そろそろ夏に咲くランがツボミを付け始めるかな?、っと様子を見に行ったら、もう咲いてました!
ツルラン(ラン科、絶滅危惧種、石垣市保全種)。幾つかの山に行って咲いていたのはこの娘(こ)だけでしたが、殆どの山でツボミは付けていました。夏に備えて準備をしているんでしょう。今週の梅雨がその手助けになる事は間違いないですね。天からの恵みと山の栄養をたっぷり吸収して、立派な花を咲かせてくれるでしょう。
#リフトアップ石垣島エコツアー
そろそろ夏に咲くランがツボミを付け始めるかな?、っと様子を見に行ったら、もう咲いてました!
ツルラン(ラン科、絶滅危惧種、石垣市保全種)。幾つかの山に行って咲いていたのはこの娘(こ)だけでしたが、殆どの山でツボミは付けていました。夏に備えて準備をしているんでしょう。今週の梅雨がその手助けになる事は間違いないですね。天からの恵みと山の栄養をたっぷり吸収して、立派な花を咲かせてくれるでしょう。
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簡易水道?の堰やパイプが無ければ凄い良い感じの渓流瀑、あるいは滑瀑だったんでしょう。以前雨季の時に来た時は堰を溢れてキレイに流れていたのを覚えています。
場所的に飲料水とは考えにくいので農業用の簡易水道なのかも知れません。オイラが初めて来た20年くらい前には既にありました。岩はチャートだったと思います。チャートとは二酸化珪素(SiO2、シリカ、ガラス質)の成分を持った放散虫や海綿動物の死骸が数億年前に、現在の太平洋辺りの海の底に溜まって熱や圧力などが加わって出来た岩です。それが石垣島でも「むにゅ~」と押し出されて出て来てます。見たい方は富崎観音堂灯台に行って下さい。石垣島を形成する地層の中でもかなり古い層です。ちなみに放散虫は5億年(6億とか10億と言う考えもある)くらい前からいて現在でも800種類くらいいます。
堰を登って上流側を見ると花崗岩ぽいです(この時ちゃんと見てない!)。とっても良い感じの美しい沢で、遡って行くと大小様々な滝が見られます。石垣島は主に花崗岩で出来た山からの水なので元々は柔らかい、とっても美味しい水なんです。ただし水道水は琉球石灰岩層を通った地下水を混ぜているのでその限りではありません。
堰の上から下流側も樹々が生い茂り豊かな自然が広がります。堰下のプール(一応かつての滝壺?)のキワにオイラが置いておいた三脚が写っています(笑)。石垣島の自然って山も海もあって本当に豊かだなぁ(だいぶ減ったけど)。
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★今日はPhotoshopもすんなり作業出来たけど、毎回調子が違います。いまだにPC全体が安定しません。元のバージョンに戻すかどうか思案中。
変な形をしたこれ一応花なんですが、シマミサオノキ(アカネ科)と言います。花びらをバッと開いたのもたまに見かけます。バナナみたいに「皮を剥いて食べて」ってやっているように見えるんですが、どうですか?
奥にはロウソクのようなのが見えますね。受粉して花びらが取れ画像からは想像出来ませんが丸い実になります。下の画像ではロウソクがいっぱ。クリスマスツリーに負けてません!
シマミサオノキと言うとこちらでは「バネの木」と言われたりします。それはイノシシ猟の罠に使うのにこの木が折れずに曲がり、良く跳ね上がるからだそうです。
ところで、シマミサオノキを思い出す事が出来ず友達に「何だっけ?」と聞き、名前を聞いた途端に「そうそう、そうだった」と。歳を取るとこんなのが増えて来ますね。いや、オイラは昔からか(笑)。
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もう直ぐ終わりだなぁ、と急に思い立ち行って来ました。キンギンソウ(ラン科)です。先っちょが折れたのか萎れちゃってますね。大きさが全然違いますが、カゴメランと同じシュスラン属です。そう言われると花が似てるでしょ?
