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原発事故と日本産食品の輸入禁止

 原発事故から8年が経過したが、現在でも日本産食品の輸入を禁止している国が数多くある。

 例えば米国の場合、対象県は青森から静岡にまたがり、野生のきのこ類などの輸入を停止しているが、特に福島県に限ると多くの品目が規制されている。

 日本に居住する者としては少々過剰反応ではないかとも思っていたが、最近明らかになってきた日本政府の発表したデータが日常的に改竄されているという報道を耳にするにつけ、諸外国の対応のほうが正しいのかとも思い始めている。本当に福島の食品は安全なのだろうか、政府の発表が信じられなくなってきているのだ。

 それならば実際の放射線量の変化はどうなっているのだろう。原発事故のあとに購入したアドテック社のガイガーカウンターAing-327を引っ張り出してきて2013年06月11日に測定した場所を再度測定した。

 2013年06月11日。



 そして2019年03月16日の値。



 6年前のおよそ半分に下がっているようだ。半減期二年のセシウム134が減少したと考えれば良いのかもしれない。

 それにしても、日本政府の発表するデータは信用できないとの印象を諸外国に与えてしまったことは取り返しの付かないことであったことをしっかり認識し、信用回復に努めてほしいものだ。



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