イチロー選手

日興コーデアル証券㈱の営業社員の方より、福島支店での「２００９年新春の集い」と言う案内状を頂いた中に、イチロー選手の特別講演が載っていた。今日の午後、支店へ出かけて、彼の話を拝聴した。衛星中継で、日本全国への同時・実況中継するという。彼の生の話など、中々聞けないので、ラッキーであった。

流石に、超一流の選手の言葉は、一言一言が含蓄がある。史上稀にみる快挙（成功）の秘訣を問われて、小さなことの積み重ねと言われた。平凡なことを、非凡に実行することで、それ以外に無いとも、言い切られた。一流の人は、武道でも、スポーツでも、何の世界でも、非凡なものを持っている。如何に、自分は怠惰な生活を、送っているか思い知らされた感じである。どんな職業でも、一流の域に到達するまでの努力を、うかがい知ることは出来ないが、その発する言葉には重みがある。

最後に彼からの一言は、「大不況と言われる昨今、言われて笑うのではなく、笑ってから出かける？　笑顔でドアを開けよう！　と結ばれた。閉塞感が満ち満ちている空気を吹き飛ばす激励の言葉であった。一幅の清涼剤の日でもあった。