リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 

沖縄は石垣島から元報道カメラマンが送る、海・空・山、自然が大好きな方へ! ツアー参加は「リフトアップエコツアー」で検索!

蝶がいな~い!

2021年01月11日 | 生き物

石垣島は何年かぶりに「寒~い」と言うか、本来の冬の気温まで下がった石垣島になっています。となると「今年こそは!」と思うのが「リュウキュウアサギマダラの集団越冬」です。ここ何年かオイラが知る何か所かのポイントを回っているんですが、何処に行っても見られません。たまに見られても数匹程度。

色々原因を考えているんですが、単純に場所が変わったのか、温暖化のせいで集団を作らないといけないほど寒くないのか、いったい原因は何なんでしょう?

2009年撮影の集団越冬リュウキュウアサギマダラの集団越冬2 - リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 (goo.ne.jp)

2011年撮影の集団越冬。この頃までは普通に見る事が出来ていました。今年は、リュウキュウアサギマダラから - リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 (goo.ne.jp)

2018年撮影の集団越冬。2011年を最後に「凄いなぁ!」というのは見られなくなり、何とか探す事が出来ても10羽程度の小集団しか見つけられませんでした。リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 (goo.ne.jp)

今シーズン考えられる原因の一つは雨ばかり続き、実は昆虫は雨でかなり死んでしまったり、チョウで言えば羽化出来なかったりします。ですから雨の合間に見に行っても本来チョウがいなければ集まる事も無いわけです。そして忘れちゃいけないのが今年の2月12日までは閏月のある年なのです! ですから約一か月遅れで見られる可能性もあるかな?!

明日からしばらく雨が止むんですが、予報で気温が低いのは水曜日の朝まで。日中は20度を超え最低気温も17度とか19度です。チョウがいたとしても集まる程でも無いでしょう。ただこの時にチョウが羽化してくれて、この後また寒くなってくれればチャンスがあるかも知れません。いずれにしても諦めずに、アチコチ探して見ようかとは思っています。

#リフトアップ石垣島エコツアー

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年最初のネジバナです。

2020年03月02日 | 何でも

自転車に乗ってる途中、裾止めベルトをなおそうと止まったら足元に今年最初の多分、ナンゴクネジバナ(こう見えてラン科)を発見! こんな偶然ってあるんですね。

それにしても年々温暖化の影響が色濃く出ていて怖いです。カンヒザクラは未だにポツポツしか咲かず、とにかく今年の石垣はガツンと寒くなる事が無かったのでもしかしたらこのままポツポツ咲きで終わってしまうかも知れません。ネジバナも例年よりかなり開花が早いです。リュウキュウアサギマダラの集団越冬もここ数年見てないし、地球はいったいどうなってしまうんでしょう?

#リフトアップ石垣島エコツアー

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の夜長、島の冬も近し

2019年11月25日 | 夜が好き!

街灯の元、リュウキュウアサギマダラ(タテハチョウ科)が数匹で集まって寝ていました。これから寒くなってくると風通しの悪い場所に集まり、もっと大集団になって集団越冬します。本来なら夜の自然の中、せいぜい月夜の明かりがあれば良いくらいですが、こんな街灯の傍で集まるなんて珍しいです。

月夜の明かりだとなんだか神秘的で素敵な感じですが、人工物である街灯だと何故だかオイラは、「冬も近い、秋の夜長の刹那」を感じます。

#リフトアップ石垣島エコツアー

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リュウキュウアサギマダラの集団越冬2018

2018年01月26日 | 生き物

今冬もリュウキュウアサギマダラ(タテハチョウ科)の集団越冬を撮ろうと思ってあちこち行ってるんですが、なかなか凄いのに出会えません。先日もようやく12~3度まで下がる週間予報だったので、近場で数か所と北部まで足を延ばしたんですが空振りに終わりました。特に北部は過去凄い数が集まる場所だったのに少しどころか一匹もいません! いくら何でも1匹もいないなんて・・・、

 

もともと毎年同じ場所にいる訳では無いんですが、たいていいる場所ってあるでしょ?それなのに今冬は全然。実は場所だけでなく数も多い年と少ない年があって、今年は極端に少ないか気候が今までと随分変わって来てるので、もしかしたらこれから発生するのかも知れません。取り敢えず次にまた気温が下がる日があったら、また撮影しに行って見たいと思います。

今回の画像は近場の山で、何とか数十匹いた中で一番密集してた枝を撮った物です。

 

以下は過去の集団越冬の記事です、良かったら覗いて見て下さい。多い年はこれくらい大集団で越冬しています。

http://blog.goo.ne.jp/lift-up001/e/f4b0072d9f7fb8ca2d0a202238862ff3

http://blog.goo.ne.jp/lift-up001/e/11b03ef017d367ec96bf2008636ecbbe

http://blog.goo.ne.jp/lift-up001/e/16f271e64155873782684448d528b793

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久し振りに北部に行って来ました

2018年01月18日 | 海が好き!

蝶の集団越冬を撮ろうと久しぶりに北部に行って来たんですが、あんまり良い天気だったので海の写真も撮っておきました。雨の多い石垣の冬に久し振りの晴れです。

牛さんが草をはみ、雲がのんびり流れる、こんな景色が何時までも続く石垣島であって欲しいんですが・・・、

★昨日今日と朝が早かったので昨夜はメチャ早く寝ました。おかげで掲載が遅れてしまいました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

顔のあるカメムシ、アカギカメムシの集団だけど越冬じゃないよ

2016年05月20日 | 生き物

アカギカメムシ(キンカメムシか科)が集団でいました。 ただこれを見たのはもう寒い季節をほぼ終えていたので集団越冬ではなく、越冬後の交尾時の集団かな? このカメムシは琉球列島、特に八重山に多かったんですが最近では九州どころか千葉県でも「アカギカメムシを採集」と言う記事がありました。 画像のように白っぽいのは年寄りと言われてますがまだまだ謎が多い昆虫で、その内の一つが集団を作る事です。 子供の頃の集団は兄弟なんですが、大人になってからも交尾や越冬以外で集団を作るんです。なんで? それは休眠をする為です。

大人になってからする休眠を成虫休眠と言うそうですが、生きて行く上で厳しい環境時・冬は集団を作る事によって集団内部は少しは温度が上がり湿度も保ちつつ凍らないようにし消費エネルギーも減らす、さらに春になった時に同じタイミングで活動出来るので交尾も含め都合が良いそうです。これは内地のテントウムシとかでもする(一応冬眠と言う)ので有名ですね。 ところが暑過ぎる夏も実は結構辛いらしく、集団を作る事によって集団内部は湿度を保ちつつ呼吸を抑えて休眠を取り乗り越えます。これは夏眠と言うそうです。 乾燥時もするそうで、有名なのは乾期に干上がった川では土中で膜を張って眠り、雨期になって水が浸みて来たら動き出す魚がいるでしょ、あれです。カタツムリが膜で蓋してジッとしてるのもそうです。 

今後温暖化によって気温が高かったり、異常気象で雨が降らない日が続くと、日本でも夏眠する生き物が増えるのかな?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

その寒さに亜熱帯の魚は耐えられません

2016年01月25日 | 海が好き!

全国的に非常に寒い日が続いてますが、ついに石垣島も2桁を割りました(8度くらい)。 奄美では115年ぶりに雪が降り、沖縄本島では初の霙(みぞれ)です。 石垣はそこまでは行きませんがこれくらい寒くなるとアサギマダラ(蝶)の集団越冬が見れて、我が家(街より寒い)では年に数日しか使わない石油ストーブに火が入ります。 

ところが一昨日、ボイラーのタンクからストーブのタンクに灯油を移そうと思ったら、タンクの底に薄ら残ってるだけ。 これを抜くとシャワーが! 22時までに行けばスタンドが開いてると思って行ったら灯油自体が置いてない! 他の店に行っても全滅。 そうだった~、内地と違って石垣じゃぁボイラーくらいしか灯油を使わないので石油屋さん?専門の業者が配達で持って来てくれるのが基本で、売ってる所は殆どありません。 仕方ないのでこの日は七輪で炭を燃やして凌ぎます。 思えばこの頃から・・・。

海水温も当然下がります。 亜熱帯石垣島の海に住む魚は寒いのが苦手。 あまりの寒さに仮死状態で浮かび上がり、砂浜に打ち上げられた魚はそのまま御臨終。 こんな日は、これを狙って朝早くから砂浜に魚拾いに行く人が出ます。 オイラもメッドのガイドに行く前に、何時もより早く出て見に行きました。 アバサー(ハリセンボン)にベラかな?、あがってます。

いかにも南国の魚、チョウチョウウオの仲間もあがってます。 他にもカニやウミヘビなんかも。  こんな具合に黒潮で内地の方に流れて行った魚達も、冬になると死滅回遊魚として亡くなって行くんですね。

こんな大きな食べ頃のハタの仲間もあがってました、 ラッキー! 今夜はアバサー汁とハタの煮付けかな?! 面倒なので仕事の帰りに拾って行こうと思ったら・・・。 すでに誰かに拾われたりカラスか何かに食べられたのか、身がボロボロに。 う~、やっぱり拾っておけば良かった~! 

