報恩坊の怪しい偽作家!

 自作の小説がメインのブログです。
 尚、ブログ内全ての作品がフィクションです。
 実際のものとは異なります。

“新アンドロイドマスター” 「呆気ない幕切れ」

2015-09-20 20:35:55 | アンドロイドマスターシリーズ
[9月2日17:45.埼玉県さいたま市大宮区・県道2号線(旧・国道16号線) 敷島孝夫、村中課長、3号機のシンディ]

 春日部駅からは国道16号線ではなく、あえて旧国道を通った敷島達。
 見沼区内にある規制線を越えると、一気に人通りも車通りも無くなった。
「ゴーストタウンですな……」
 一時期、市内全域が立ち入り制限区域になっていたさいたま市。
 岩槻区や見沼区も被害を受けていたが、街の中心街に行くほどに被害は大きくなっていった。
 ただ、それでも、例えば戦争や大地震などの後のような瓦礫の山とかいうわけではない。
 ケンショーレンジャー達は率先して町を破壊したというよりは、警察からの攻撃に抵抗して、その巻き添えになった……というのが正しいようだ。
「早いとこ、ケンショーレンジャーや十条伝助を確保しなければならん。このシンディならできるのかね?」
「ご安心ください。その為のマルチタイプです」(←碇ゲンドウ風)
「蜂の巣ではなく、生きて捕獲してくれよ?」
 助手席に座る村中は、念を押すようにリアシートを振り向いた。
「もちろんですよ。ただ、伝助爺さんがサイボーグ化していて、物凄く強化されていた場合は難しいですが」
「まあ、それは仕方が無いが……」

 覆面パトカーは、旧国道16号線から今度は産業道路へ右折し、北上する。
 どちらも県道ながら多くの車で賑わう幹線道路だというのに、今では走っている車はこのパトカーしかいない。
 敵に発見されないよう、赤色灯は引っ込めたままにし、当然サイレンも鳴らしていない。
 因みに、制限区域内は停電している。
 電柱を倒されたり、電線を切られるなどした場所を除いて、実はほとんど停電になるような要素は無いのだが、ロボットやサイボーグなどが充電できないよう、わざと送電を止めているのだ。
 おかげさまで、研究所に近づく度にそこから出て来たと思われるバージョン4.0などが転がっているのだが、そのどれもがバッテリー切れによるものだった。
 因みに敷島達は見つけ次第、そのロボット達のバッテリーを完全に破壊しておいた。
「こいつらも使い方次第で、味方にはなれますわよ?」
 と、シンディは村中に言ったのだが、村中は肩を竦めて、
「既にこいつらはテロ・ロボットとして世間に浸透してるんだ。とてもそんなものは使えないよ。キミ達姉妹も本来はそうだが、美人さんだったのが幸いしたな」
 と、答えた。
「世界的なマッドサイエンティストではあるが、美人に設計してくれたことを感謝した方が良い」
「ええ、もちろんです」

 大宮サッカー場の横を通る。
「課長、まもなく顕正会の本部会館ですが……?」
 運転席でハンドルを握る、村中の部下が答えた。
 彼もまたスーツ姿の私服刑事である。
「確か、この先にPB(交番)があったな。その前に車を止めてくれ。あとはそこから徒歩で向かう」
「了解しました」
 パトカーが顕正会本部の前を通る一方通行の路地の前を通り過ぎた。
 その先には、国際興業バスの『大宮公園入口』バス停と東武バスの『大宮公園東口』バス停がある。
 そこの前に差し掛かった時、それは起きた。

 それは大きな爆発音。

「な、何だ!?」
 車は急停車。
 その大きな爆発音により、明らかに地震のような振動が起きた。
「何だ、ガス爆発か!?」
 車を降りる敷島達。
 村中は拳銃を出して身構え、シンディは右手をマシンガンに換えた。
 しかし、どこで爆発が起きたのかは分からなかった。
「とにかく、行ってみよう」
「はい」
 本当は裏手に回って、そこから本部に乗り込む手筈だったが、急きょ正面から回ることにした。

