木村正治のデイリーコラム

木村正治(きむらまさはる)が世の中の様々な事項について思う事や感じた事を徒然に綴っています。

成功して欲しい

2004-09-25 01:34:43 | インポート
 スポーツを通じて地域、産業についてしばらく考えて
みたい。プロ野球の新球団構想が仙台で進みつつある。
これを単なる企業スポーツとしてのみ捉えれば、同じ
問題の再生産となってしまう危険性も持つので地域に集う
企業と自治体そして住民及び全国のファン、関連産業と
の相関として考えてみたい。

 地方分権、地方主権へと流れる時代である。
 宮城県仙台市。
 人口は99万1,000人で約100万人である。
 宮城県としては有権者数が約186万人であり、将来的には
自主財源策として「スポーツ産業振興税」を設けて年間成人
一人1,000円とすれば単純計算であるが、18億6,000万円の
財源ができることになる。
 これで仙台におけるプロ野球球団の財源として地域球団
を支援すれば、企業のみの負担ではなくなり、住民の理解が
得られれば幅広く地域の活性化と発展に到るのではないか。
 住民が反対すれば破棄だが、賛成となれば導入しても良い
のではなかろうか。

 地域に歓迎されて設立される球団ならば、募金などの自主
的な支援も生まれるかもしれない。
 幅広く野球産業として発展すれば雇用にも通じ、引退後の
選手の雇用の場も確保できる幅も広がるのではないか。
 観戦するために観客が球場に訪れる度に鉄道やバスなどの
交通機関は潤うし、街の飲食店などの飲食産業も賑わう。中
には近隣や遠方から泊まりがけで観戦に訪れる人々もいるだ
ろうから宿泊業も活性化していくだろう。

 理想を思い過ぎか。
 しかし成功して欲しい。

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