２００９年に変わったと思う間もなく、一年の半分の月日が過ぎ去ってしまった。会社を経営していると、今迄の歳月と様相（ようそう）が、一変していることに気付く。それを、社会では１００年に１回の大不況とか、喧伝されている。それだけ大きな社会変化が起きているのだろう～。供給者から消費者に選択権が移ったとか、少子化の影響が出て来ている、とかの問題ではない。全世界を覆う黒いグローバリズムの波というか、世紀末というか？ 万人がなんとなく抱く、怖れのような気がする。とてつもない時代変化が起きていると言うのに、政治家のみなさんにも、危機感とか国家戦略が、少しも聞かれないのが嘆かわしい。食料安保問題（自給率３９％）・防衛問題・外交問題・更に教育問題など、最も重要で基本的な問題の議論が、政権を担う自民・民主両党にも、殆ど見られない。世界の潮流は大きく変化しているというのに－－－。枝葉末節の議論「年金（大切なことは分かっているが）とか・資金記載漏れとか」ばかりで、少々うんざりしている。リーマンショック後の大きなショックに耐えられるのだろうか？ いずれ、政治家だけでなく国民全部が、大きなツケを払わざるを得ないのでは？