報恩坊の怪しい偽作家!

 自作の小説がメインのブログです。
 尚、ブログ内全ての作品がフィクションです。
 実際のものとは異なります。

“新アンドロイドマスター” 「関東裏街道」

2015-08-08 20:03:44 | アンドロイドマスターシリーズ
[8月7日13:19.天候:晴 JR川越駅 敷島孝夫、エミリー、アルエット]

 大宮駅を出た埼京線電車は川越線に入り、日進駅までは住宅街を通る。
 進行方向左手には鉄道博物館が見えるが、ニューシャトルの経営を圧迫する恐れがある為、そこに新駅を作る予定は無い。
 日進駅を出ると、一転して単線区間の牧歌的な風景を走る。
 田園風景も広がる中、10両編成の長大通勤電車がそこを走る不自然なミスマッチな光景が繰り広げられる。
 青梅線のパチンコガンダム駅みたいに何かしらの新駅が建設されてもおかしくないような感じだが、今のところ新設されたのは西大宮駅だけである。
 しかしかつて、グーグルマップがパチンコガンダム駅やスターバックス駅を表示したのと同じようにいずれは変わった駅名の新駅が建設されるかもしれない。
 根拠は無いが、そんな風景が漂うのだ。
 尚、第二次大戦前まで運行していた西武鉄道大宮線は、この川越線に客を取られて廃止になった。
 民業圧迫の例である。
 西武鉄道が走っていないのに、何ゆえ大宮に西武バスが走っているのかというと、そのルーツはそこまで遡るのである(西武大宮線が西武バス路線に転換された為。そのバス路線も、川越グリーンパークを境に分断された)。

〔「まもなく終点、川越、川越です。3番線に入ります。お出口は、左側です。川越から先、武蔵高萩、高麗川方面ご利用のお客様、各駅停車の八王子行きは、向かい側4番線から13時34分の発車です。八王子行きは、短い4両編成での運転です。ご利用のお客様は、ホーム中ほどにお進みください。東武鉄道東上線は、改札口を出てのお乗り換えです。……」〕

「ここで乗り換えだな……。てか、4両かよ」
「そのよう・です」
 電車がポイントを渡って、ゆっくりとホームに入線した。
 高速でホームに進入する東武東上線とは、対照的である。

〔かわごえ〜、川越〜。本日もJR東日本をご利用くださいまして、ありがとうございました。お忘れ物の無いよう、ご注意ください〕

 また夏の太陽が照り付けるホームに降り立つ3人。
 人間は汗をかいて体温調整するが、汗をかかないロイド達はどうするのかというと、旧型のエミリーやシンディは口から排熱する。
 人間の呼吸を模しているのだが、どうも溜め息を吐いているようにしか見えない。
 新型のアルエットは鼻と口を使い、もっと更に人間の呼吸に近い排熱をしている。
「おっ、もう電車がいるぞ」
 折り返し入線したばかりのせいか、4両編成の車内はまだガラガラだ。
 しかし、ドアは閉まっている。
 それでも車内には、数人の乗客が疎らに座っている。
「ああ、なるほど」
 川越から西は半自動ドアになっていて、ボタンを押して乗り降りするのだった。

 ポロロロン♪(音階:ド、ミ、ソ、ド↑)
 バッ、ガラガラガラ……。

「……仙石線だな」
 しかし、車内は冷房が効いていた。
「はーーーーーー……」
「……エミリー、水飲んでおこうか」
「……只今の・外気温・36……」
「いや、いい。数字を聞いたら、余計暑くなる」
 敷島はもう1度電車を降りると、ホームの自販機で飲み物を買った。
「ほら、アルエットも」
 敷島は缶コーヒーだが、ロイド達には水だ。
「口から蒸気吹いたりしませんか?」
 と、アルエット。
「いや、大丈夫だろ」

 ブシューッ!(←エミリー、両耳から蒸気噴き出す)

