木村正治のデイリーコラム

木村正治(きむらまさはる)が世の中の様々な事項について思う事や感じた事を徒然に綴っています。

4月の訪れと共に

2008-04-01 22:06:07 | インポート
 各会派の代表者会議、議会運営委員会等で、予算の流
用問題等で調整と確認に時間を要し、各委員会で採決が
始まったのが22時前、私の所属する文教委員会では原案
が賛成少数で否決となり議場で修正案を提出するという
運びになった。

 4月に日付が変わるまで1時間を切る中で本会議が開か
れ、共産党から議案に対する修正案が提案されたが賛成
起立少数で否決された。
 また、国民健康保険条例への修正案が民主党系会派、
自民党系会派、無所属会派の共同で提案され、賛成起立
多数で可決された。修正部分を除く国民健康保険条例の
一部改正議案は原案の通りに異議なし採決となった。
 
 一般会計予算の修正案が民主党系会派、自民党系会派
、無所属会派の共同で提案され賛成起立多数で可決され
た。文教委員会所管分としては、学力向上対策として当
初の事務経費のみの800万円から3,500万円への修正とな
った。
 国民健康保険会計、水道事業会計、下水道事業会計が
ぞれぞれ原案の通り賛成起立多数で可決となった。

 この3月議会で多くの時間を割き議論が交わされた指定
管理者の指定の件は、自民党と公明党が賛成起立したが、
民主党系会派、自民党系会派、無所属会派、共産党が反対
で着席し起立少数となり否決となった。
 また後期高齢者に関する議案、後期高齢者特別会計予算
とが共産党を除く全ての会派が賛成起立し可決となった。
 その他、財産区管理委員の選任、市議会情報公開条例の
一部改正、議会の閉会中の継続調査の申し出が異議なしで
採決された。
 こうして日付が変わる5分前、東大阪市の3月議会におけ
る本年度予算が採決された。

 日付は4月に改まり深夜早々、本会議が召集されたが職員
の人事異動が日付変更と共に発効しており、それに伴う対応
が必要とのことで調整が行われ25時過ぎに議会が招集され、
本日は閉会との運びになった。

 世間は日付の変更と共に道路特定財源の暫定税率の失効に
よりガソリン価格が値下げになる。平和に包まれた時代の日
本において政治が生活に直結している事を皮膚感覚で感じる
分かりやすい実例である。
 衆議院の勢力と参議院の勢力とが逆転し、いわゆる「ねじ
れ」現象が生じたおかげで国政調査権が生き、今まで浮き彫
りにならなかった特定財源等の問題が衆目に晒されることに
なった。 

コメント
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