報恩坊の怪しい偽作家!

 自作の小説がメインのブログです。
 尚、ブログ内全ての作品がフィクションです。
 実際のものとは異なります。

バス事故多し

2013-07-04 18:51:44 | 日記
東北道でツアーバス追突、運転手死亡14人けが(読売新聞) - goo ニュース

 やはりツアーバスは危ないなと思っていたのだが、

http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/nation/kahoku_K201307040Y0Y30YX00004_134406.html

 路線バス、お前もか!というツッコミだ。

 来月辺りの帰省は、新幹線の方が良さそうだ……。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 “新人魔王の奮闘記”より。前の続き。

 安倍春明ら視察団は、ダークエルフ族が実効支配する闇の森へ向かうべく、まずは魔界高速電鉄のデビル・ピーターズ・バーグ駅に向かった。この駅からは闇の森へ線路が延びている。魔の森線と呼ばれる路線だ。森の名前と路線の名前が違う理由は不明だ。内戦による荒廃で長らく運休状態になっていたが、ダークエルフ族がアルカディア王国から強大な自治権と引き換えに王国からの支配に従うと決定した後、即座に復旧し、運転再開したという。だが……。
「ご期待に沿えず、申し訳無いのですが、実は魔の森線は今現在、貨物線扱いとなっておりまして……」
 ドワーフのような立派な髭を蓄えた駅長は済まなそうに答えた。
「ええーっ!?」
 何でも旅客収入が見込めないためだという。その貨物も、2両編成の荷物電車が1日2往復だけ運行されているのみとのこと。
「荷物電車で何を運んでるの?」
「主にエルフ族からの木の実と、弓矢や木工芸品などです」
 するとサイラスが、
「王国に納める税ですよ」
 と、口を結んだ表情で耳打ちした。
「納税列車なの!?」
「まあ、実態は……」
 現金生活をしないダークエルフ族から徴収できる税は、全て現物である。
「そうか。じゃあ、荷物電車に便乗するしかないのか。次の電車は?おおかた、午後でしょ?夕方とか?」
「荷物電車はそうです。お待ちください。こんなこともあろうかと、運行本部に連絡して特別列車を準備中です」
「おっ、何だ。さすがだな」
 仕方が無いので特別列車が来るまで、ホームのベンチに座って待つ。
「閣下。駅長室でお待ちになられては?」
 駅長が誘う。
「いや、いい。ここで電車ウォッチングでもしてるよ」
「さようで……」
「サイラス」
「は」
「その……税はどうなのかな?負担かな?」
 するとサイラスは複雑な顔をして応えた。
「全く負担に思わないわけがないでしょう。全村から集めた薪、弓矢、木の実……全て村で本来消費するものだ。それを王国に回してるのだから」
「そうか」
「しかし初代ヴァール大帝の傲慢政治、そして民主党の横暴政治と比べればまだいい方です。前者は我々が窮地になるよう間接的に手を回してきたし、後者は直接だった。視察に来ようともしなかった。来たのは軍隊だけだ。確かに税は負担だが、少なくともまだ前者2つの政権よりはだいぶマシだと思う」
「そう言ってくれるか」

 しばらく待っていると、霧の中から4両編成の電車がやってきた。焦げ茶色一色の電車だ。環状線からポイントを渡って、魔の森線のホームへゆっくり入ってくる。
「お待たせしました、総理。信号が開通次第、発車できます」
 駅長は春明達を車内に案内した。特別列車といっても、普段は環状線や中央線を走行している電車なのだから、車内は普通の通勤電車だ。
「ありがとう」
 春明達、視察団は約10人ほど。それが4両編成の電車を貸し切っている。
 駅長が最後尾にいる車掌に合図を送ると、ドアが閉まって、すぐに発車した。
(それにしても……)
 と、思う。戦争で荒廃し、そのまま廃止になってしまった鉄道は存在する。日本で言えば、沖縄県営鉄道全線や岩手県のJR橋場線がそうである。この魔の森線も復旧後の輸送密度から考えれば、廃止になってもおかしくない。しかし魔界高速電鉄は、後生大事に抱えている。
(こんなローカル線でも、とっておけば何かの役に立つのだろうか。それとも、何か大きな利権が……)
 森の住民達は魔界高速電鉄を利用しない。そもそも、森から出ようとしないからだ。サイラスなどは、珍しい部類だろう。そのサイラスだって、春明の護衛でもなければ、電鉄に乗ろうとしない。
 納税のために魔の森駅を訪れる者はいるが、それだけだ。
(民主党人民軍があった頃は、ゆっくり視察できなかったからな。今回は余裕を持たせてあるし、ゆっくりできそうだ)
 電車は相変わらず、霧の中を突き進んでいた。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スマホ買っちゃったぜい!

2013-07-04 15:49:14 | 日記
 今日は所用で都内に行った。本来なら都営地下鉄で行くべきところ、私はあえて都営バスを利用した。本当に鉄ヲタかよ、自分?
 東京都交通局、東20系統、東京駅丸の内北口→錦糸町駅行き。
 東京都現代美術館経由だが、こちらは東22系統と比べると、本数が1時間に2本しか無いようなローカル路線である。現に私が乗った9時20分発は、これが今日の始発だ。
 中扉から乗る方式に慣れているもので、前扉から乗る方式にはいささか違和感を覚える。車種はUDのスペースランナー。最近の都バスはノンステップばかりが導入され、なかなか面白味に欠けるのだそうだ。
 実はこの路線、わざわざレポるほどの見所はあまり無い。下車した場所は菊川駅前だが、バス停を降りた所から駅が見えるわけではないのでご注意のほどと言ったところか。
 公営バスなだけに、利用者は年寄りが多い。因みに私が座っていた最前列席は……お年寄りに譲るのはイヤミだよな?いや、高さが……。

 ポテンヒット氏からコメントを頂戴した。どうやら、競輪に熱中されているもよう。
 大宮競輪場に行けば、お会いできるかな?健闘をお祈り申し上げたい。

 さてさて、タイトルにもあるように、ついにスマートフォンデビューしてしまった。ほとんど衝動買いに近いのだが、職場でもじわじわとスマホ派が増加し、その圧力に屈してしまったということか。寄らば大樹の陰というからね。
 で、感想だが……。これ……使いこなすのに、どのくらい掛かるのだろう。つい最近買い換えたばかりの先輩は、
「ガラケーの感覚は一切捨てよ」
 とのお言葉であった。妙法蓮華経方便品第二の
「正直に方便を捨てよ」
 に、似てなくもない。って、ガラケーは爾前経かい!

 一刻も早く慣れたいところだけども、時々休憩しましょう。目を痛めますorz
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする