キイロダカラ(タカラガイ科)の色違いを並べてみました。全部キイロダカラですよ。これ実は巻貝なんです、知ってましたか?きれいに切断してみると、中が巻いているのが分ります。貝殻の色の違いは食べ物と言うか、住んでいる環境によって変わるそうです。大きさは沖縄県では北で大きく南で小さいそうで、哺乳類(北極の白熊は脂肪が多く体が大きい、南に行くほど小さくなる)と同じですね。
この貝達にはどんな理由があるのだろう?
子供の頃、タカラガイの殻を貰ったり見つけると大切に取って置いた物で、未だにそれらが残っています。昔からお金の代わりになっていたり、装飾、お守り等、まさに名前通りのお宝だった訳です。 ところで何で殻がいつもキレイでピカピカなのか?と言うと、普段活動している時この子達は外套膜と言うのを出していて、それが殻を形成するだけでなく表面を覆っている状態にあり、キュッキュ、キュッキュと磨いているような物なんですね。だから死んで時間が経ったものは表面が汚くなります。 ウミウサギと言われる貝も似ていますが、そっちはウミウサギガイ科で一応別扱いです。