ソマリア行きをブログに書いたとたん、外務省からメールが来た。
「外務省では、ソマリアに対して「退避勧告」を発出しており、滞在している方には直ちに出国されること、渡航予定の方には渡航の中止をお願いしております。。。」
とのこと。
実はイラクに行く度にも、毎回同じようなメールが送られてくる。
昨年イラクのビザ取得を妨害されたときにブログで外務省を批判したので、おおかた僕の名前は「要注意人物」としてブラックリストにでも載っているのだろう。
http://blog.goo.ne.jp/kuniphoto/e/bf04fcc409059e47e470b03aae098da5
いつも監視されているようであまり気持ちのいいものではないが、危険地域にいく日本人にはすべてこういう勧告を個人的におくっているのだろうか?
まあとりあえずこういう勧告をしておけば、万が一僕が現地で事件に巻き込まれても、「勧告したのにも関わらず、それを無視して行くからこういうことになったんだ」と、政府としては責任回避につなげられるのだろう。そしてイラクで人質となった高遠さんらのように「自己責任」を押し付けられて世間からバッシングされるのが落ちだ。
しかし、僕はなにも物見遊山でわざわざイラクやソマリアなどに観光にいくわけではない。報道されるべきことがあるからわざわざ危険を冒してもそういう土地へ行くわけだし、だいたい「危険だから」といってジャーナリストまでが尻込みしていては、一体日本やアメリカの一般の人たちが現場で起こっている現状をどうやって知ることができるというのか?
昔から「事なかれ主義」が主流の日本だけれど、外務省の方々にもそういう部分をもう少し理解してもらって、ジャーナリストやNGOなどをサポートしてもらえると僕らの仕事もやりやすくなるのだけれどなあ。
「外務省では、ソマリアに対して「退避勧告」を発出しており、滞在している方には直ちに出国されること、渡航予定の方には渡航の中止をお願いしております。。。」
とのこと。
実はイラクに行く度にも、毎回同じようなメールが送られてくる。
昨年イラクのビザ取得を妨害されたときにブログで外務省を批判したので、おおかた僕の名前は「要注意人物」としてブラックリストにでも載っているのだろう。
http://blog.goo.ne.jp/kuniphoto/e/bf04fcc409059e47e470b03aae098da5
いつも監視されているようであまり気持ちのいいものではないが、危険地域にいく日本人にはすべてこういう勧告を個人的におくっているのだろうか?
まあとりあえずこういう勧告をしておけば、万が一僕が現地で事件に巻き込まれても、「勧告したのにも関わらず、それを無視して行くからこういうことになったんだ」と、政府としては責任回避につなげられるのだろう。そしてイラクで人質となった高遠さんらのように「自己責任」を押し付けられて世間からバッシングされるのが落ちだ。
しかし、僕はなにも物見遊山でわざわざイラクやソマリアなどに観光にいくわけではない。報道されるべきことがあるからわざわざ危険を冒してもそういう土地へ行くわけだし、だいたい「危険だから」といってジャーナリストまでが尻込みしていては、一体日本やアメリカの一般の人たちが現場で起こっている現状をどうやって知ることができるというのか?
昔から「事なかれ主義」が主流の日本だけれど、外務省の方々にもそういう部分をもう少し理解してもらって、ジャーナリストやNGOなどをサポートしてもらえると僕らの仕事もやりやすくなるのだけれどなあ。
吃驚しました。
本音は、マスコミがうるさくなると色々大変だしなということで、一応、勧告なのでしょうか?しかし、邦さんはマスコミの社員で仕事で行かれるんですよね?なんかコントみたいな話し。逆に海外で、日本の勧告メールが話題にされてしまいそうな感じがしますが。どうなのでしょうか。各国の避難勧告メールなるものを全部見てみたいものです。
さて、避難勧告の意図はここみたいです。
外務省、海外安全ホームページ
→http://www.anzen.mofa.go.jp/jikenbo/jikenbo12.html
ソマリアの日本大使館(あるのかな?)にはヒトがもういないってことですか?それならただそう伝えればいいのにな、と思いました。しかも、2004年のもので、ちゃんと勧告はしているけど、でかけているヒトの話しですね。うーむ、勧告というよりちゃんと仕事してますよ、僕たちは!!的な印象(笑)。内閣が新しくなったので、みんなはりきってるんでしょうか。
個人情報は知らぬうちに、ちゃんとお国に流れているんですね。違う情報は流れにくいのに。なんだかなあ。
この日記に文科省から高橋さんが、低価格で依頼された仕事があったと思いますが、一方で勧告ですか。それもなんだかなあ。
一方で仕事とその世界を認め、片一方では勧告する。
「日本国は、都合がいいように国民を使います。あとキミらは自己責任でお願いするよ」ということでしょうか。外務省の失敗や不祥事で使ったお金も自己責任で返金したり、自己責任でやり直してもらったりして欲しいなあ、とも思いましたよ。
ぼくの知人ではなかったのですが、それでもやはりせつないものです。
高橋さんはイラクへ行くときもソマリアへも覚悟を持ってのぞまれている思いますが、充分すぎるほど気をつけて取材をしてください。
どんなに良い取材をしても伝えるべきものを撮ったとしてもそれらを本人が自分の手で伝えなければ意味がないと思います。
まずは無事に帰ってくること。これがジャーナリストの第一の仕事であると思ってます。
在留邦人数0人(2007年1月現在)
とある。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/somali/data.html
一応、参考まで。
いみし。
お仕事、本当にお気をつけてください。
長井さんは、僕のように「外務省の勧告」を無視してミャンマーに行かれたわけでもないでしょうから、日本政府にはビルマ軍国政府に対する厳重な抗議とその後のきちんとした対応を望みたいと思います。
長井さんは、ビデオカメラを持ったままに亡くなりました。彼には彼の「使命感」があったのではないか、と思います。誰かが撮らないと、誰も知らないまま多くのヒトが亡くなって、さまざまな国でさまざまに理不尽な事が続いていくのだろうと思います。だからこそ、ビデオジャーナリストの第一人者としてやってこれたと思います。しかも、フリーで一人で動いていました。
撮るヒトが山ほどいるならば、行かなくていいんじゃないか、誰かがやるかもしれないから、と言うことはできます。しかし、そうではないから、行くのではないでしょうか。どんな仕事でも、懸命にやっているヒトたちには、長井さんの思いのようなものは少しでも、理解できるのではないかと思うのです。
「知る」ということは、時にイノチがけです。アホくさいことだと思われることも多々ありますが。しかし、私たちは、誰かの「イノチ」に乗っかって「知る」ことがある。そういうことは少なくないと思うのです。それを知った上で、安全な場所で「あれはどうだ、こうだ」と言うだけの私たち。でも、イノチがけで仕事をする誰かを敬う気持ちは、誰にでもあるんじゃないかと思うわけです。
長井さんのビデオは、遺品として戻ってきていないそうです。最後の映像を戻すように国に対応して頂きたいと切に願っています。
高橋さんに、ぜひ現場の写真を持って返ってきてください。
待ってます。
現在、仙台市で開催されている高橋さんの写真展に、行ってまいりました。
少しですがブログで紹介させていただきました。
今日はじめてブログを拝見して、改めてお仕事の大変さを知りました。
それにしても外務省のメールはなんというか。
がっかり、というか。
おいおい、そこじゃないだろ、と思ってしまいます。
どうぞソマリア、エチオピアから無事お帰りになられますように。また私たちにいろんなことを写真というかたちで教えていただければと思います。