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ワシントン条約とアボカドと醤油

 昔、プリンに醤油をかけたものと、ウニとを区別できないというテレビ番組が評判になったことがあるらしい。

 今日、本屋で立ち読みをしていたらそのものずばり「プリンに醤油でウニになる」という本を売っていた。視覚や聴覚と異なり、味覚は主観であると言う記述に興味を引かれ購入。

 冒頭の書き出しがなかなか刺激的。プリンに醤油をかけるとウニの味になる、蜜柑の薄皮を海苔で巻いて醤油を付けるとイクラになる、焼き栗に醤油をかけると鮑の味になるというのだ。

 多くに醤油が絡んでいることが気になるが、それでもアボカドに醤油をかけるとトロになるとは、本当だろうか?

 実験あるのみ。

 ニュージーランド産アボカド、158円を購入。

ニュージーランド産アボカド


 醤油だけでは芸が無いので、やまかけアボカド。変化球だ。

やまかけアボカド


 さて、結論だが、やまかけアボカドは残念ながらトロとは感じない。それに、なんとも見栄えが悪い。変化球がいけないのか。

 、、、と言うことで原点に戻り、醤油だけをかけてみる。直球勝負だが、確かに噛んだ瞬間はなんとなくトロの感じはある。しかしまもなくアボカドの青臭さが口に広がってしまう。

 何回かの試行の後、これは醤油に触れていない部分のアボカドの味だろうと言う仮説にいたった。ならばと、アボカドを出来るだけ薄く切って醤油をかけて食べると、、、まさしくトロの味。

 珍しく今回の実験は大成功であった。では、醤油アボカドが我が家のメニューになるかというと疑問は残る。コストパーフォーマンスに問題がありそうなのだ。購入したアボカド158円。ところが200グラムあったアボカドの皮をむいて種を取ると110グラム程度になってしまう。もうちょっと出せば本物のトロを買えそうだなあ、と言うのが実感。このメニューは、クロマグロの国際取引がワシントン条約で禁止されたときの楽しみにとっておこうと思っている、、、、





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コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (pierre nicole)
2010-12-23 21:57:59
こんばんは。ご無沙汰しています。

私はよく買って来て食べます。
刺身のように切って山葵醤油で食べるのが一番と思います。マヨネーズ醤油も悪くない。一番のポイントは食べごろ。固いと美味しくない。熟れ過ぎも今いち。
触ってみてここだという固さが体得できれば時々食べたくなること必定です。

カリフォルニア・ロールは食べたことありますか?私は約30年前、ロサンゼルスでこれを発明したと自称する板前ににぎってもらってからアボガドが好きになりました。
 
 
 
カリフォルニア・ロール (kumasan114)
2010-12-24 19:30:22
pierre nicole様
成る程、食べごろの問題なのですね。熟れ過ぎかどうかは判らないので、とりあえず硬くないアボカドを選んで、山葵醤油で試したいと思っています。

前世紀末には頻繁にシリコンバレーを訪れていましたけれど、肉ばかり食べていました。サンノゼあたりの寿司屋さんではあまりおいしいと思わなかったものですから。

もし私もカリフォルニア・ロールを発明した板前さんに握っていただいたら、きっとアボカドが大好きになっていたのだろうと思います。
 
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