「ああっ!?」
「……大丈夫・です。不具合は・出て・いません」
「周りもびっくりしてるから何とかしろ!」
 アルエットは飲んでも何ともなかった。
 因みに、暑い時に水を体内に入れると蒸気を噴き出すことがあるというのは旧型機の仕様で、新型ではそのようなことがない。
 つまり、敷島のマニュアル確認が不十分だっただけだ。

[同日13:34.JR川越線1161H電車内 敷島、エミリー、アルエット]

 発車時刻が迫ると、さすがに4両編成の電車も賑わいを見せるようになる。
 もっとも、まだラッシュの時間ではないので、それもたかが知れているが。

〔「お待たせ致しました。13時34分発、川越線、八高線直通、各駅停車の八王子行き、まもなく発車致します」〕

 都内でも聴ける発車メロディの後、電車は一部のドアを閉めて発車した。

〔「お待たせ致しました。今日もJR東日本をご利用頂きまして、ありがとうございます。13時34分発、八高線直通、各駅停車の八王子行きです。途中、高麗川には13時51分、終点八王子には14時42分に到着致します。【中略】次は東飯能、東飯能です。西武鉄道池袋線は、お乗り換えです」〕

 単線区間に入り、駅間距離も長くなる。
 その中で敷島が気にしているのは、
「エミリーが“人形裁判”で、シンディが“千年幻想郷”、アルエットが“竹取飛翔”か?」
「イエス。敷島・社長」
「レイチェルは?“上海紅茶館”だろ?」
「“明日ハレの日、ケの昨日”……という・データも・あります」
「いやー、“上海紅茶館”の電気信号で良かったと思うんだけどなぁ……」
「正しかった・と・思います。だから・レイチェルは・涙を・流したんだと・思います」
「うーん……。だといいんだが……」

[同日同時刻 DCJ埼玉研究所 アリス・シキシマ&3号機のシンディ]

 上半身、特に頭部は大方の修理が完了している為、シンディはいつもの口調でアリスと話していた。
「レイチェル、泣いてたんですよ。泣いて、『私が悪かった』って」
「そう……」
「よく分からないんですけど、井辺プロデューサーにも謝っておいてってことでした」
「プロデューサー井辺が?んん?」
「何でもプロデューサーがアメリカ旅行中に知り合って、レイチェルの活動に加担させたんですって」
「What’s!?」
「プロデューサーにやらせたのは、旅行者として一緒に行動させることで怪しまれないようにしただけであって、直接プロデューサーに爆弾仕掛けさせたりとかはしなかったみたいですけどね」
「何だ……。でも、下手すりゃインターポールから事情聞かれるかなぁ……?」
「恐らくは……。日本人男性と一緒に行動することは、却ってある程度目立ちはしますが、それでも日本人を連れて歩いている女がテロリストとは思えないと思わせるのが目的だったそうです」
「うちのダンナみたいに、一歩間違えりゃテロリストの日本人もいるけどね」
 笑うアリス。
「他には?」
「……ドクター達夫に銃弾を撃ち込んだのは間違いありませんが、頭を撃ち抜いたのはレイチェルではないです。つまり、ドクター達夫にケガをさせたのはレイチェルでも、殺したのはレイチェルではないです」
「What?じゃあ何?一緒にいたバージョン?」
「いえ、違います」
 シンディはレイチェルから聞いた話をアリスにしているわけだが、最後に語られた真相を聞いて、アリスは唖然とした。

 十条達夫の頭を撃ち抜いたのは誰だ?
 ヒントは光線銃。
コメント (7)
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“新アンドロイドマスター” 「捜索再開と……」

2015-08-08 15:30:14 | アンドロイドマスターシリーズ
[8月7日10:30.天候:晴 埼玉県さいたま市西区 デイライト・コーポレーション・ジャパン埼玉研究所 敷島孝夫、鷲田警視、アリス・シキシマ、3号機のシンディ]