 件の路地を通って、ケンショー本部に辿り着く。
「爆発音はこの辺りからしたわ」
 と、シンディ。
「なるほど。僅かに焦げた匂いがするな。ガス爆発か何かか?ガスの臭いはしないが……」
 半開きになった正門から中に入る。
 火事があった跡はあり、植木などが所々黒焦げになっている。
 だが、今の爆発によるものではないことは明らかだ。
 ガラスも所々割れている。
「地下研究所の入口は向こうだ」
「建物の中から行くんじゃないんですね?」
「そりゃそうだよ」
 本部会館の裏手に回ると、
「あわわわわわ……」
 黄色いスーツを来た老人が座り込んでいた。
「お前はケンショーレンジャー3号、ケンショーイエロー!」
 村中は拳銃を突き付けた。
「おとなしくしないと、人工知能を蜂の巣にするよ?……って、あれ?」
 シンディもマシンガンを突き出しながら言ったが、直後に行ったスキャンにより、
「課長、社長、この爺さん、人間の反応しかしないけど……」
「何だって!?」
「おい、黄色い爺さん、どういうことだ?」
 村中が尋問する。
「わ、ワシゃ、科学者のジジィに騙されただけぢゃ!こ、殺さんでくれ!!」
「科学者!?それは十条伝助のことか!?」
「そうじゃそうじゃ!あのジジィに、ワシらケンショーレンジャーは……ガクッ!」
「お、おい!」
「……気絶しているだけだわ」
「本当にただの人間なんだな?」
「ええ。サイボーグなら、人間ともロボットとも判別が付かない変な反応になるんだけど、この爺さんはバリバリの人間の反応よ」
 シンディは答えた。
「では一応、病院に運ぶとしよう。……あー、こちら村中」
 村中課長は通信機を取り出した。
 周りを見渡すと、芝生のど真ん中に不自然なマンホールがある。
 何が不自然なのかというと、他のマンホールはさっきの爆発の影響だろうか、蓋が吹っ飛んでいるのに対し、1つだけ飛んでいないものがあるということだ。
 しかも何故か、外灯の前にある。
「村中課長、あれでもしかして研究所に行けるのかもしれません」
「そうだな。悪いが見て来てくれないか?私はこの爺さんを見ている。人間なら私が見ていれば大丈夫だろう」
「分かりました」
 敷島とシンディは外灯の前に向かった。
 マンホールの上に乗って、その外灯のポールにある蓋を開けると、ボタンが現れた。
「よし」
 ボタンを押すと、ガコンと蓋が下がった。
 やはり、マンホールと外灯に化けたエレベーターだったのだ。

[同日18:00.KR団本部地下研究所 敷島&シンディ]

 爆発がこの研究所から起きたのは明らかだった。
 エレベーターが下り切る前から、焦げ臭い臭いが敷島を襲ったからだ。
 このエレベーターが到着する部分は、爆発を免れたらしい。
 だが更にその先、下に降りるリフト付きの階段は無残にも崩れ落ち、そこから下を覗くと、業火に見舞われていた。
「こ、これ……一体、何があったんだ?」
「てか、姉さんは!?姉さんは無事なの!?」
「あ……。おーい!エミリー!無事かーっ!?」
{「敷島……さん……。こちら……エミリー……です……」}
 通信機からエミリーの声がした。
「エミリー、無事か!?」
{「……ロケット・アームを……お願イ……ます。シンディに……シます……」}
「了解!」
 シンディも通信を聞いていた。
 シンディは崩れた階段の先に身を乗り出して、左手を前に出した。
 左手は有線ロケットパンチを繰り出すことができる。
「行くよ、姉さん!」
 シンディはロケットアームを階下に送り出した。
 そして、ガッチリ姉の肩を掴んだ。
 妹の手に掴まれたエミリーも、ブースターで高くジャンプしながら上がって来る。
 両手に何かを抱えていた。
 シンディはエミリーを引き上げた。
 エミリーのコスチュームは所々焦げていたが、概ね無事のように見えた。
「姉さん!無事で良かった!」
「シンディ……敷島・社長……申し訳・ありません・でした……」
「その話は後だ。それより、手に何を持ってるんだ?」
「……ケンショーセピアの・右腕と・ドクター十条伝助の・頭部・です」
「はあ!?」
「ドクター十条伝助は・爆発に・巻き込まれて・亡くなりました」
「何だってー!?……キールは?」
「……分かりません」
「とにかく、ここを出よう」

