中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

木材利用による地球温暖化の防止

2012年05月12日 04時15分36秒 | 2011森林・林業白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日はカーボン・オフセットの具体的な取組をみましたが、今日は61ページの地球温暖化防止に向けた木材利用をみます。

木材利用は、炭素の貯蔵、エネルギー集約的資材の代替、化石燃料の代替の3つの面で、地球温暖化の防止に貢献するとされています。

特に樹木は、光合成によって大気中の二酸化炭素を取り込み、木材の形で炭素を貯蔵していることから、住宅や家具等に木材の利用を進めることは、社会全体における炭素の貯蔵量を増すこととなり、大気中の二酸化炭素を低減することにつながると考えられています。

そして、木材は鉄やコンクリートといった資材に比べて、製造や加工に要するエネルギーが少ないことから、これらの資材の代わりに木材を利用することは、製造・加工時の二酸化炭素の排出削減につながると考えられています。

さらに、木材を化石燃料の代わりにエネルギー源として利用することは、化石燃料の燃焼による不可逆的な二酸化炭素の排出を抑制することにつながります。

これらを踏まえ、木材の利用は二酸化炭素の排出削減につながることから、地球温暖化の防止のためには、様々な用途で木材の利用を図ることが求められています。

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