 7号機のレイチェル戦に辛くも勝利したシンディ。
 しかし武闘派の彼女は、同型機とのガチンコ勝負に体を大きく損傷させてしまった。
 上半身と下半身が真っ二つにされかかれんばかりのダメージであった。
 特に両足は完全に作り直さないとダメな有り様で、まずは損傷の少ない上半身の修理が始まった。
 そして上半身の修理が一段落したところで、鷲田警視から、彼が率いる特捜の刑事達が押収したシンディのメモリーが返納された。
 随分早い返納だと思うが、取りあえずコピーだけして戻してくれたらしい。
 ロイド達には非情とも言える鷲田警視が随分な温情かと思ったが、
「お前、政治家ともつるんでるのか?」
 と、鷲田警視が苦虫を噛み潰したような顔で聞いて来た。
「政治家?……ああ!」
 敷島は一瞬何のことかと思ったが、すぐに気づいてポンと手を叩いた。
「つるんでませんよ。ほんの、霞ケ関回りの副産物です」
「嘘つけ!霞ケ関を回ったくらいで政治家と知り合いになれるわけないだろう!」
「霞ケ関に陣取ってる反原発派と一緒にして頂いては困りますな。彼らは既に、その運動が詰んでいるだけですよ。鷲田警視もご存知でしょうが、原発より危険なものを修理中なんですから、こっちは
「それくらい知っている!」
「マスコミは不都合なことを世間に知らせませんが、財団があった頃、こちらはテロ対策ロボットを何機も無償で原発に提供しているんですよ」
「表向きは調査ロボットか。むしろ、調査ロボットで高性能なの作ってくれよ」
「あれも利権が絡んでて、こちらにその仕事を回してくれないんです」
「だから!霞ケ関回りで、それやらんかい!……お前も、復興よりカネが優先の男か」
「心外だなぁ……。だったら無償でテロ対策ロボットなんか送りませんよ。あれだって、1機いくらすると思ってるんですか」
「まあいい。達夫博士に関する捜査は終わったぞ」
「ありがとうございます。今度は私達の出番ですね」
「警察は達夫博士の家から手を退くが、大丈夫なのか?」
 KR団のことに関する証拠品以外の達夫の遺品は、遺族に返された。
 もっとも、天涯孤独な達夫のこと、遺族と言っても遠い親戚だったが。
 それがそのまま家の中に戻されただけで、あとは放置状態とのことだ。
「警察にとっては有用な資料でなくても、KR団に取っては有益な遺品の可能性がある。お前達が調査中にKR団と鉢合わせになる恐れがあるぞ?」
「もちろん、護衛は連れて行きます。逆に襲って来たら捕まえて、警視に連絡しますよ」
「ほお……。その護衛というのは?」

[8月7日12:38.JR大宮駅・新幹線ホーム 敷島孝夫、8号機のアルエット、平賀太一、1号機のエミリー]

〔「14番線、ご注意ください。“はやぶさ”“こまち”14号、東京行きが参ります。黄色い線まで、お下がりください。全車両指定席です。この駅からはご乗車になれませんので、ご注意ください」〕

 眩く青白いヘッドライトが近づいて来る。
「アルエット、緊張しなくていいよ」
 時折、敷島が手持ちのタブレットで一瞬だけ警報が出る現象が相次いでいる。
 そのタブレットはアルエットを遠隔監視する端末と常にリンクしている物で、アルエットの状態がすぐに分かる代物だ。
 人間で言うところの緊張状態がすぐに分かった。
 1度会ってはいるものの、1号機のエミリーとこれから会うからである。

