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中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

資金調達方法を変化させよう!

2017年09月03日 05時20分43秒 | 2017年版「中小企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「中小企業白書」241ページ「第2-1-85図 持続成長型企業の、成長段階ごとの資金調達における課題」をみましたが、今日は242ページ「第2-1-86図 持続成長型企業が成長段階ごとに利用した資金調達方法」をみます。

下図から持続成長型の企業が成長段階ごとに利用した資金調達方法について見ると、はじめに、創業期においては、「経営者本人の自己資金」の割合が最も高く、次いで「民間金融機関からの借入れ」、「家族・親族、友人・知人等からの借入れ」の順になっていることが分かります。

次に、成長初期と安定拡大期においては、「民間金融機関からの借入れ」の割合が最も高く、次いで「経営者本人の自己資金」、「政府系金融機関からの借入れ」の順になっています。

また、成長段階が進むにつれて「経営者本人の自己資金」、「家族・親族、友人・知人等からの借入れ」の回答割合は低下しており、その一方で「民間金融機関からの借入れ」、「政府系金融機関からの借入れ」、「公的補助金・助成金の活用」の回答割合はおおむね増加していることが分かります。

白書は、持続成長型の企業は、創業期は経営者の自己資金や家族・親族といった身の回りから資金を調達しているが、成長段階が進んでいくにつれて、自己資金や家族・友人等からの借入れから、外部の金融機関からの借入れや公的補助金・助成金の活用へ、資金調達方法を変化させていることが分かる、とあります。

成長段階が進んでいくにつれて資金調達先が変わってくるのは、自然のことなのでしょうね。逆に言うと、成長するためには資金調達方法を変化させることが求められるということなのでしょうね!!

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