゃいけないのも大変ね」
その為か、リサの家に遊びに来るのは、専ら文化部員が多いという。
絵恋「25日になっても、クリスマス特番ばっかりねぇ……」
絵恋は畳の上に寝転がり、室内のテレビのチャンネルを回していた。
結局、絵恋も体操服とブルマ姿にさせられた。
リサと早苗の2人掛かりで。
絵恋が着ているのは、東京中央学園の緑ブルマ。
もっとも、廃止前に本当に着用されていたものではなく、それに準拠したデザインの別メーカー製作のものである。
今のリサもそのようなブルマを着用しているのだから、特にリサが何か言うわけではない。
リサはリサで同じものではなく、プライベート用の紺色のブルマを穿いている。
早苗は早苗で、沖縄中央学園で廃止前まで着用されていた青いブルマを穿いていた。
沖縄の『魔王軍』はブルマの色が統一されておらず、東京みたいに緑色のブルマを穿く者もいれば、廃止前の青のブルマを着用する者もいた。
特に『魔王』のリサがどっちかにしろと言っているわけではないし、そもそも今のリサが別の色のブルマを穿いているので。
愛原「おーい。風呂から出たぞー」
リサ「はーい」
愛原は部屋に用意されていた浴衣を着ていた。
リサ「先生は浴衣だけで寒くない?」
愛原「風呂に入ったばかりだからな。今の所は……。ただ、部屋の外に出たらもう寒く感じるだろう」
一応、クロゼットにはどてらも入っている。
絵恋「それじゃ、失礼して……」
絵恋は部屋から出る前に、体操服の上からジャージを着用した。
ジャージもまた、東京中央学園のジャージである。
沖縄中央学園のジャージは、ブルマが廃止になっただけで、スクールカラーのブルーのデザインであることには変わりない。
ブレザーの色も青だが、デザイン自体は姉妹校の東京中央の色違いといった感じである。
愛原は、『常磐線の青』だと表現した。
東京中央学園は、『埼京線の緑』である(モスグリーンと表記していた箇所があったと思うが、これは間違い)。
リサ「結局、ジャージは着るのか……」
絵恋「う、上だけよ」
リサがジト目で絵恋を見据える。
一応、ジャージのズボンも持って来たようだが、リサの目線を気にして、それは穿かなかった。
リサ「それじゃ、お風呂行って来る」
愛原「よし、行ってこい」
リサ「帰りにジュースとか買って行こう」
早苗「それはいいね」
あいにくとホテルとかではないので、室内に冷蔵庫は無い。
因みに愛原も自販機コーナーで飲み物を買っており、水だけでなく、ビールも買っていた。
階段を下りる。
さすがにもう受付は閉まっていて、ロビーも薄暗くなっていた。
ロビーにある大時計がカッチカッチと振り子の音を鳴らしており、ボーンと鐘を鳴らした。
早苗「9時半か……」
早苗がそう呟いた。
大浴場と小浴場、自販機コーナーは更に下にある。
ロビーやエントランスはもうほぼ消灯されていたが、階段の方は煌々と明かりが灯っている。
防火シャッターがあることから、非常階段としての役割があるからだろう。
消防法上、屋内非常階段の照明は消灯することができない。
また、大浴場や小浴場の方はまだ営業しているからか、照明が点いていた。
尚、これらの風呂は23時までだという。
リサ「む!僅かながら、先生の残り香が」
早苗「ホントだねぇ」
絵恋「そ、そう?」
脱衣場にも換気扇が回っていて、換気はされているはずなのだが……。
少女3人は脱衣場で一糸纏わぬ姿になると、小浴場に入った。
早苗「言うてそんなに狭いわけじゃないみたい」
リサ「大浴場はもっと広いよ。あそこは10人くらい湯船に浸かれる。で、これは……」
早苗「まあ、私達3人なら、余裕で足が伸ばせるかな」
リサ「そうだね」
リサはその湯船のお湯を手で掬ってみた。
そして、そのお湯の臭いを嗅いでみる。
リサ「あん……先生の臭い、残ってないなぁ……」
早苗「そりゃあ、ろ過装置が動いてるからね」
リサ「先生のチ○毛が浮かんでいるかもしれない!探せ!」
絵恋「やだっ!」
早苗「そんなのいいから、早いとこ体洗いましょ」
絵恋「そ、そうね」
リサ「先生はどこの洗い場を使ったんだろう?」
洗い場は5つある。
リサ「おお!ここのシャワーが濡れている!ここを使ったんだ!」
リサはもちろん、喜んでそこを使った。
そこは真ん中のシャワーだった。
奥から2番目に早苗が使い、手前から2番目を絵恋が使った。
リサ「奥から2番目……」
早苗「何ですか?」
リサ「まるで、“トイレの花子さん”だね」
早苗「何がですか?」
絵恋「東京中央学園の旧校舎。その2階の女子トイレの個室は5つあって、奥から2番目の個室に“花子さん”が住んでるんだって」
リサ「わたしもアンブレラの研究所にいた時、それの物真似させられたなぁ……」
絵恋「獲物の前に現れて、クイズ攻撃するヤツ?」
リサ「そう、それ!先生にもやったけど、全問正解してくれたもんで、わたし自身は攻撃できなかったなぁ……。結局、タイラント君にお願いしたけど」
早苗「そんなことがあったんですか?」
リサ「元“トイレの花子さん”のサナエは、記憶に無い?」
早苗「全くありません。それと……さっきから気になってるんですけど……」
リサ「なに?」
早苗はリサと絵恋の股間を指さした。
早苗「どうしてアソコの毛、ツルツルに剃ってるんです?」
絵恋「は、はわわわ……!そ、それはリサさんが……!」
リサ「先生の秘蔵エロ動画。『パイパンロリ少女と温泉イチャラブ旅行』が何度も再生されてた。つまり、愛原先生はパイパンが好きみたい。だから、わたしも再現してあげてるの」
絵恋「わ、私はリサさんにお付き合いしてるだけですぅ~……」
早苗「そういうことでしたか。魔王様は一途ですね」
絵恋「うむ!」
早苗「私はてっきり、お2人がイスラム教か何かだと思ってましたよ」
絵恋「何で!?」
早苗「コーランでは、陰毛を剃る事が義務付けられているからです」
リサ「そうなのか」
絵恋「スポーツ選手とかは、激しい運動の時、アソコの毛が引っかかったりして集中力を乱されるので、剃る選手も多いと聞くわ。特に欧米の選手とかね」
リサ「2人とも、よく知ってる」
絵恋「でへへへ……ま、まあね。……あ、そうだ。確か、上野凛も剃っているはずよ」
リサ「リンも?」
絵恋「陸上部だからでしょうね」
リサ「なるほど。リンも『魔王軍四天王』としての自覚はあるようだ」
早苗「愛原先生がブルマが好きなら、女子陸上選手のユニフォームも好きかもね」
リサ「うん。だからリンだけは、学校のブルマじゃなくてもいいってことにしてる」
絵恋「リサさん家に行く度に、陸上部のユニフォームに着替えなきゃいけないのも大変ね」
その為か、リサの家に遊びに来るのは、専ら文化部員が多いという。