MCNBCのフォトブログで、僕の撮った津波の犠牲者3人の話が今週掲載された。こんな状況に時間を割いて、どの方も心を痛める話しをしてくださった。http://photoblog.msnbc.msn.com/kuni-takahashi
姑を助けようとして亡くなってしまった妹をもつ南三陸志津川の女性は、自分だけ生き残ってしまったという罪悪感に苛まされている。「ひょっとして応答してくれるんじゃないかと思って。。。」いまだに妹の携帯に電話をかけることがある。
女川のおじいちゃんは、津波が起こった時に家の外にいたが、自分が逃げるのが精一杯で、家の中にいる妻を助けることができなかった。いま避難所で暮らすが、両脇で暮らす家族は皆無事で、楽しそうに食事をするのをみるのが辛い。毎日家のあった場所で瓦礫をかきわけながら、救えなかった妻との時間を過ごす。
気仙沼のおばあちゃんが防火袋にいれてとっておいた、長年貯めていたお金も流されてしまった。自分が死んだ時に、唯一息子のために残しておこうと思っていたなけなしの財産だった。
姑を助けようとして亡くなってしまった妹をもつ南三陸志津川の女性は、自分だけ生き残ってしまったという罪悪感に苛まされている。「ひょっとして応答してくれるんじゃないかと思って。。。」いまだに妹の携帯に電話をかけることがある。
女川のおじいちゃんは、津波が起こった時に家の外にいたが、自分が逃げるのが精一杯で、家の中にいる妻を助けることができなかった。いま避難所で暮らすが、両脇で暮らす家族は皆無事で、楽しそうに食事をするのをみるのが辛い。毎日家のあった場所で瓦礫をかきわけながら、救えなかった妻との時間を過ごす。
気仙沼のおばあちゃんが防火袋にいれてとっておいた、長年貯めていたお金も流されてしまった。自分が死んだ時に、唯一息子のために残しておこうと思っていたなけなしの財産だった。