2019年版ものづくり白書を読んでいきます！！

おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション　中小企業診断士　地域活性化伝道師の長岡つとむ　です。

今日から2019年版「ものづくり白書」を読んでいきたいと思います。

まずは、2ページ「総論」を見ます。

白書は、2018 年版ものづくり白書においては、第四次産業革命が到来する中、我が国のものづくり企業が直面する課題はより本質的で深刻であることを指摘した。そうした大規模な環境変化の中で変革に対応するに当たり、企業経営者が下記の４つの危機感を持つことが重要であると述べています。

4つの危機とは、

①「人材の量的不足に加え質的な抜本変化に対応できていないおそれ」
　→技能人材の不足、第四次産業革命に向けた人材育成

②「従来『強み』と考えてきたものが、成長や変革の足かせになるおそれ」
　→これまで「強み」だと認識していた品質、慣行への過信、現場の蛸壺化

③「経済社会のデジタル化等の大きな変革期の本質的なインパクトを経営者が認識できていないおそれ」
　→国内の経営者が変革の本質的なインパクトを認識できていない

④「非連続的な変革が必要であることを経営者が認識できていないおそれ」
　→非連続的な改革に取り組み、新しいビジネスチャンスをつかむ

これらを踏まえ、白書は、それでは、我が国製造業が今後も競争力を維持・強化するためには、具体的にはどういった方策をとるべきなのだろうか。今回の白書は、昨年提起した課題や方向性、足下における新たな環境変化を踏まえ、第四次産業革命下における4つの戦略をメッセージとして提起する、とあります。

この続きは明日にしましょう～！！

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