昨日のさくらんぼは過去最高の人出(?)でした。
初めて来られた方が4~5人ほど、そこへ久しぶりの方やおなじみの方を合わせて16名だったかな。狭いお部屋でギュウギュウでした。
今月から治療の始まった初参加の方の言葉。
「(がんになったという)実感が無いんですわ。
元気なのに…
でも残された時間のことを意識してしまう。
皆さんはどんなふうに過ごしてるんですか?」
これに答えるように順番にがんとの馴れ初め、近況、心境を語っていきました。
ひとくちに「がん」といっても、病気の深刻さ、難しさの程度はいろいろだし、受け止める側の気持ちもいろいろだよね。年齢も…
でも、混乱のあと、病気を受け入れていく、という流れは共通してるんだろうな。
帰宅後、参加していた方からメールを貰いました。
「若い患者さん」に対する寄り添った思いが書いてありました。
先日がん相談支援室で
『STAND UP!!』という若年性がん患者さん達が作ったフリーペーパーを貰いました。どんな年齢でもがんになったらショックでしょうが、子ども~10代、20代、30代前半なんて人生のはじまりのほうですよね。学校や就職、恋愛…いろんなことがフツーにできなくて想像できない人生になったんでしょうね。それでもたくましく‘病気を受け入れていった’人たちの声を読むと、中年患者の私なんて甘いなと思います。あ、昨日さくらんぼに来てくれた若い患者さん、『STAND UP』を手に取ったかしら?話題にしたら良かった…
島根の支援塾に来られていた北海道の看護師さんの病院では、子育て世代の患者さんたち向けのサロンを企画してるそうです。納賀さんも珍しいとおっしゃっていました。遠いから参加することはできないだろうけど、そういう場があることをこれまた昨日いらっしゃっていた小さいお子さんのいる患者さんにお伝えできたらよかったのに…
なんだか小さい後悔ばかり積み重ねている。
その後のお楽しみのことはまたあとで。