先日のブログを書いたあと、少しまた考えてみた。
たしかに食べ物の選択肢があることは恵まれているとは思うが、だからといって別に他国の食べ物を知らないからといって、それが不幸というわけでもない。
マクドナルドやバーガーキングなどのファストフードや、ストアにあふれているジャンクフードなんて、身体に悪いだけで、そういうものが手に入る環境にいることのほうが逆に不幸だも思う。
よく考えてみれば、リベリアのムスの家族のように、冷蔵庫も持っていない人々にとっては肉や魚の保存ができない。だから生ものは食べる日に食べる分だけ市場から買ってくることになる。訳のわからない保存料などがはいっているわけでもないし、冷凍されたものより新鮮なのは確かだ。
これはちょっと極端な理論かもしれないけれど、そういう添加物のはいっていない新鮮な食材に舌の慣れているムスやファトゥが、こちらの料理の味に拒絶反応を示した、ともいえるのではないだろうか。
そういう点では、ファストフードや冷凍ディナーで生活しているアメリカ人たちよりも、選択は少ないにしても、ムスたちのほうが実はずっと豊かな食生活をおくっているといえるのかもしれない。。。
たしかに食べ物の選択肢があることは恵まれているとは思うが、だからといって別に他国の食べ物を知らないからといって、それが不幸というわけでもない。
マクドナルドやバーガーキングなどのファストフードや、ストアにあふれているジャンクフードなんて、身体に悪いだけで、そういうものが手に入る環境にいることのほうが逆に不幸だも思う。
よく考えてみれば、リベリアのムスの家族のように、冷蔵庫も持っていない人々にとっては肉や魚の保存ができない。だから生ものは食べる日に食べる分だけ市場から買ってくることになる。訳のわからない保存料などがはいっているわけでもないし、冷凍されたものより新鮮なのは確かだ。
これはちょっと極端な理論かもしれないけれど、そういう添加物のはいっていない新鮮な食材に舌の慣れているムスやファトゥが、こちらの料理の味に拒絶反応を示した、ともいえるのではないだろうか。
そういう点では、ファストフードや冷凍ディナーで生活しているアメリカ人たちよりも、選択は少ないにしても、ムスたちのほうが実はずっと豊かな食生活をおくっているといえるのかもしれない。。。
西アフリカ、英語圏にも仏語圏にも化学調味料のマギー(ネスレ社の製品)が出回っています。マギーブイヨンとかマギーコンソメの素とか。いろんな料理に入れ、結構、現地料理に欠かせないものです。村の小さな屋台のお店でも売っているほどです。40代の同僚に聞いたところ子供のときからあるそうです。「味の素」も出回っていますがマギーには負けてます。もともと自然の食品から調味料に相当するものがあったそうなのですが、いつのまにかマギーに取って代わられたそうです。食材は新鮮だけど、化学調味料は不安。無添加なのかもしれませんが。。アフリカの村レベルまで、がんこものの味覚を変えた多国籍企業ってすごい(こわい!?)。
みんな、「アメリカ人は、コーヒーとパンを食べているから体が強いんだ」なんて信じていましたから。
「高いお金を出してパン(ガーニアンブレッド)を買うのではなくて、豊富に取れるピーナッツやトウモロコシを食べましょう」と。
高いばかりで、栄養の低い食材のことを「エンプティカロリー」と呼んで、注意するように促していました。
でも、多くの人はコーヒーとパンが好きで、無駄にお金を使っていたようです。
海外からの商売にしっかり乗せられていたのかもしれないですね。
「豊かって何かな?」私も最近よく考えています。
私の話で大変申し訳ないのですが、私は田舎育ちだったからでしょうか、私にとっての「本当の美味さ」って「畑で取れた野菜を何もつけずにすぐさま畑で頂く」事だと思っちゃってます。生い立ちって重要なんですね。。
あはは・・・そういえば私がリベリアにいたのはもう18年もむかしのことですね。
なんといっても政治も治安も経済も変化していることだし。
当時子どものいる家へ出かけて「こんな食物を食べましょう」と保健指導するときに使ったポスターがあります。
同じものが、「戦争が終わっても」の38ページ(掃き掃除をしている部屋の壁に貼られている)に載っているので、はじめてみたときから懐かしいなと思っています。