案の定、今朝は車庫の前の雪かきから1日が始まった。
除雪車が道路脇によせていく雪が車庫の前に積み上がって、車がでられない状態になっていたからだ。おかげで朝の貴重な時間の20分程をシャベル労働に費やすことになった。
一月半ぶりにトリビューンのオフィスを訪れる。
写真部にある僕のメールボックスは郵便物で一杯になっていた。
そのなかに、Eメールをプリントアウトしたものが10ページほどに綴じられて混ざっていた。トリビューンの読者達が記者のクリスティーン宛に送ったものだった。僕と一緒にリベリアで取材をし、モモやムスなどのリベリアの子供たちについて素晴らしい記事を書いてくれたのが彼女だ。
リベリアのストーリーが掲載されたとき、クリスティーンとともに、フォトグラファーとして僕の名前も並記されていたのだが、やはり読者はカメラマンよりも、実際に文章を書く記者のほうに感想などのメールを送ることが多いようだ。僕の始めたプロジェクトだっただけに正直やや残念だったが、クリスティーンの方が読者からより多くの感想を受け取っていたようだ。それらの一部をプリントして僕のメールボックスに入れておいてくれたらしい。
そこにあったメールはみな、記事でとりあげたリベリアの子供達への募金の申し出だった。なかには、ギフト(みなしごになった女の子)を養子にしたい、とか、アメリカにつれてきて学校に行かせたい、というものまであった。
僕は少なからず興奮した。
リベリアの子供達が、こういった人達からの申し出をきいたら、どれほど喜ぶだろうか!
日本で出版した僕の「戦争が終わっても」を読んでくれた人達からの募金も集まっている。(このお金については、来年2月に休暇をとってリベリアに届けようと思っている)
こういった「結果」がでるときに、僕は自分の仕事が自己満足の粋をこえて報われた、と実感することができる。
協力してくれた読者の方々に感謝したい。
除雪車が道路脇によせていく雪が車庫の前に積み上がって、車がでられない状態になっていたからだ。おかげで朝の貴重な時間の20分程をシャベル労働に費やすことになった。
一月半ぶりにトリビューンのオフィスを訪れる。
写真部にある僕のメールボックスは郵便物で一杯になっていた。
そのなかに、Eメールをプリントアウトしたものが10ページほどに綴じられて混ざっていた。トリビューンの読者達が記者のクリスティーン宛に送ったものだった。僕と一緒にリベリアで取材をし、モモやムスなどのリベリアの子供たちについて素晴らしい記事を書いてくれたのが彼女だ。
リベリアのストーリーが掲載されたとき、クリスティーンとともに、フォトグラファーとして僕の名前も並記されていたのだが、やはり読者はカメラマンよりも、実際に文章を書く記者のほうに感想などのメールを送ることが多いようだ。僕の始めたプロジェクトだっただけに正直やや残念だったが、クリスティーンの方が読者からより多くの感想を受け取っていたようだ。それらの一部をプリントして僕のメールボックスに入れておいてくれたらしい。
そこにあったメールはみな、記事でとりあげたリベリアの子供達への募金の申し出だった。なかには、ギフト(みなしごになった女の子)を養子にしたい、とか、アメリカにつれてきて学校に行かせたい、というものまであった。
僕は少なからず興奮した。
リベリアの子供達が、こういった人達からの申し出をきいたら、どれほど喜ぶだろうか!
日本で出版した僕の「戦争が終わっても」を読んでくれた人達からの募金も集まっている。(このお金については、来年2月に休暇をとってリベリアに届けようと思っている)
こういった「結果」がでるときに、僕は自分の仕事が自己満足の粋をこえて報われた、と実感することができる。
協力してくれた読者の方々に感謝したい。
日本でも、じょじょさん中心に写真展に向けて只今進行中です。ものすごいことになってますよ。御存知? この写真展のすばらしいところは、関わる人たちみんなが、たぶん元気をもらっているのだと思えるところです。(と私は感じています)リベリアの子供たちのためにしているんだけど、自分のためにもなっているんだよなー、と思うのです。こういうパワーの循環って、いいよねえ。
アメリカにもリベリア出身者は住んでいるでしょうし、リベリアは他人事ではないのでしょうね。
もちろん、リベリアに直接関係のない人々からも、支援が届いていることと思います。
喜ぶでしょうね、アメリカへ行けるなんて。
しかし、リベリアで十分な学習ができれば一番でしょうね。
2000年前後に、コートジボワールに住むリベリア人がUNとアメリカの支援で2000人くらいアメリカやヨーロッパへ脱出したけど、満足な仕事にもつけないと聞いたことがあります。
リベリアが復興して、学校や仕事が何とか動き始めるまでに何年、何十年、(何百年?)かかるでしょうね?
そのときまで、絶対に見守りたい。
なぜなら、知らなければ、次のステップに進めないからだ。
これは、私の尊敬する筑紫哲也さんの言葉です。
そして、私もそう思います。
高橋さんの作品は、私たちに、「知る」機会を与えてくれます。
私は、高橋さんの作品を通して、今まで知らなかった世界を知るきっかけを貰いました。
とても貴重な出会いだったと思います。
高橋さんの仕事(作品)は、とても意味のあるものだと思います。
そして、高橋さんの写真には、人を惹きつける力があります。
人の足を写真の前で止める力が。
そして、私は、高橋さんの記事(メッセージ)を読むのも好きです。
上手く言えないですが、何かを感じます。
読んだ後、考えます。
知らない世界のことを見るための、1つの窓です。
少なくとも、私は、高橋さんのお陰で、知らないことを知り、それについて考えることができるようになりました。
これからも、たくさん、高橋さんを通して、学んでいきたいと思っています。
そして、いつか、私も、どんな形でも良いので、誰かに、「知る」機会を提供できるようになりたいです。
確かに何をするにも「現状を知る」ということがまず大切ですよね。無知でいることによって、無意識のうちに「加害者の立場」に立ってしまっていることが往々にしてありますから。見て見ぬ振りはもっといけませんが。。。