中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

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森林吸収量の算定方式

2012年05月15日 04時32分34秒 | 2011森林・林業白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は「COP17」についてみましたが、今日は63ページから森林吸収量の算定方式をみます。

森林吸収量の算定方式については、第1約束期間と同様の算定方式である「グロスネット方式」、基準年と約束期間の吸収量の差を計上する「ネットネット方式」、国ごとに参照レベルの値を定め、実際の吸収量との差を計上する「参照レベル方式」の3つについて主に議論が行われたようです。

今回のCOP17での議論の結果、京都議定書の第2約束期間において、「参照レベル方式」を採用することが同意され、我が国については参照レベルはゼロとなり「グロスネット方式」と同様の算定方式となっているとあります。

これについて22年度の森林・林業白書の50ページに、我が国は、森林吸収源対策には長期的な視点が必要であることや、森林の齢級構成を問わず持続可能な森林経営の取組を適切に評価すべきとの観点から「グロスネット方式」又は同等の効果を有する場合の「参照レベル方式」が適切であると主張しているとあります。

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