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タニタ キッチンタイマーの修理

 料理は科学だと信じている男の料理にタイマーは必需品だ。

 そのタイマーが壊れてしまった。修理することにする。



 タイマーはタニタの機械式。電池が不要なのが良い。これが動かなくなってしまったのだ。

 早速分解、本体から取り外し、背面のベルを取ると機械部分が見える。



 機械装置の故障は部品の破損か、油切れが多い。裏蓋を開けた時何も落ちてこなかったし、ざっと見たところ歯車なども問題ない。部品の破損はないようだ。



 ならばと、歯車の軸受けに注油したり、歯車を磨いたりしてみたが、動かない。

 2時間ほど粘ったがだめ。最後の手段は、、、丸洗いだ。



 無水エタノールにドブ漬けで洗う。驚いたことにエタノールをかけた途端に動き始めた。液体の中でである。

 ゴミがこんなに出た。



 液を取り替え3回ほど洗ったらエタノールが汚れなくなった。ドライヤーでしっかり乾かし、軸受けにほんの少しWD-40を注しておく。

 精度もそれなりに出ているので、使えそうだ。

 修理に行き詰まったら電子装置だったら洗剤をつけて水で丸洗い。機械装置だったらガソリンで丸洗いという戦略は21世紀になっても正しいのだろう。

 さて、カモのコンフィに取り掛かるとするか。




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