 敷島はエレベーターの起動ボタンを押した。
(ラスボスが呆気ない死か?何かおかしいな……)
 マンホール型の床の上に乗りながら、敷島は首を傾げた。

 9月21日、展開に矛盾した部分があったので訂正しました。
 エミリーの左手が塞がっているのに、両手に物が持てるわけないじゃないか!
コメント (2)
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“新アンドロイドマスター” 「最終決戦の地へ」

2015-09-20 16:07:05 | アンドロイドマスターシリーズ
[9月2日15:45.天候:雷雨 特急“きぬ”130号5号車内 敷島孝夫、井辺翔太、3号機のアルエット、8号機のアルエット、MEGAbyte]

「ただのゲリラ豪雨だ。晴れ間が向こうで見えてるよ」
 敷島は窓の外を見ながら言った。
 外からは雷鳴に混じって、発車メロディの音が聞こえる。
 この時点ではまだ満席ではないが、座席表を見ると満席になっていたことから、代行輸送を担う下今市駅や栃木駅辺りでそうなるのだろう。
 電車はインバータの音を響かせながら鬼怒川温泉駅を発車した。

〔♪♪♪♪。本日も東武鉄道をご利用頂きまして、ありがとうございます。この電車は特急スペーシア“きぬ”130号、浅草行きです。停車駅は新高徳、下今市、新鹿沼、栃木、春日部、北千住、とうきょうスカイツリー、終点浅草の順に停車致します。【中略】……春日部17時11分、北千住17時32分、とうきょうスカイツリー17時40分、終点浅草には17時45分に到着致します。【中略】次は新高徳、新高徳です〕

「……ちっ、まだ見える」
「えっ?」
 東武鬼怒川線は、正に鬼怒川温泉の温泉街を走り抜けるのだが、窓の外を見ていた敷島が苦笑いした。
「ここの温泉街、バブル崩壊やリーマンショックによる大不景気で、一時期、ホテルや旅館の廃業が相次いだのは知ってるね?」
「ええ」
 井辺は頷いた。
「中には、廃墟化した建物が電車の窓から見えて、温泉街の見栄えが悪いから何とかしろっていう問題が発生しているってな感じの内容のテレビを見たことがある」
「今、ありましたね」
「あそこの自爆装置、起動させといた方が良かったかもな」
「は?」
「いや、あそこもウィリーのアジトだった所」
「ええーっ?」
「確か俺と平賀先生とエミリーで行ったんだが、USBメモリーしか見つからなかったよ」
 前作“アンドロイドマスター”未公開部分『狂科学者の遺品』より。
「自爆装置起動とか言いやがってさ、さすがにあの時は俺達の命がヤバかったから、平賀先生が爆発10秒前に起動装置を切ってくれて助かったよ」
「……社長はいつから、そのようなハードボイルドを……?」
「南里ロボット研究所への出向の時から、運命は決まっていたんだよ。あれから何年経ったのやら……。後ろに座るターミネーチャン2号が仲間になるとは思わなかったよ」
 敷島は後ろを指さした。
 敷島達の後ろにはシンディとアルエットが座っている。
「そろそろこの辺りで、本業に本腰を入れたいところなんだがな」
「そうですね。シルバーウィークは、全てのボーカロイドのスケジュールが埋まっています」
「……MEGAbyteも?」
「はい。ミクさん達のような、ベテランボカロほど大きい仕事ではありませんが……」
 それでも、ショッピングモールのキャンペーンやライブハウスでのライブなどがある。
「井辺君、やるねぇ!」
「いえ……」
「やっぱり戦いは今日で終わらせたいな。うん!」

[同日17:00.埼玉県さいたま市大宮区・KR団本部地下研究所 1号機のエミリー&ケンショーセピア]

