中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

7割は後継者がいる!?

2017年09月15日 05時31分45秒 | 2017年版「中小企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「中小企業白書」261ページ「第2-2-7図 経営者交代で変化した年齢の分布」をみましたが、今日は262ページ「第2-2-8図 後継者選定状況・親族外承継の現状」をみます。

下図から後継者の選定状況、親族内外承継の割合、親族外承継の場合の内訳を見ると、後継者が決まっている割合は 4 割超であり、後継者候補者がいる者も合わせると、約 7 割を占めることが分かります。

白書は、こうした後継者・後継者候補との関係を親族内・親族外に分けると、親族外を後継者・後継者候補とする割合は 33.4%となっており、その内訳を見ると「親族以外の役員」が57.9%、「親族以外の従業員」が 33.9%と、社内の人材が大半を占めている、とあります。

次に、親族内承継の内訳を見てみると、81.5%が子供を後継者・後継者候補としており、中規模法人でも、親子間での引継ぎが依然として有力な選択肢であることが見て取れます。

後継者候補がいる企業は7割というのは、思ったよりも高いように感じるのは私だけなのでしょうかね。。。

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