極東不動産の日記

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通夜と告別式

2009-02-19 22:36:55 | 日記・エッセイ・コラム

親しい知人の死亡した日の明くる日から、納棺・通夜・出棺・火葬と流れるように行事は進んで行く。そして、今日、告別式を迎えた。現在では、70代後半の死は、少し早い様な気がする。しかし、精一杯勤めを果たした彼女の死顔は、にこやかで荘厳なまでに美しい。

自分も同世代であり、死という現実を思いっきり知らされた。彼女のように眠ったまま死ねることは、羨ましくも感じた事でした。生前の行いがその顔に、凝縮されているようでもある。一年ほど前、癌で苦しみ抜いたある人の顔は、二度と見られぬ容貌であった。昨晩の通夜での若い坊さんの法話も、新鮮で印象が良い。お通夜は、お坊さんの説教が聴けるので、密やかな楽しみでもあり、勉強になる。最近は、お坊さん達も説法を、工夫しているようである。こんな心境になるのは、自分も年老いたせいかな? 近所の親しい人びとが、一人欠け、二人欠けして逝くのは寂しくもある。ここ保原町は、近所の人達が駆けつけて、自発的にお手伝いをする習慣がある。都会とは違って、日本の伝統が脈々と受け継がれている。すべて、葬儀屋に任せてしまう味気なさは無い。有難いことである。心から故人の冥福を祈ると共に、遺族の人達の今後の幸せを願う。合掌。




知人の死

2009-02-17 22:07:15 | 日記・エッセイ・コラム

昨日、私は、家内と遠出していた処へ、知人の奥様が、亡くなられたとの知らせが入った。自宅のすぐ近くで、家内は、その方と兄弟同様に、行ききしていた人なので、ショックが大きいようだ。どこの家庭も、子供たちは遠く離れ、いざ何事かあっても、近くの人が頼りである。近所を見渡すと、気がつけば、殆どの家庭では、少子化が進んでいる。このままいけば、日本は、どうなって行くのだろうか? 心配である。現在は百年に一度の大不況などと言われている。私は、そんなことよりも、少子化の方が恐ろしいと考えている。一刻も早く手を打たなければ、いけないと思うのだが?テレビを見ると、いざ子供を産んでも、保育所はめっちゃ足りない。現実には、女性が安心して子供を産めない状況である。膨大なお金を無駄使いしながら、少子化を解消する政策が無いようである。政治家の先生方に本気で考えてもらいたいものである。

さて、親しくしていた人との別れは辛い。家内は、弔辞を懸命の悲しみをこらえて書いている。そばで眺めながら、人生はその日その日を、精一杯生きなければ、いけないと思った次第である。




不況克服

2009-02-15 15:42:52 | 日記・エッセイ・コラム

今日の福島民報新聞の「あぶくま抄」というコラムに、良い記事がのっていた。要約すると、福島市を流れる阿武隈川で、春の足音を感じてか、ハクチョウが旅立ちの準備を始めた。川面を蹴るように助走をして、上空に舞うと、V字型の編隊を組む。先頭を頂点に、後方の左右斜めに、ずれて整列するV字編隊飛行は、渡り鳥の知恵だ。前を飛ぶ鳥の斜め後ろには、渦型の上昇気流が発生する。渦ができれば、後方は飛ぶ際の負担が軽減される。先頭が疲れたら、後方と交替しながら、何万キロにも及ぶ長い旅が可能となる。今迄長い間、日本の産業の先頭を走ってきた自動車・電機が疲れて来たので、交代できる環境・福祉産業に注目が集まっている。そのような記事であった。東京の一極集中に比べ、地方は疲弊していると言われる。

福島県に限って言えば、本県の多種類の果物と、温泉の豊富さは、世界に誇れる資産? であると思うが。これらを利用して、観光立国が出来ないものだろうか? 毎日、毎日、リストラや不況の話ばかりが先行している。足元をしっかり見つめれば、良い案が浮ぶのでは?




不況を乗り切るITセミナーの勧め

2009-02-12 21:17:20 | 業務日誌

今日は、標記セミナーが郡山市・郡山商工会議所で行われ参加した。主催は福島県中小企業IT経営啓発支援協議会と、日本政策金融公庫福島支店との共催である。この協議会には、国が中小企業を応援するため、支援しているとのことで、誠に有難い。私のような高齢の経営者?にとって、このような講座は、とても助かる。講師は、フクジンコンサルタンツ㈱の代表取締役で、NPO法人ITCふくしまの山口康雄先生である。若い山口先生のお話に、一口で言うと、目が覚めたというか、素人でもITの大事さが、良くわかった。国が、これだけ本腰を入れて、中小企業を守ろうとしている事を、今まで知らないでいたことが恥ずかしい。講演内容は ①、経営課題を明確にする。②、経営戦略策定の方法を学ぶ。③、IT経営の重要性、取組方法を学ぶ等。プロジェクターを使い、分かりやすく、説明してくれた。何処に行っても「百年に一度の」の恐慌という話ばかりが先行し、後ろ向きな話が蔓延する中で、増収・増益を続けている会社の紹介もあり、「視点を変える」という見方を教えられ、大変参考になったことである。

帰社してみると、船井総研からのレポートが届いていた。その中の文章に、小山政彦社長の「変化こそ常。ピンチはチャンス」という文章があった。時代の変遷が著しい現代にあっては、常に勉強し、変化に対応せねばならないのかも~。




祝日出勤に寄せて

2009-02-11 22:05:16 | 業務日誌

今日は建国記念の日である。我々不動産業界は、土曜日・日曜日・祝日はサラリーマンの方が、これらの休日を利用して、アパート等を探しに来られる。そのため、残念ながら、対応する側である我々も休めないのだ。昨今、日本では、休日が多くなる一方なのが辛い。社員には、法定の休日を、与えないといけないし、人のやり繰りが大変である。しわ寄せは、経営者の方に回ってくる。しかし不景気の昨今、来店者の方が多いのは、嬉しい事でもあるし、有難いと思うほかない。

さて、今日は、朝からお客様が殺到して、大変であった。それも、今年4月入社の方が多いようである。考えてみると、第二の団塊の世代の方々が、あらゆる企業で、一度に、定年退職されるのだろうか? その穴を埋める為、企業が人を多めに採用しているのかも? 長年の務めを終え、去る人々。希望に胸を膨らませて、社会人になる若人。不況の中にも、歴史の変遷の流れを見る思いである。不動産業者から見て、地価の下落と共に、賃貸の家賃は、年々、下がる傾向にあるが、今年も、単身者(ワンルーム)用は、30000円前後あたりが、希望のようである。これも消費者の方々の、財布の紐が固いのかも? あらゆる面で、堅実性を感じられた日でもあった。