報恩坊の怪しい偽作家!

 自作の小説がメインのブログです。
 尚、ブログ内全ての作品がフィクションです。
 実際のものとは異なります。

本日の雑感 0911

2015-09-11 21:48:05 | 日記
 豪雨の被害がヒド過ぎて、東日本大震災から4年半を迎えたという話が殆どされていない。
 しかし、それも致し方無い。
 私が如何に御加護を受けていたのかが分かるニュースが次々に報じられているからだ。
 昨夜、私はエリアメールを3回も受けて、つまり夜中に3度も起こされた。
 緊急地震速報以外のアラームを聞いたのは初めてだったかと思うが、エリアメールのアラーム音というのは本当に気持ち悪い。
 子供が聞いたらトラウマになるのではないかと思う音だ。
 ホラーチックだったら逆に私としてはいいのだが、それだと“ベタなホラー作品の法則”で死人が出る前提だから、さすがにそんな縁起の悪いことはできないか。
 確かに外からは目の前に滝が流れているのかと思うほどの大きな雨の音がしたが、川の近くに住んでいるわけでもないので、うるさいな程度にしか思っていなかった。
 実家は仙台駅から東に車で15分くらいの場所にあり(東京駅から東へ車で15分なら、江東区まで行けるかな?)、つまり市街地がヤバくなったらエリアメール寄越せよと思った。
 休暇中だから別に早起きする必要は無いのだが、9時くらいに起きても尚、眠かったくらいだ。
 更に前の日のエクストリーム高速バス疲れもあったのだろう。
 で、今日の夕方、仕事から帰って来た弟がこんなこと言っていた。

「裏手の数軒が床上浸水していた」

 と。
 弟の部屋は1番西寄りにあり、そのお隣さん達の家から発電機のモーターの音で午前4時に目が覚めたそうだ。
 お隣さん達は家庭菜園をやっており、集中豪雨なんかがあるとよく畑が水没したりするので、排水ポンプを持っている。
 その音だと思い、
「この雨だからまた水没しただろうけど、昼にやれよ。うっせーな」
 と文句を言いに行こうと思い、外に出たそうだ。
 で、家の前の道路からその裏手の家の前を通る道路に出ると、道路が水没していた。
 まあ水没といっても、せいぜい足首くらいまでの深さだったらしいが。
 で、その家の前に消防車が止まっていた。
 弟の姿を見たその家の主人は、
「あっ、◯◯さん、すいません!朝からうるさくて……。家が床上浸水しちゃって……」
 と仰い、文句を言う気が失せたそうだ。
 本当にその家が大変なことになっているのは、道路の状態からして明らかだったからだ。
 因みに我が家は建替えの際に敷地を嵩上げしたので、浸水被害は無かった。
 何年か前の集中豪雨の時も浸水したそうだが、その時は119番通報しても消防車は来てくれなかったらしい。
 それが今回は来て、消防で排水しているのだから、今回の豪雨はいかに凄いものだったかということだ。

 もし仮に私が昼行便ではなく、夜行便で今朝方到着する予定になっていたら?
 家の周辺道路が冠水していたということは、私は市街地で足止めされていた恐れがある。
 バスが運休することなく、無事に到着できたことは、やはり何らかの加護を信じざるを得ない。

 ところで、顕正会仙台会館は無事だったのかな?

 話は前後するが、今日は市街地に行ってみた。
 乗り鉄をしたかったのだが、仙台駅発着のJR線がほぼ運転見合わせとあっては、それは無理だ。
 取りあえず動いている市営バスと、仙台市地下鉄南北線にだけ乗ってみた。
 アニメイト仙台店が仙台駅西口にあるイー・ビーンズに移転したので、そこに行ってみようと思った。
 今現在アニメイトが入居している新館7階は、元々は別の書店が入居していたので、改装工事もそんなにしなくて済んだのではないだろうか。
 そこで贔屓のマンガ本を数冊購入する。
 アニメイトは透明のビニールカバーを無料で付けてくれるのがいい。
 仙台朝市にあった旧店舗もそれはそれで趣きはあったが、場所柄、魚臭いのが難点だったし、何気に駅から離れているので、建物は古いものの(秋葉原に入居しているビルも結構古めかしいが)、地下鉄の駅には直結しているし、魚臭さからも開放されたので、スタッフ達も助かっていることだろう。
 何より、床面積が広くなったのが1番大きいか。

 アニメイトを訪問した後は、そこのビルから地下鉄に乗ろうと思ったが、閉鎖されていた。
 どうも、昨日からの豪雨の被害がヒドいらしい。
 ビル自体も古いし、地下鉄も開業して30年近く経つから、そろそろ老朽化もしてくるだろう。
 雨漏りがヒドいのかと思い、別の乗り場に向かうことにした。
 TSUTAYAの前にも地下鉄の入口があるので、そこに向かったら、乗り場裏手の歩道が陥没していた。
 もちろん既に行政が動いた後で、カラーコーンとトラバーで囲われていたが。
 その入口は封鎖されていなかったが、階段を降り切った先には駅員が数名立っていて、天井や壁からダダ漏れする水をひたすら拭いていた。
 どうやらとんでもないことが起きていると、そこでまた思い知らされる。
 それさえ無ければ電車は平常運転だから、豪雨のことなどすっかり無かったことにできるのだが。
 しかし今日の仙台市内は雨は降っていないはずだが、何故に地下を走る電車がずぶ濡れで、ワイパーを動かしながらやってきたのだろう?
 トンネルが漏水していて、そこから噴き出た水を被ったからというのはナシにしてもらいたい。

 行きと帰りのバスは、どちらもワンステップ。
 仙台市内にはまだツーステップバスも残っているので、それも近いうちに無くなるだろうから、今のうちに乗り納めしておこうと思ったが残念だ。
 というか350系統自体、地下鉄東西線が開通したら廃止になる路線だから、これ自体がもう乗り納めかもしれない。

 豪雨といい、実に印象的な帰省なわけだ。
コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする