今日は建国記念の日である。我々不動産業界は、土曜日・日曜日・祝日はサラリーマンの方が、これらの休日を利用して、アパート等を探しに来られる。そのため、残念ながら、対応する側である我々も休めないのだ。昨今、日本では、休日が多くなる一方なのが辛い。社員には、法定の休日を、与えないといけないし、人のやり繰りが大変である。しわ寄せは、経営者の方に回ってくる。しかし不景気の昨今、来店者の方が多いのは、嬉しい事でもあるし、有難いと思うほかない。
さて、今日は、朝からお客様が殺到して、大変であった。それも、今年4月入社の方が多いようである。考えてみると、第二の団塊の世代の方々が、あらゆる企業で、一度に、定年退職されるのだろうか? その穴を埋める為、企業が人を多めに採用しているのかも? 長年の務めを終え、去る人々。希望に胸を膨らませて、社会人になる若人。不況の中にも、歴史の変遷の流れを見る思いである。不動産業者から見て、地価の下落と共に、賃貸の家賃は、年々、下がる傾向にあるが、今年も、単身者(ワンルーム)用は、30000円前後あたりが、希望のようである。これも消費者の方々の、財布の紐が固いのかも? あらゆる面で、堅実性を感じられた日でもあった。