で、話は最初に戻りますが、昨夜は昼間の内に買っておいた灯油を入れて石油ストーブが使えたんですが、年2~3日しか使わない石油ストーブに勝てませんでした。 空気がカラカラになったのか、灯油の煤にやられたのか、喉が最高に痛いです!!! ちゃんとヤカンを上に乗せて蒸気を出しておいたんですが・・・。 前日の炭と冷気もあるんでしょうね。  

昨夜は痛くて殆ど寝れず、今朝からイソジンでうがいしてるけど全然治りません。 そのくせ魚を拾いに行く元気はあったが、ガイド中もクシャミと鼻水、帰ってからますます痛みが増してます。 今夜も寝れないか・・・?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リュウキュウツチトリモチが出てきたよ!

2014年12月22日 | 何でも

まだ少しですが、そろそろ「てぃらのぼーず」が出始めました。 てぃらのぼーずとはリュウキュウツチトリモチ(ツチトリモチ科)の石垣方言名で、丸い感じからお寺の坊主のようなのでそう言う名前が付いたようです。 今年の石垣は干ばつが続いたせいか、出てくるのが遅いですね。 もしかしたらまだキイレも元気なのが見れるかもしれないな。 

落ち葉をちょっとどかすと、これから頭を出そうと準備してるのが幾つか。 既にもうアリさんがいます。 この赤いアリさんが花粉を媒介してると言われてます。 さらに今度は地面が見えるくらい落ち葉をどかすと凄い数のアリさんがいました。 巣があったんです。 ツチトリモチは他の植物の根に寄生して栄養を得る「寄生植物」なんですが、種をアリさんが巣穴に運んで(運ばされて)、それが寄生する植物の根に付いて増えていくんじゃないか?とも言われてます。 まだ謎なんですけどね。

奥に入って行くと良い感じに並んでるのが! 

この日は凄い寒い日だったんで、リュウキュウアサヒマダラの集団越冬も見れるかな?と思ったんですが、そっちは空振りでした。 午前中のガイドを終えてから行ったので気温が上がってきて、すでに遊びに行っちゃったようです。 今度また寒~い日に朝から行きましょう。 起きれるかな・・・。

右上にある検索で「集団越冬」と打って、「ブログ内検索」すると過去に掲載したものが見れますよ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の集合

2013年08月05日 | 山が好き!

先日までは樹液や水分補給の集まりでしたが、そろそろ子孫繁栄の集まりも増えて来たようです。 

なぜ成虫も集団を作るのかなど詳しい事がわかってないキンカメムシですが、誰もが予想する通り学者先生達も集団お見合いが推しのようです。 集まっては解散、集まっては解散を繰り返しながら秋になる頃にはかなり大きい集団になり、集団越冬で体だけでなく心も温めあいながら冬を乗り切ったら、そりゃぁ自然とカップルも誕生!って感じなんでしょうか? この辺はあくまでもオイラの考えですよ(笑)。 ちなみに集まれ~!の信号は脚を擦り合わせたり体の一部を擦り合わせたり、葉や枝を擦ったりして出すそうです。 以前TVでもやってましたが、超高感度の振動や音を感知する機械で実際の音を流してましたが、当のカメムシ君達は体全体で振動というか音というかを感じるそうなので、オイラ達人間が聴いてる音とは違うんでしょうね。

ものスゴーイ小さいチップ(発信機)があれば一匹の一生を追い続けられるそうですが、それは相当難しいそうで、謎はまだまだ深まるばかりです。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

この季節も、ナナホシキンカメムシは仲良し?!

2013年06月17日 | 山が好き!

最近仕事でナナホシキンカメムシ(キンカメムシ科)を探してたんですが、単独で見つけられれば十分、と言うよりこの季節は集団ではいないだろうと思ってたんですが、いらっしゃいました。 だけど集団越冬や集団お見合い、幼齢時の集団生活、というのとは違うようです。 

次の画像を見てもらうと分かりますが、口が樹に突き刺さってますね。 そうそう、樹液(暑いので水分)を飲む為に集まってるんです。 ただカブトムシとかが集まるような樹液が染み出してるような所ではなくて、 トウダイグサ科の樹液が吸いやすい箇所(貯蔵組織、樹脂道が表面に近い場所?)に集まってるんでしょう。

それは樹の根元だったり、ちょっと凹みのある洞(うろ)の様な所に集まってたりで場所も高さもまちまちでした。 ただ数はやっぱり今まで見て来た季節の方が遥かに多く集まってて圧巻+美しいです。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする