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映画、ロック・オブ・エイジズ

 封切り2日目だというのに、130人くらいしか入らない劇場に28人の観客。見たい人はさっさと出かけたほうがよい。

 ブロードウエイミュージカルの映画化らしいから、成り立ちとしては映画バーレスクより、映画シカゴに近い。
 
 時代は1987年のロサンゼルス。場所はサンセット大通りにあるライブハウス、バーボン・ルーム。

 心ならずもウエイターとして日々の糧を得ている、ロック・スターを目指す青年。やはりシンガーを目指してロサンゼルスにやってきたが、結局ストリッパーになってしまった少女。ロックの帝王といわれながら、酒におぼれるロックシンガー。そして知事夫人。

 彼らがどん底から這い上がり、やがて本来自分がいるべき場所を見つけるというミュージカル。

 80年代のロックが懐かしい。パット・ベネターのHit Me with Your Best Shotを知事婦人、キャサリン・セタ・ジョーンズが楽しそうに歌っている。そういえばシカゴでも楽しそうだったから歌うのが好きなのだろう。

 酒におぼれるロックシンガーをトム・クルーズが演じていて、そのきれた演技がたまらなく楽しい。

 田舎から出てきた少女はジュリアン・ハフ。映画バーレスクにも出ていた彼女は歌手でもあるから歌も上手だ。

 使われている曲はForeignerのI Want to Know What Love IsやWaiting for a girl like you。



REO SpeedwagonのI Can't Fight This Feeling Anymoreも使われていて、最後はJourneyのDon't Stop Believin'。



 どれも知っている曲だが、80年代といえば私の青春時代はもう遠い昔のことだったから、残念ながらちょっとスイートスポットをはずしているような気がする。これが70年代のロック中心だったら感涙に咽んだことだろう。

 それでも、十分楽しい映画であった。登場人物がいきなり歌いだすというミュージカルに違和感のない方にはお勧めする。

 私としては、もう少し古めの、悲しき慕情、カレンダー・ガール、恋の片道切符、ボーイ・ハントあたりを使った映画を期待するのであるが、、、



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ロック・オブ・エイジズ
9/21公開。最強のミュージカルがゴージャスになってスクリーンに!
http://warnerbros.co.jp/rockofages
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