黄昏が近づくとフクロウは飛び立つ準備を始めます。暗闇で木に激突。最近は夜目、遠目が効かなくなって来ました。
黄昏れたフクロウ
映画、デュプリシティ
「デュプリシティ」、ボーンアイデンティの監督兼脚本家トニー・ギルロイの作品と言うことで少し期待して東京日比谷のみゆき座まで出かけた。
ジュリアロバーツ演じる元CIAエージェントとクライヴ・オーウェン演じる元MI6のエージェントが産業スパイとして暗躍する物語らしい。今までの数あるスパイもののパロディになっているのではないかと目をこらして見ていたのだが、、、、、
オープニングではプライベートジェットの前でどたばた騒ぎ。きっちりこれはコメディ映画ですよとシグナルを出している。さあ笑うぞと心づもりしていたのだが、、、、
場面は現在から過去、過去から現在へと飛び回るし、舞台がニューヨーク、バハマ、ローマと飛び回るのもスパイ映画の定石だ。それにカジノのシーンが出てくると、ああやっぱりとクスッと笑ったりする。
それでも結局、大笑いするところはないし、スパイ映画につき物の派手なアクションシーンも無い。カーチェイスも無いのは、最近の景気後退のためトヨタやBMWがスポンサーとして金を出せなくなっているのではないか、などと思いながら見ているわけだから少々退屈してしまう。
プリティーウーマンでイチゴにあわせてモエ・エ・シャンドンを飲んでいたジュリアロバーツが、この映画で飲んでいるシャンペンもモエ・エ・シャンドンだとか、最後にドンペリが出てきた時それじゃ泡だらけだろう、なんてことに意識が行くからまさしくパロディー映画を見る姿勢は十分なのだが、それでも笑えない。
あまりお勧めできない映画の紹介記事を書くのは気分が乗らない。しかし、それではここまで読んでくれた人に申し訳ないので、結末をここに書いてしまおうかとも思ったのだが、、、、、
そんな映画だった。ハリウッド映画がんばれ。
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