〔「ご乗車ありがとうございました。大宮ぁ、大宮です。車内にお忘れ物のございませんよう、お降りください。14番線の電車は……」〕

 9号車から何人かの乗客が降りて来る。
 大宮までは満席近い列車も、ここで少しガス抜きされるわけである。
 その中に、
「あっ、敷島さん」
 平賀太一とエミリーが降りて来た。
「どうも、お疲れさまです」
 敷島が会釈すると、
「科学館の時はありがとうございました」
 平賀も笑みを浮かべて握手を交わす。
 丸渕レンズの眼鏡が、尚更マッドサイエンティストの若かりし頃といった感じだが、実際にそれを目の当たりしていた平賀は反面教師にしている。
「すいませんね。シンディの修理のお手伝いをしてくれるばかりか、エミリーまでお借りしちゃって」
「いえいえ。科学館の時の御礼が不十分で……。おかげさまで、宮城県の学会も大喜びでしたよ」
「それは何よりです」
「エミリーも、妹達が骨肉の争いをしていることに泣いていましてね。自分が止めに行きたかったと言ってましたよ」
「エミリーが止めに来たところで、妹達の怒りは収まらなかったと思うぞ?」
 敷島が言うと、
「分かって・います」
 エミリーは頷いた。
「せめて・シンディだけは・直して・やって・ください」
「シンディには、まだまだ使命がある。ていうか、防衛省から『売れないんだったら、月2億で貸してくれ』って言われてるくらいなんだ。『尖閣諸島警備隊配置にするんだったら、もう少し出してくれ』って言ってるんですけどね」
「ロシア政府も出て来て、間違い無く国際問題になることは政治に疎い自分でも分かるんで、やめといた方がいいです」
 7号機までのマルチタイプは旧ソ連製である。
 ロシア政府はだんまりを決め込んでいるが、もしこれが尖閣諸島に配備され、中国と一悶着があった場合には【お察しください】。
「『竹島から朝鮮人を追い出してくれるんだったら、もう少し安くしてもいいよ』って言ったら、黙り込みやがりました」
「でしょうねぇ……」
「というわけで、今のところ、防衛省の手に渡ることは無さそうです」
「その方がいいかもです。そもそも日本の防衛省が、旧ソ連製のロイドを兵器に使おうとするその感覚が分かりません」
「……科学者の言うセリフじゃないですよね?」

[同日12:57.同駅・埼京線ホーム 敷島孝夫、エミリー、アルエット]

〔本日もJR東日本をご利用くださいまして、ありがとうございます。今度の21番線の電車は、12時57分発、各駅停車、川越行きです〕

「アルエット。怖く・ないぞ」
 トップナンバーのエミリーからは、どうしても歳の離れた妹達にとって近づきがたい威圧感を感じるという。
 シンディでさえ、なるべくエミリーとはケンカしたくないらしいし、
『姉さんが来てくれて、レイチェルに一喝してくれてたらなぁ……。アタシも、こんな目には……』
 と、修理中、研究所でボヤいていた。
 因みにアルエットはシンディにも緊張していたが、シンディがフレンドリーな性格設定の為、今ではだいぶ打ち解けている。
「は、はい……」
「握手・しよう」
 エミリーは常に薄いピンク色の手袋を着けているが、その手袋越しにアルエットと手を繋いだ。

〔まもなく21番線に、各駅停車、川越行きが参ります。危ないですから、黄色い線までお下がりください〕

 地下ホームに電車の接近する音が響き渡る。
 りんかい線の車両らしく、青白いLEDヘッドランプではない旧式のヘッドライトを灯してホームに接近してきた。

〔大宮、大宮。ご乗車、ありがとうございます〕

 大宮で降りる乗客は多数。
 ドアが開くと一斉に降りて来る。
 尚、登記簿上は大宮から先が川越線になる。
 川越まで埼京線だと思っている利用者が多数いるようだが、間違えないように。

〔「ご案内致します。この電車は12時57分発、川越線、各駅停車の川越行きです。埼京線内快速で参りましたが、大宮から先は各駅に止まります。まもなく発車致します」〕

 敷島は空いている座席に座ったが、新旧マルチタイプ姉妹は敷島の前と横に立つ。
 ここでいう護衛役はエミリー、案内役がアルエットである。
 エミリーは言わずもがな、藤野の十条家の構造はアルエットの方が詳しい為。

