今日は診察日でした。
いつものように高級ホルモン注射をして、薬の処方箋を出してもらい、
あとは二言三言主治医と話す。「それ全部自毛?」とかね。
最近アゴの付け根あたりがよく痛む、これは、なにか良からぬことの
前触れでしょうか、とたずねたら、「ちがう」と簡潔な答が返ってきました。
「あ、せんせい、今、簡単に流したのでは?」と言うと、途端に顔が
崩れて笑い目、笑い頬になってもう一度「ちがう。関係ない」とおっしゃいました。
だいたいこの先生は表情が極端っていうか、硬い無表情な顔で低い声で
ぼそぼそ喋るかと思ったら、笑うときは顔色まで変わるぐらいグニャグニャに
なる。笑い方がパタリロを思い出させるんだよね。
長い待ち時間、同じ病気の人と喋っていたので、あっという間でした。
やはり時間が経っても、話すことはまるで自己紹介のように、
告知時のこと、脱毛のこと、からになる。
会計を済ませるとナーシングルームの看護師さんがいて
私たちに声をかけてきました。「変わった事ないですか?」と。
私たちは、主治医ではぬぐい切れなかった数々の
小さな体の変化に対する不安をここぞとばかりに質問しまくる。
私はアゴのことを聞いてみた。そしてやっぱり、大丈夫で
しょうと言われ、今度こそホッとするのでした。
いつものように高級ホルモン注射をして、薬の処方箋を出してもらい、
あとは二言三言主治医と話す。「それ全部自毛?」とかね。
最近アゴの付け根あたりがよく痛む、これは、なにか良からぬことの
前触れでしょうか、とたずねたら、「ちがう」と簡潔な答が返ってきました。
「あ、せんせい、今、簡単に流したのでは?」と言うと、途端に顔が
崩れて笑い目、笑い頬になってもう一度「ちがう。関係ない」とおっしゃいました。
だいたいこの先生は表情が極端っていうか、硬い無表情な顔で低い声で
ぼそぼそ喋るかと思ったら、笑うときは顔色まで変わるぐらいグニャグニャに
なる。笑い方がパタリロを思い出させるんだよね。
長い待ち時間、同じ病気の人と喋っていたので、あっという間でした。
やはり時間が経っても、話すことはまるで自己紹介のように、
告知時のこと、脱毛のこと、からになる。
会計を済ませるとナーシングルームの看護師さんがいて
私たちに声をかけてきました。「変わった事ないですか?」と。
私たちは、主治医ではぬぐい切れなかった数々の
小さな体の変化に対する不安をここぞとばかりに質問しまくる。
私はアゴのことを聞いてみた。そしてやっぱり、大丈夫で
しょうと言われ、今度こそホッとするのでした。