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等々力渓谷、その前に(帰省4日目)

2021年11月08日 | 文化・歴史好き!

この日は内地にいる頃から気になっていた東京23区内唯一の渓谷「等々力渓谷」に始めて行って来ました。駅を出て踏切を渡ると直ぐにトイレがあるのでココで用を済ませておきましょう。その後右に曲がり「用賀中町通り」に出て左に行くとローソンや成城石井があり「等々力通り」の方に戻ると吉牛、すき屋、ラーメン屋、ドトールなどがあります。お昼にかぶる人はここいらで買っておくか食べておかないと苦労します!

等々力渓谷に行く前に寄って欲しいのが、成城石井の駐車場?です。ここでは世田谷区指定の文化財や等々力渓谷の上側にある林の樹々が見れます。

詳しい事は読んで頂いた方が良いですね。左後ろ(駐車場奥)には真新しい倉も見えます。

ヤブミョウガ(ツユクサ科)、水場が好きな植物です。渓谷に下りたらまだ花が咲いていたのを撮影した思うので、後ほど載せます。石垣島にもこの仲間があり、ヤンバルミョウガ、コヤブミョウガ、ナンゴクヤブミョウガ(同じ?ザルゾコミョウガ) です。オイラが確認してるのはヤンバルとコヤブ。ナンゴクは見てたとしても気付いてないでしょう(笑)。内地のも石垣島のも絶滅危惧種だったりそれに近かったりで、日本では水場の植物がことごとく絶滅の危機に瀕しています。つまりそれだけ「日本の水も水場も悪くなって行っている!」と言う事です。石垣島のような小さい島では、それが如実に表れています。

シュロ(ヤシ科)。シュロは実は数種あります。そして全て外来種です! 石垣島のクバ(標準和名ビロウ、ヤシ科)と非常に似ていますが、同じヤシ科でもシュロはシュロ属、ビロウはビロウ属でチョット違います。ただいずれも昔から利用されて来て、縄や敷物、うちわやほうき、茎?葉殻?は杖やバネとしても使われていたくらいです。

モウソウチク?(イネ科)。実は竹も外来種?!と言う説があります。じゃぁ「かぐや姫」が入っていた竹は?あれは早目に中国から移入された「ハチク」の可能性が高いとの説です。ハチクはせいぜい直径10センチなので「3寸の赤ちゃん(三寸ばかりなる人)」が入っていたと言うのも納得いきます。ただ、2~300万年前の地層からマダケらしい化石が出て来ているので、近年「竹会」がザワついています(笑)。 いずれにしても竹もシュロも利用価値が非常に高いので、自然に広がったと言うよりは人がドンドン広げていった、と言う説は正解かも知れません。

ケヤキ(ニレ科)。歩道にはこんなのも大切に守られていました。元々この辺り一帯がちょっと前まで「武蔵野台地」方面から多摩川に注ぐ渓谷(谷沢川)のある森だったんでしょう。もっと前は海の底です!

続く

#リフトアップ石垣島エコツアー #等々力渓谷


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