さて皆さん、これ何だと思いますか? 大きな目でこっちを睨んでますね。 目の下には赤い玉が。
アケビコノハ(ヤガ科)の幼虫でしょう(暗かったので手振れです、すみません) 最近この子を良く見かけます。 鳥などの敵を目玉模様で威嚇してるんだとは思いますが何に擬態してるのか、別に擬態してる訳でなくただ睨んでる様に見せたいだけなのかは分りません。 ただちょっと振動を与えたりすると頭をギュゥッと折り曲げて縮込めるので、やはり何かに擬態してるつもりなのかな~?と思います。 それにこの赤い玉の部分も意味があるはず。
蛾になってからも擬態の名人で枯葉そっくりになります。 羽を広げればそれなりにキレイな固体なんですが、閉じてる時は本当に地味な姿をしていますよ。 以前に撮った物があるんだけど探しきれませんでした。 またそのうち掲載しますね。 ところでアカエグリバ(ヤガ科)と言う蛾もいるんですが、成虫はお互い似てるのに幼虫時代は全然違います。 通る道は違っても行き着く場所は同じと言うのは進化の過程でも良くあります。 マニアックに調べれ調べるほど物事って何でも面白いくなってきますよね。