今年も「オカガニの放幼生の観察会」を行いました。去年は早目に集まったので今年は30分遅らせて19時半に集合。オイラは予定があったので20時に向かいました。すでに浜まで数匹のママガニが下りて来ていて、今か今かとタイミングを見計らっていました。何きっかけで海に入るのか分かりませんが、もう少し時間が欲しいようです。
去年の観察会のを見直したら全く同じ写真の構成だったので、自分の進歩の無さを感じます(笑)。画像ではわかりませんが、お腹の卵を見るとすでに卵から出て来て動いてるのや、そうでなくても目玉の黒い点が見えます。このような状態を「発眼卵」と言いますが、これがそろそろ生まれるよ!という合図になります。だけどママガニには見えてないと思うんだけどなぁ。
いずれにしてもこの日(13夜)に合わせて孵化するように産卵してるってこと?どうやって上手く放生する日い合わせて産むんでしょう? いやまてよ、人間も大潮の日に出産する事が多いから、ママが調整してるというより、お子様たちの方が自分が生まれる日を調整しているというか、分かるようになっている、と言う方が正解か。カニさんの場合は放生日が近づくチョッと前に既に何時でも産まれる準備が出来ていて、その日まで卵の中で待機。ママが海水に入った刺激が合図になって「わ~!、誕生!」と言うのが想像つきます。人間の場合も羊水の中にいるからやはり月の引力を感じて「よし、明日、明日産まれるぞ!」となるんでしょうかね?不思議だ!
今年は自分のポケデジで撮影したモノですが、結構「ゾエア(カニの幼生」の形が分かるものですね。もっとちゃんと見たい方は、去年友達が撮影したのを見てください。
https://blog.goo.ne.jp/lift-up001/s/オカガニの放生
どう言うわけかオカガニは満月の大潮の日に、オカヤドカリは新月の大潮の日に放生をします。これは同じ場所を利用する生き物同士が良くやる、「住み分け」をしているのかもしれません。と言う事で次回は次の大潮(新月)の日に行った「オカヤドカリの放幼生の観察会」を紹介します。
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