中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

海外生産比率から日本のものづくりの立ち位置を見る!!

2020年03月19日 04時32分43秒 | 2019年版ものづくり白書
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おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡つとむ です。

昨日は2019年版「ものづくり白書」8ページ「図 111-6 製造業の実質労働生産性の時系列変化(2010 年を1とした時の上昇率)」を読みましたが、今日は9ページ「図 112-1 我が国製造業の海外生産比率の推移」を見ます。

下図について白書は、我が国製造業のサプライチェーンはアジア全体に広がり、タイや中国における日系自動車産業の集積も報告された。同時に、国内工場の役割として「マザー機能」を残すという戦略も見られるようになった、とあります。

この図の序文として、 ものづくり白書は、バブル崩壊、1997 年半ばの急速な円高方向への推移や、新興国の工業化を背景に国内工場の海外展開が進んだことで、国内製造業が衰退するのではないかという、いわゆる「産業空洞化」の危機感が強まった時代に生まれた。

こうした背景もあり、刊行以来、グローバル展開戦略に関する記述は例年、当白書の重要な柱の一つとなっている。初期の白書においては「加工貿易」による外貨取得を重視し、ASEAN 諸国への生産設備移転の増加傾向を踏まえ、国内製造基盤の空洞化を懸念する分析が行われた。

しかしながら、グローバル化の進展がますます加速化し、新興国に対する諸国の直接投資が活発になると、工程間の国際分業を進める取組が紹介されるようになり、「国際分業論」が展開された。当時の白書においては、グローバル化の中で世界規模での競争に対応するためには研究開発・生産・販売の各段階において、最適な立地環境が整備されている地域へ拠点を展開し、事業や企業の再編を進め、経営効率を向上させる「国際機能分業」の必要性が指摘されている。

「日本は加工立国」「産業の空洞化」という言葉が今となると懐かしいですね。今回のコロナウィルスの影響で中国からの輸入に支障が生じているので、「分業」がさらに一歩進むかもしれませんね~。

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