おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2013年度ものづくり白書 197ページの「高齢者技能について」をみましたが、今日は198ページの「高年齢技能者の活用状況」をみます。
2012年高年齢者雇用状況報告によると、継続雇用制度があるのは、大企業の93.4%、中小企業の81.2%であり、大企業の78.5%、中小企業の54.3%が継続雇用の基準を設けている。
その内容は、大企業、中小企業ともに、「働く意思・意欲があること」、「健康上支障がないこと」、「出勤率、勤務態度が良いこと」が多いとのことです。
これを踏まえ、(独)労働政策研究・研修機構「「全員参加型社会」の実現に向けた技能者の確保と育成に関する調査(2012年)」をみると、退職前と比べた仕事場所・仕事内容については、企業規模にかかわらず「退職前と同じ事業所、同じ仕事」が圧倒的に多くなっていますが、大企業については、約1割が「退職前と同じ事業所、違う仕事」となっていることが分かります。
続いて、高年齢技能者の仕事の担当をみると、「一般の技能系正社員と同じ仕事」が多いが、「他の技能者の教育担当としての仕事」、「どちらかといえば補助的で単純な仕事」、「どちらかといえば高い技能を要する難しい仕事」もあるとなっています。
日本人の健康寿命は76歳とのことですので、高年齢技能者は、今後ますます戦力として活用していくことが求められるということですね。
昨日は2013年度ものづくり白書 197ページの「高齢者技能について」をみましたが、今日は198ページの「高年齢技能者の活用状況」をみます。
2012年高年齢者雇用状況報告によると、継続雇用制度があるのは、大企業の93.4%、中小企業の81.2%であり、大企業の78.5%、中小企業の54.3%が継続雇用の基準を設けている。
その内容は、大企業、中小企業ともに、「働く意思・意欲があること」、「健康上支障がないこと」、「出勤率、勤務態度が良いこと」が多いとのことです。
これを踏まえ、(独)労働政策研究・研修機構「「全員参加型社会」の実現に向けた技能者の確保と育成に関する調査(2012年)」をみると、退職前と比べた仕事場所・仕事内容については、企業規模にかかわらず「退職前と同じ事業所、同じ仕事」が圧倒的に多くなっていますが、大企業については、約1割が「退職前と同じ事業所、違う仕事」となっていることが分かります。
続いて、高年齢技能者の仕事の担当をみると、「一般の技能系正社員と同じ仕事」が多いが、「他の技能者の教育担当としての仕事」、「どちらかといえば補助的で単純な仕事」、「どちらかといえば高い技能を要する難しい仕事」もあるとなっています。
日本人の健康寿命は76歳とのことですので、高年齢技能者は、今後ますます戦力として活用していくことが求められるということですね。