〔21番線、ドアが閉まります。ご注意ください。次の電車をご利用ください〕

 海底トンネルを走り抜け、わさわさした都会の線路を走って来た電車は、今度は地下トンネル駅を発車した。

〔「ご乗車ありがとうございます。川越線、各駅停車の川越行きです。終点、川越には13時19分の到着予定です。次は日進、日進です。……」〕

 どこかの宗派の日号みたいな名前の駅だが、こんなんでいちいち謗法とかいうヤツの気がしれない。
「アルエットには、まだ経路を入力していなかったか」
「はい」
 敷島は手持ちのタブレットを操作して、これからの経路を入力した。
「……経路、受信しました」
 アルエットは目を閉じて少し顔を上げるとそう言った。
「地下でも一応、電波は入るんだな」
 入力して送信してからヤベッと思った敷島だったが、結果オーライだったようだ。

 予定では川越まで行った後、今度は八高線直通の八王子行きに乗り換える。
 そこでレンタカーを借り、藤野に向かうというルートである。
 八王子でレンタカーを借りるのは、藤野で思わず大きな物を拾得することを考えてのことだった。
 それをそのまま事務所に持って行くかもしれないし、鷲田警視の所に持って行くことになるかもしれない。
 都内で借りれば、都内の別の営業所でも車を返却できるというメリットもある。
「エミリー。妹達が傷ついたり、壊れたりして苦しいだろうが、その気持ちはKR団のアジトに乗り込んだ時にでも発散してくれ」
「大丈夫です。ありがとう・ございます」

 電車が地上に出ると、夏の強い日差しが車内に差し込んで来た。
 ドアの窓から外を眺める鋼鉄人形は、今何を思う?
コメント (6)
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コメントレス

2015-08-08 02:30:18 | 日記
 ANPさんと山門入り口さんからコメントを頂戴した。
 どうも、ANPさんは掲示板向きのコメントと言える。
 本当に掲示板のドンチャンさんや、掲示板化していた“あっつぁの顕正会体験記”ではしっくり来るのだが……。
 因みに三江線の件だが、何となく意味は理解できるのだが、やはり西日本の路線に東日本の感覚で乗ろうとすると痛い目を見ることがあるという例示だったのだろう。
 もっとも、東日本であっても、昔の仙石線のように、油断すると痛い目を見る路線は存在していた。

 山門入り口さんからのコメントだが、恐らく今さら鉄道博物館に鉄女はいまい。
 大宮駅に行っても、むさ苦しい大宮レイプ軍団撮り鉄達がホーム先端付近を占拠しているだけであろう。
 要するに、縁の無い者はとことん縁が無いのが実状なわけである。
 折伏に置き換えてもらえれば分かる。
 熱心な信徒がどれだけ街頭折伏したところで、一生に1度も法華講員にも顕正会員にも出会わなかった人達は数えきれない程いる。
 顕正会員の中には、なかなか出ない初心の功徳について新入信者より問い合わせがあった時、
「私の折伏を受けられたことが初心の功徳」
 と、堂々と答えていた者がいたそうだ。
 色々言いたいことはあるが、まあ、顕正会と縁することなど一生に何度もあるわけではないだろうから、運力自体は強いのだろう。
 それをどこで鍛えるかだ。
 私は今現在、日蓮正宗法華講であるが、今のところまだ開花はしていない。

 前回の記事でつぶやいたが、こんな真夜中にブログを更新できる仕事など警備業ぐらいのものだ。
 夜中に帰ってくることも、珍しくない仕事だからね。
 ホワイトカラーなら物凄い残業をしたことになるのだろうが、ブルーカラーだとこういうのも通常勤務の範囲だったりするからね。
 なかなか無いんじゃないの?これが通常勤務の1つの仕事なんて。
 山門入り口さんの励まし通りにならないのも、この生活スタイルが原因の1つである。
 もっと小さい支部の末寺に、平日行って御覧なさい。
 誰もいないか、お年寄りくらいしかいないよ。
 自分の、社会における分際を考えてみると、とても恋愛できる場合じゃないというのが分かる。
 清掃員の男も分際を弁えなかったのが悪いが、嫌われると会社にいられなくなるほど大騒ぎされるわけである。
 こんな割に合わない事、私は御免被るね。

 業務中なんだから、ちゃんと仕事しろよって感じだ。
コメント (4)
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