![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/d2/4c492ded8fbba800769157fa6d09cd87.jpg)
5月に取材にいったリベリアのスライドショーがようやく出来上がった。来週にはトリビューンのウェブサイトに掲載されるだろう。とはいっても、僕ができる部分はもう随分以前に終わっていたのだが、写真部のウェブ担当が、オリンピック、党大会と続くニュース、それ以外の日常の仕事に追われ、いつの間にかもう11月になってしまった、という感じだ。
はっきり言ってリベリアのストーリなどは全然重要視されていない、ということで、次々に後回しになってきたわけだ。
取材した者としては残念だが、これはトリビューンだけの話ではない。
いくつか写真原稿を書いて週刊誌をはじめとした日本の媒体に売り込んだが、掲載してくれたのは「週刊金曜日」くらいなもので、 打診した5社ほどはみな撃沈。読者や編集部の感心が薄いため、日米を問わずもともとアフリカのストーリーは売りにくいのだが、特にリベリアなどどこにあるかも知らない人が多いような国の出来事は輪をかけて売り込みが厳しくなる。日本とも関係が薄いし、こんな遠い小国で起こっていることに興味を示してくれる編集者などほとんどいないのだ。
この先どこかが掲載してくれる見込みも薄いし、結局今年のリベリア取材はもとをとるどころか大赤字で終わりそうだが、これは如何ともしがたいところだ。経済も落ち込んでいく一方だし、この先、僕らにとってこの種の取材を続けていくのは一層難しくなるだろう。
ヌードやゴシップなど売れ線ものばかりでなく、こういう硬い記事をあつかってくれる骨のある媒体がもう少しでも増えてくれると助かるんだがなあ。。。
(写真:リベリア、モンロビア郊外の孤児院にて)
はっきり言ってリベリアのストーリなどは全然重要視されていない、ということで、次々に後回しになってきたわけだ。
取材した者としては残念だが、これはトリビューンだけの話ではない。
いくつか写真原稿を書いて週刊誌をはじめとした日本の媒体に売り込んだが、掲載してくれたのは「週刊金曜日」くらいなもので、 打診した5社ほどはみな撃沈。読者や編集部の感心が薄いため、日米を問わずもともとアフリカのストーリーは売りにくいのだが、特にリベリアなどどこにあるかも知らない人が多いような国の出来事は輪をかけて売り込みが厳しくなる。日本とも関係が薄いし、こんな遠い小国で起こっていることに興味を示してくれる編集者などほとんどいないのだ。
この先どこかが掲載してくれる見込みも薄いし、結局今年のリベリア取材はもとをとるどころか大赤字で終わりそうだが、これは如何ともしがたいところだ。経済も落ち込んでいく一方だし、この先、僕らにとってこの種の取材を続けていくのは一層難しくなるだろう。
ヌードやゴシップなど売れ線ものばかりでなく、こういう硬い記事をあつかってくれる骨のある媒体がもう少しでも増えてくれると助かるんだがなあ。。。
(写真:リベリア、モンロビア郊外の孤児院にて)
その記事からも、お金にならないことはしない、って感じが伝わりました。
・・・今日(11月2日)鎌倉でフリマをします。
そこで、「戦争が終わっても」の写真集やアフリカの仕立て屋さんが作ったシャツを出品します。
お近くの方は是非。
BBCは比較的硬派な番組が多いのかなと思います。今もアフリカの保健の問題を毎週特集でやっていますね。イギリスでは職業を「Aid worker」というと敬われるそうですが、日本では関心も持たれません。
孤児院、屋根のある場所に住めるだけ、この子供達はラッキーなのかもしれませんが、ベッドのマットレス、シーツもなくて虫がつきそうですね。蚊帳もないし、マラリアにかかってしまいそう。。。