1週間で3都市をまわるというせわしない撮影から戻り、なんとか写真の編集も終わり電送完了。そろそろご無沙汰になってるブログをアップしないと…
今月初め、1週間の休暇をとって連れ合いと共に北部のウッタラカンド州に出かけてきた。随分長いこと自然のなかに身を置いていなかったので、久しぶりに川でのラフティング(ゴムボートでの川下り)とヒマラヤ登山を楽しんできた。
ラフティングをしながらガンジス川の岸にあるキャンプ場で2泊したあと(残念ながら防水カメラを忘れてきたので川下りの写真は無し)さらに車で5時間程北上してチャンドラシーラ山への登山に向かう。2日半ほどの短いルートだが、それでも4130メートルの頂上への最後の登りは結構きつかった。
雲がかからない朝のうちに景色を楽しむため、最終日は午前5時前にキャンプを出発。途中からあたりが前夜に降った新雪に覆われてくる。頂上へはもう道らしきものもなくなってしまい、滑る急斜面を息を切らしながら一歩一歩少しずつ登っていくしかない。登山なんてもう数年ぶりなので、酸素の薄さも手伝ってかなりしんどい。それでもようやく到達した頂上からの眺めは、そんな苦しさも吹き飛ばしてしまうような見事なものだった。
インドの都会、特にムンバイのようなクレージーな超人口過密都市の喧噪のなかにいると、ときどきその混沌さに嫌気がさしてくることがある。ウッタラカンドでの数日間は、ムンバイでの日常とは全く違ったインドを経験させてくれた。下流のバラナシあたりでみるような汚染されたガンジスではなく、まだ澄んだ、そして肌を凍らせるような冷たいこの「聖なる川」で泳いだ僕は、すっかりリフレッシュし、心身の充電もできたような気分になったものだ。だけどヒンドゥー教徒が信じるように、これまで犯した罪がすべて洗い流されたかははなはだ疑問だが。
(もっと写真を見る http://www.kunitakahashi.com/blog/2012/04/25/trekking-to-himalayas/ )
今月初め、1週間の休暇をとって連れ合いと共に北部のウッタラカンド州に出かけてきた。随分長いこと自然のなかに身を置いていなかったので、久しぶりに川でのラフティング(ゴムボートでの川下り)とヒマラヤ登山を楽しんできた。
ラフティングをしながらガンジス川の岸にあるキャンプ場で2泊したあと(残念ながら防水カメラを忘れてきたので川下りの写真は無し)さらに車で5時間程北上してチャンドラシーラ山への登山に向かう。2日半ほどの短いルートだが、それでも4130メートルの頂上への最後の登りは結構きつかった。
雲がかからない朝のうちに景色を楽しむため、最終日は午前5時前にキャンプを出発。途中からあたりが前夜に降った新雪に覆われてくる。頂上へはもう道らしきものもなくなってしまい、滑る急斜面を息を切らしながら一歩一歩少しずつ登っていくしかない。登山なんてもう数年ぶりなので、酸素の薄さも手伝ってかなりしんどい。それでもようやく到達した頂上からの眺めは、そんな苦しさも吹き飛ばしてしまうような見事なものだった。
インドの都会、特にムンバイのようなクレージーな超人口過密都市の喧噪のなかにいると、ときどきその混沌さに嫌気がさしてくることがある。ウッタラカンドでの数日間は、ムンバイでの日常とは全く違ったインドを経験させてくれた。下流のバラナシあたりでみるような汚染されたガンジスではなく、まだ澄んだ、そして肌を凍らせるような冷たいこの「聖なる川」で泳いだ僕は、すっかりリフレッシュし、心身の充電もできたような気分になったものだ。だけどヒンドゥー教徒が信じるように、これまで犯した罪がすべて洗い流されたかははなはだ疑問だが。
(もっと写真を見る http://www.kunitakahashi.com/blog/2012/04/25/trekking-to-himalayas/ )