黄昏が近づくとフクロウは飛び立つ準備を始めます。暗闇で木に激突。最近は夜目、遠目が効かなくなって来ました。
黄昏れたフクロウ
映画、天使と悪魔
話は科学と宗教の対立をテーマにしている。暗黒時代といわれたヨーロッパの中世、科学の芽生えをことごとくつぶしてきた教会、つまりバチカン、に対し今や十二分に力をつけた科学側が反撃をするという話。
なにやらめんどくさそうな話で、それにキリスト教が文化の背景になっていない日本人の感覚では共感できるところは少ないかと思っていたのだが、これが面白かった。
ダビンチコードと同じく、トム・ハンクスが宗教象徴学者を演じている。アカデミー賞前後からトム・ハンクスは面白くなくなってきたが、この映画でのおさえた演技はなかなか良かった。余談になるがトム・ハンクスは1989年のターナー&フーチ/すてきな相棒が一番好きである。
カメルレンゴと呼ばれるローマ教皇の秘書長をユアン・マクレガーが演じている。スター・ウォーズのイメージが強すぎる彼だが、この映画でははまり役で、かっこいい。
そして一番の主役はローマだろう。ローマの観光映画といっても良いくらい。サン・ピエトロ大聖堂はもちろん、ナヴォーナ広場やサンタンジェロ城、パンテオンなどを惜しみなく見せてくれる。
単純な活劇としても見ることが出来るし、テンポもよいので楽しめる映画だ。天使と悪魔、お勧めする。
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