木村正治のデイリーコラム

木村正治(きむらまさはる)が世の中の様々な事項について思う事や感じた事を徒然に綴っています。

新しい形の開発

2004-09-24 01:09:13 | インポート
 もう少しプロ野球を通して地域と産業について考えて
みたい。地域に球団ができるという事は地域の活性化に
つながる可能性が高い。
 私は現在、大阪圏に住んでいるので大阪にバファロー
ズが残れば嬉しいが、しかし世の中全体の事や野球と産業
の活性化という視点に立てば、仙台に誕生することの方が
好ましいだろう。

 新たに球団が設立される為には、
  (一)球団名と組織の設立
  (二)本拠地球場の決定
  (三)拠点や転戦などの地域構想の決定
  (四)経営方式の決定
  (五)選手の募集
  (六)広報戦略の確立
  (七)営業戦略の確立
  (八)ユニフォームの決定など
  (九)球団の理念
  (十)地域やファンの理解
 が主に必要で、重要な項目から取り組んでいき、短期課題
と中長期的な課題に分けて取り組めば、出来ないことではな
いと思えるのだが、いかがだろうか。

 新球団の本拠地として県営宮城球場が想定されつつあるが、
「県営宮城球場」という名称は少しプロ野球にしては地味では
ないだろうか。
 「仙台スタジアム」
 「杜の都球場」「杜の都スタジアム」
 「青葉城球場」「青葉城スタジアム」
といった名称に変更すればいかがかと考えるのは出しゃばり過ぎ
であろうか。

 戊辰戦争以降、意図的に開発を遅らせられ、計画的に田舎に
されてしまった東北地方が新たな地域産業で活性化すれば良い
と考えている。
 ただ、それは山を削り、野を開き、水辺を埋め立てて里山を
切り開いていくような開発ではなくて、開発をしない開発として
活性化して欲しい。
 これからの時代は開発されていない風景や眺めがあるから人が
そこへ訪れる、人が集まるという動きが増えてくるはずである。
東北地方や北海道は、人を集めようとして自然を開発すればその
分だけ人が遠のくことになってしまうだろう。

 地域の開発のあり方についても新しい姿が問われている。

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2023-11-17 11:44:01
ご自分の管轄外ですのに😂

ワクワク、愉しそうですね💡🤭

こういう模索を国民一人一人が意識できたら、どれだけの明るい未来が待っていることか🍀

歳月が過ぎ行くなか、まだ諦めたくは無い😌
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