「待たせたな。いつの間にかシステムが変わっていて、それを解析するのに時間が掛かってしまった」
 セピアは手動でロックを解除すると、監禁室のドアを開けた。
「ありがとう。だが・どうして・私を・助けて・くれる・のか?」
「敵ではない者まで、敵に回すことまでしたくないだけさ。私は砂上の楼閣と化した顕正会を盛り返すことだけが目的だ」
「……サイボーグ化・したのも?」
「既にブラックがサイボーグ化している。……一部の法華講員からは、『アデランス』と呼ばれてるみたいだがな。まだ件の博士は、ロボットを修理中だ。今のうちにここを脱出するぞ」
「OK。浅井先生は?」
「先に上で待機させている。但し、多少認知症気味なので、会館までは避難させていない。研究所の入口付近なら、外からも見えないからな」
「なるほど」
 研究所の廊下を走るエミリーとセピア。
 だが、
「侵入者ヲ発見!」
 バージョン4.0に発見されてしまった。
「お前達!下がりなさい!」
 エミリーはマルチタイプから見れば下位のロボット達に命令した。
 逆らわないよう、両目をギラッと光らせるなどの威嚇も忘れない。
 だが、4.0集団のリーダーと思しき個体は少し思案した後、
「……エミリー様ヲ、トシテ見做ス!」
「世の中、甘くはないみたいだぞ」
 セピアは右手をマシンガンに換装して4.0の集団に発砲した。
「その・ようだ」
 エミリーもショットガンに変形させる。

[同日17:11.天候:晴 特急“きぬ”130号5号車内→春日部駅1番線 敷島孝夫&シンディ]

〔♪♪♪♪。まもなく春日部、春日部です。お出口は、左側です。春日部では、2号車と5号車の扉のみ開きます。お降りのお客様は、2号車または5号車へお越しください。春日部から東武アーバンパークライン、岩槻、大宮方面と柏、船橋方面はお乗り換えです。春日部を出ますと、次は北千住に止まります〕
〔「お客様にお知らせ致します。東武アーバンパークラインは、さいたま市内における暴動事件のため、岩槻〜大宮間で本日中の運転を中止しております。……」〕

 出発時の雷雨が嘘みたいに晴れ渡った中を走る特急列車。
「よし。俺とシンディはここで降りる」
「はい」
「何かがあったら、事務所を頼むぞ」
「社長、どうか御無事で」
「アルエットは皆を守ってあげてね」
「う、うん」
 電車は春日部駅の1番線に滑り込んだ。

〔ご乗車ありがとうございました。春日部、春日部です。……〕

 ここから乗車しようとする乗客が意外にも多いことに驚かされる。
 JRが動いていないので、振替輸送の客達だろう。
 早いとこKR団を潰して、最後の立ち入り禁止区域(大宮区、中央区、浦和区)を解除させなければならない。

 電車がインバータの音を響かせて発車して行く。
 敷島達は終点まで乗るメンバーを見送ると、改札口へ向かった。

[同日17:20.春日部駅改札外 敷島、シンディ、村中課長]

「少し遅かったな。電車が遅れたのか?」
 村中はズボンのポケットに両手を突っ込みながら話し掛けた。
「ちょっとトイレに寄っていただけです」
「なるほど。さしものヒーローも、緊張しているということだな」
「そんなところです」
「ふむ……。覚悟のほどはいいかね?」
「ええ。行きましょう」
「車を用意してある」
 駅の外に出ると、一般車乗降場にはシルバーのアルファードが止まっていた。
 リアシートから後ろはフルスモークだが、明らかに覆面パトカーである。
 運転席で待っている村中の部下は制服警官ではなかったが、やっぱり一般人という感じはしてこない。
「よし。向かってくれ」
「はい」
 敷島達を乗せた覆面パトカーは、春日部駅前を出発した。

[同日17:40.KR団本部地下研究所入り口 ケンショーイエロー]

「全く、セピアのヤツ、ワシをこんなジメジメした所で待たせおって……。何か、下からは爆発音や発砲音が聞こえるし、ここも安全とは言えんかもしれんのぉ……」
 粗末なベンチの上に座っているイエローは、そんな独り言を呟いた。
「どれ。セピアには悪いが、先に避難させてもらうとするかの……。確か、地上に上がるエレベーターのスイッチは……」
 壁にはレトロなレバーが突き出ている。
 取っ手が木製なところが何ともレトロだ。
「確か、このレバーだったかのぅ……?」

