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リーフでの出会い

2011年08月08日 | ウミガメ

先日書いてた、「リーフまで行った時の良いの」と言うのを今回載せますよ。 良いのって言うか、「ウミガメとの良い出会い」です。 浜でウミガメと出会うのはもう数え切れない位になりましたが、海中でウミガメと出会うのは今回で2度目。 以前のは西海区の研究所が放流した発信機付きのアオの若者でした。

今回のは始め見た時にサンゴの間に首を突っ込んで何かを一生懸命食べてました。 夢中になって食べているのでオイラがずっと見ていても全然気が付きません。 アオかな?と思っていたんですがサンゴの間に首を突っ込んで食べている所、甲羅にギザギザがある所、アカはまず違うし、アオなら基本草食、タイマイは海綿の他にほぼ雑食、嘴の形からしてどうやらタイマイ(ウミガメ科タイマイ属)じゃないかと思っています。 石垣島ウミガメ研究会の会長でもあるT師匠、どっちですか?

「ん?なんだ?」
やっとオイラに気付きましたがあえてオイラはジッと動かず観察し続けました。 向うもオイラが何なのか分らず、その間ジッと見つめあって、いや違う、観察しあってました。

完全に体をこちらに向け、立ち上がって一生懸命観ています。 この姿だとアオっぽいんだよな。

いい加減オイラがもう良いやと思い近寄って行ったら、いよいよ逃げようと思ったらしくユックリと後ろを何度か振り向きながら去って行きました。

小さいなぁ、と思っていたんですが、タイマイなら大人サイズですね。 石垣みたいにウミガメを食べる習慣がある地域ではカメに、「人間につかまる」、と言う遺伝子が受け継がれ残っているせいか人が近付くと逃げて行ってしまいます。 悲しいですね~。 でもウミガメを獲る習慣が無い地域では同じ人間なのに近付いて行っても逃げません。 だからカメに摑まったり、一緒に泳いだり、すぐそばで写真を撮らせてくれたりします。 オイラがオーストラリアに居た頃、GBR(グレート・バリア・リーフ)で潜った時ですが、かなり近付いても逃げませんでした。 目の前まで行ってようやく逃げたという言うより「ウザイ!」、といった感じで去って行きました。 もう少しで摑まって泳げたのになぁ。

今の石垣に亀獲り爺さんはもういないし、何十年、何百年後かには石垣でもウミガメは逃げなくなるのかなぁ?

☆石垣島ウミガメ研究会では貴方の情報提供をお待ちしています。 
ウミガメ目撃情報はもちろん、死体があった、足跡があった等、会員が少なくまだまだカバーしてない浜が沢山あるので、砂浜を散歩する習慣がある方なんかは特にご協力お待ちしてま~す!

コメント (4)
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