おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2016年版)の201ページ「第 2-3-28 図 外国人人材有無別に見た業務実績」をみましたが、今日は202ページ「第 2-3-29 図 海外展開投資別に見た人材確保の取組状況」をみます。
下図から海外展開投資を行っている企業の、人材確保の取組状況を見ると、直接投資については「中途採用による語学力・専門性の高い日本人人材の確保」が最も高く、次いで「外国人留学生、現地人材等の外国人の積極的な採用」、「語学力・専門性の高い新卒者の採用」の順になっているが、輸出とインバウンド対応については「人材は必要だが確保の取組は特に行っていない」と回答する割合が最も多くなっていることが分かります。

続いて、下図から人材育成について見てみると、直接投資については「海外現地スタッフの日本での勤務や研修・実習」、「日本人社員の早期海外赴任」といった取組を行っている企業はいるものの、全体的にいずれの海外展開投資についても「人材は必要だが育成の取組は特に行っていない」と回答する企業の割合が高くなっていることが分かります。

必要だと分かっていても何のアクションも起こせないというのは、経営者としては本当に歯がゆいところですよね!
昨日は中小企業白書(2016年版)の201ページ「第 2-3-28 図 外国人人材有無別に見た業務実績」をみましたが、今日は202ページ「第 2-3-29 図 海外展開投資別に見た人材確保の取組状況」をみます。
下図から海外展開投資を行っている企業の、人材確保の取組状況を見ると、直接投資については「中途採用による語学力・専門性の高い日本人人材の確保」が最も高く、次いで「外国人留学生、現地人材等の外国人の積極的な採用」、「語学力・専門性の高い新卒者の採用」の順になっているが、輸出とインバウンド対応については「人材は必要だが確保の取組は特に行っていない」と回答する割合が最も多くなっていることが分かります。

続いて、下図から人材育成について見てみると、直接投資については「海外現地スタッフの日本での勤務や研修・実習」、「日本人社員の早期海外赴任」といった取組を行っている企業はいるものの、全体的にいずれの海外展開投資についても「人材は必要だが育成の取組は特に行っていない」と回答する企業の割合が高くなっていることが分かります。

必要だと分かっていても何のアクションも起こせないというのは、経営者としては本当に歯がゆいところですよね!