 ガチャン!(イエローがレバーを下げる)

 ビーッ!ビーッ!ビーッ!(けたたましいアラームと共に、所々に取り付けられた赤ランプが点滅する)

「な、何じゃ!?」

〔自爆装置が起動されました。関係者全員の速やかなる避難を勧告。このプログラムを停止させることはできません。繰り返します。……〕

「うおおおお!?な、何じゃと!?」

 ガチャン!(イエロー、慌ててレバーを戻す。だが、アラームと自動放送は止まらない)

「ままま、まずい!しまった!こっちのレバーじゃったか!」

 ガチャン!(隣のレバーを下げる)

 ウィィィィィィィィィィン……ガチャン(荷物運搬用に模したエレベーターが降りて来る)。
 ガチャ、ガラガラ……(ドアが開いた)。

「…………」
 後ろを振り返るイエロー、そして……。
「セピアよ。お前にはちゃんと唱題・回向しておくからの。さらばぢゃw」

 イエローは1人だけエレベーターに乗って脱出してしまった。
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本日の雑感 0920

2015-09-20 00:21:11 | 日記
 安保法案、決まりましたな。
 政権与党が本気を出したら、ほぼ100パー決まるのが“ベタな日本の国会の法則”である。
 だから野党はその対案を出すべきだったのにロクに出さず、ただ「反対!反対!」と言っているだけだから滑稽なのだ。
 確か民主党って政権与党時代、集団的自衛権を強化するべきとかって言ってなかったっけ?
 それがお望み通り、自民党がそうしたらあの騒ぎだろ?
 ますます民主党には投票したくなくなったよ。
 確かに弱者に対する経済政策については、安倍政権は弱いかもしれない。
 だけど、民主党でそれができたかと言えばそれにも疑問符は付く。
 で、公明党は公明党で日和見的だし。
 反対派も、もう可決成立してしまったのだから、無駄に「撤廃!撤廃!」と叫ぶのではなく、ちゃんとそれが運用されるか監視してやるといった風に転換した方が良いと思うがね。

 ところで職場の後輩が、街中でアンケートを求められたそうだ。
 内容は、安保法案に賛成か反対かというもの。
 1000人に調査して、有効回答率が約50パーだそうだ。
 で、そのうちの反対派が70パー程度で、賛成派が数パーだったと……。

「いや、これ絶対操作してるでしょ?賛成か反対か答えるだけで半分も無効回答なんて有り得ないし、マスコミにとって賛成派が多いと困るから、わざと賛成と答えた分を無効化してるでしょ?」
 と思ったとのこと。
 産経新聞ですら、賛成派も実は国会周辺で集会をやっていたことはあまり報じていないくらいだ。

 1番賛成派が多く現れる法案がある。
 それは、「宗教法人への税制優遇の撤廃」だ。
 創価学会に課税するだけで、消費税増税は抑えられるんじゃないか?
 宗教関係者くらいしか国会周辺で反対デモを行うことはないだろうし、無宗教者から見れば、それはもう冷やかなものだろう。
 ましてやそれで消費税増税分の税収が確保できるので、それは無しにしますとなったら、もう無宗教の国民達は賛成に回るだろう。
 賛成派の中でももう少し過激な面々は信濃町を取り囲んで、
「創価学会は税金払えー!」
 なんてシュプレヒコールを上げて、学会員達と流血の惨を見ること必至であります。
 ……え?学会だけじゃないぞって?おまいら日顕宗も税金払うことになるんだぞって?
 別にいいと思うよ。
 その分、消費税など、信徒の生活に直結するような税金が下がれば、熱心な信徒が宗教法人に課税された分の御供養は出してくれるさ。
 但し、“フェイク”や創価新報が叩いてくるような、バブリーさはもう無くなると思うけどね。
 いいじゃない、それらのネタが無くなるってことは。
 浅井一家や池田一家が贅沢できなくなったところで、その家族以外の誰が困るってんだい?

 安保法案も可決したことだし、是非今度は消費税増税ではなく、宗教法人への課税をお願いしたいところだ。
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