昨夜、YouTubeで志ん朝の「芝浜」を聴いた。その所為かどうか知らないが、妙にはっきとした夢を見た。場所は陶芸工房。自分もそこで陶器を作っているのだが、その日はたまたま客が来て、その人が試しに何かを挽いてみるというのである。その客が今活躍中の噺家であることに、まずは驚く。次に驚いたのが、その人が挽く轆轤が陶芸の轆轤ではなく、木工に使う轆轤なのである。轆轤の回転軸が水平で、そこに固めの粘土を差して成型する。そんなことは物理の法則に反することなのでありえないのだが、そこが夢だ。続いて驚いたのが、初めて轆轤を挽くというその噺家が3Dプリンタで作ったような複雑な形の人形のようなものを挽いたのである。夢の中ではあるけれど、それにはびっくりした。そして私もその回転軸が水平の轆轤を挽くことになった。私は素直に碗を挽き、一応形にはなるのだが、その工房の親方のような人から小言を食らうのである。どういう小言であったかは覚えていないのだが、その小言がいちいちもっともで、頑張らないといけないなと思うところで目が覚めた。なんだか知らないが、可笑しくて笑ってしまった。
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