京都の木屋町通りを夕方歩いていてアレッと思った。道ばたにずらりと大型自動二輪が行列を作っている。10台はあろうか、目下満車の有料駐輪場に入る順番待ちなのだ。原付二輪のライダーは横の入り口の機械にカードもしくは現金を入れているのか、ゲートが上がっては次から次へと中に入っていく。大型と原付では駐輪場所が違っているのだろう。二輪車専用のこの駐輪場は大繁盛である。
これまでお目にかからなかった現象なので、駐車違反の取締が厳しくなったせいだろうと思う。罰則と取締を厳しくすることが遵法精神を呼び起こしうることを示した点でも、今回の法改正は評価できる。「損得」の判断がはたらいたにせよ順番待ちの若者達の姿がとても爽やかに私の目に映った。この若者達の遵法精神に応えるためにも、駐輪場を増やすなど適切な配備が切に望まれる。