糸くずが沢山ついていて「ちゃんとキレイにして撮れよっ」て思うでしょ? オイラもそう思ったんですが、良く見ると花の一番下にクモがいるのが分かりますか? このクモは花に来る昆虫を狙っているんじゃないかな?と思い、そういう生態も大事だと思うので、ありのままで撮影しました。もう一本あったんですが、そっちはちゃんと先まであって、まだ半分くらい蕾が残っていました。枯れ枝が引っかかって曲がっていたので除けておいたんですが、一週間くらいしたら真っ直ぐになって花もキレイに咲き揃っているかな?と楽しみにしています。
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クロイワカワトンボ(カワトンボ科、石垣島・西表島固有亜種、絶滅危惧種)で良いと思うんですが、後から画像で見たらチョッと不安に(>_<)。
今回の沢は人が殆ど来ない場所なんですが自然が厳しすぎて(斜面がきつ過ぎて)動植物も乏しい場所です。蚊やアブのような昆虫も少なくそういう点では楽でしたが、トンボの餌となる生き物も余りいないような気がするんですが。でも人間のオイラに分からないだけなんでしょうね。
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年末から仕事がある時以外、ちょくちょく夜の山に入るのが続いています。昼間下見にも行く時もあるので同じ場所に一日2回行ったりもします。そんなだから疲れて他の事がおざなりになり画像は溜まって行くのにブログにあげる為の編集をしないので遅れ気味です。
今回の画像も昼間の下見に行った時の物で、沢の両脇にパイプが見えますね。撮影する時こういうのがあると、どんなに良い場所でもオイラは撮らないんですが、今回はこのパイプの事なので撮りました。
このパイプは不法投棄とかゴミではありません。昔まだ水道が通る前、特に市街地から離れた集落では水道が通るのは遅く、みんな沢から水を引いて簡易水道として利用していました。その当時の物がこのパイプです。集落の大切な飲み水なので、こういうパイプがある沢は乾季でも水が枯れにくいという証でもあります。当時と書きましたが実は今も現役で、農業用水とか車を洗うなど便利に使っていて補修もしたりしているので、意外と新しいパイプに変っていたりもします。残念ながら壊れて全く使わなくなったり、古いパイプを回収せず本当のゴミになっている沢もありますが、当時の生活の「文化遺産」と言う見方もあります。まぁでも自然の中で劣化して割れたりしているのを見ると、みっとも良い物じゃないのは事実です。
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もう季節外れですが冬のラン、ナガバサギソウ(ラン科、別名テツオサギソウ、 絶滅危惧種、石垣市保全種))を紹介します。撮影したのは12月です。去年はコロナのせいか閏月のせいか、咲き出すのが早く、数が多かったです。とにかくコロナ過のせいで人が少なく、山も海も自然が非常に元気だと世界中で言われています。
何度か教えてきた地元N高の3年生達も卒業までもう間もなく。島を離れる前にリクエストに応えてあげる事が出来て凄く良かった。ただ丁度開花の時期に雨が多かったのでみんな花が傷んでいて、この子もあまりキレイな姿じゃなかったのが少し残念。
なぜ2月も終わる今頃に12月のランを紹介したのかと言うと、残念な事に盗掘にあう事が多いので時期をズラしました。最近はランや人気のある昆虫など違法採取される可能性が高いものは、ズラして載せるようしています。
島を離れた生徒達が夏休みでも数年後でも、いつでも島に帰って来た時に子供の頃と変わらない島の自然を見せてあげられるように守っていきたい。って言うか「あの人達の時代にダメになったんだよ石垣島は」なんて言われないように!
#リフトアップ石垣島エコツアー #ナガバサギソウ
夜の山を下山中に、もう何も考えずにバシャっと撮った絵です、すみません。オキナワテイショウソウ(キク科、別名オキナワハグマ、マルバハグマ)。1月の頭に来た頃はまだチョコチョコっと2~3輪の花を付けているだけでしたが、ようやく連続の花を付けているのが出て来ました。
ナガバテイショウソウと言うのが沖縄と西表にあると言う事ですが、西表にもあるなら石垣島にもあるかな?と思うので今後注意して見てみようと思います。ちなみに後ろの葉っぱは別の物です。オキナワテイショウソウの葉はハートみたいな形です。ナガバは名前の通り長い葉っぱです。こういう花でハートの葉じゃなかったらぜひ撮影しておいてください。そしてご連絡下さい。今のところ記録がないので大発見ですよ!
#リフトアップ石垣島エコツアー
林道を歩いていたらもうシイやカシの生臭い花の匂いがしていました。だいたい石垣島は1月を過ぎると暖かくなってくるので、月末寒くなったら2月からは春に向かっていきます。色々観察して撮影してキョロキョロゆっくり歩いて行くのがオイラのスタイルです。そんな時「ふわっ」と嫌な匂いが。
ヒサカキ(サカキ科)の匂いでした。 ヒサカキは石垣島に多分7種類あります。多分と言うのは種類として分けたり別名として入れたり結構曖昧だからです。小さい花が沢山ついて可愛いんですが、匂いは独特の匂いがします。臭い匂いですがサカキ同様、神事に使ったりします。
葉が暗く長くないのでヤエヤマヒサカキではないですが、それ以上は今の段階ではハッキリしません。
話は変わり、ヘゴの元の姿を見たいと言われたので載せておきます。画像の通りモシャモシャの毛のような物が沢山生えていますね。これを取ってから調理します。汚い野良犬見たいな感触で、可愛いのでツアーの時は良く触って貰っています。この毛は葉が広がると取れて行くんですが、何の為にあるんでしょう?調べたけど分かりませんでした。オイラの予想は、若芽は人が食べても美味しいくらいだから自然界で食べられないように守っているんじゃなかな?です。
また分かる方いたら教えてください!
あと以前「ワタについて誰か教えて!」と言ったら友達がすぐに連絡をくれて「昔の石垣島では栽培していたよっ、私の家にもあるよ」と教えてくれました。ありがとう! 調べてみたら、
●1634年、川平村の大浜安師がキリスト教信者容疑で慶良間島へ流刑。綿の栽培・製糸法などを学び、帰島後石垣島で綿の栽培、利用を始める。
とありました。他にもお年寄りに聞いたら「戦後石垣島に移住した頃、川平や玉通崎のあたりでワタの栽培をしていたのを見た事がある」、「ワタにも何種類かあり、石垣島のはこれじゃないと上手く育たないんだ」という話を聞きました。確か台湾系のワタの種類を言っていたような気がします。
以上、ご報告です。皆さんありがとうございました。
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何となく愛嬌たっぷり、良い感じだったので撮影しました。どういうふうに見えるかはみなさん次第。感じた通り想像して楽しんで頂けたら宜しいかと (^^)/。
家の庭に欲し~い!
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