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液晶の劣化、HP電卓からカシオG-Shockまで

 電卓は米国ヒューレット・パッカード社を愛用している。

 関数電卓なのだが、最近は加減乗除にしか使っていない。それでも逆ポーランド方式での入力が身に染み付いてしまったので、HP社の電卓が今でも手放せないのだ。現在4機種持っているが現用機は30年前に入手したhp32Sである。

 ところがこのhp32Sの液晶が劣化してきたのだ。液晶といえば銀色のバックグラウンドにくっきりと黒い文字が表示されるものだが、銀色がだんだん黒ずんできて字が見えなくなってしまった。とても残念だが、こんな液晶を見るのは初めてだから長生きはするものだと感無量ではある。捨てるのももったいないと引き出しの奥にしまいこんでいた。

 その電卓を久しぶりに見てみると数字が読めるではないか。



 変色が液晶全面に広がり、上の写真では銀色部分が回りの楕円形の外側だけになってしまったが文字を読み取れるようになった。逆ポーランド方式の電卓は現在入手困難だからありがたい話である。

 ほっと一息ついていたら、10年ほど前に購入したカシオG-Shockの液晶が変色してきた。カシオの液晶時計はたくさん持っているがこれも初めての体験。



 暗闇で養生させてやると数字が読めるようになるかもしれない。引き出しの奥に仕舞い込んだ。

 身の回りのものがどんどん壊れていく。寂しいものだ。

 2021年6月 追記 

「通りすがり」さんからコメントを頂き、ビネガー症候群と教えたいただきました。早速直してみました。

 コメントを下さった「通りすがり」さん、本当にありがとうございました。





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